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2010年12月31日金曜日

【無料相談】復縁したい(相手の立場を守ることがキー)

みなさま、こんばんは。

大みそかの夜は、いかがおすごしでしょうか?



師走のすることの多さにかまけて

お返事がすっかり遅くなってしまいまして

誠に申し訳がございません。



【復縁したい】ゆうさんから3回目のお返しが届いています。



「大崎さん、2回目のアドバイスありがとうございます。



実は既に彼に会い、話し合った結果正式に別れました。しかし私はここからがスタートだと思っています。



実は後でメールで友人として繋がれないかと聞いてしまいました。彼は今は将来に向けて具体的に進みたいらしく、私に構っていると目標にたどり着けないかもしれないから、嫌であり、「さようなら」とはっきり言われました。



私も今は期間を置いた方がいいと判断しました。まだ彼に返信していません。」



とのことです。



質問1の答えとしても後述していますが、

おふたりの課題は

「相手のペースを知る」ことにあるように思われます。



お互いに「相手のペースを尊重しながら」どうやって

相手を受け入れていくことができるのかがキーです。



ひとつ私がこれまでのお返しのなかで

気になっているのが、

「彼のゆうさんに対する投影」はあたかも「女神」的であるという点です。



【6の質問に対するお答え】が次のとおりでした。(彼がゆうさんを気に入っていたポイントについて)



****



いい人→わがままを言わない。彼の趣味を邪魔しない。彼を尊重する。

感謝→常に彼の体や仕事の心配をし、彼に愛情を与え続けていた。

尊敬→彼以上に真面目である。上記のことも含めて。



****



それをどこまで人間であるゆうさんが維持しつづけることができるのか、どうかです。

もちろん、この姿そのままでありつづけることができるのであれば

おふたりの関係に問題が生じるとも思えませんが、いかがでしょうか。



そこを「人間であるゆうさん」を彼がありのままに理解する必要がありそうです。

そのことに気がつくには、この彼の場合まだ経験のなかで同じパターンに直面化していく必要がありそうですね。









では応答させて頂きます。

※その前の質問事項を明記しないとわかりにくい部分はコピペしましたが、

なくてもご判断いただけそうな部分は、先の質問内容を割愛しました。







*******************







【質問】



彼にとって「耐えられなくなった」というのは、どういうことですか?



彼は「何」に「耐えられなくなった」のですか?







*******************







1.彼が別れを考えている時に、私が別れたくないという気持ちを出してしまい、嫌になったのだと思います。話し合いの時、あの時は勢いで言ってしまったと言ってました。











▶つまり、彼は自分の言い分にそってもらいたいのではないでしょうか。



たとえ、自分が理不尽だったり、非論理的だったり、



自分の本心とことなっていることに対してであっても。







ひとのこころとは大変複雑です。



自分がどんなに相手にひどいことを言っていると知りながらも



相手を試す【甘え】ともとれるのですがーーー



試練を相手につきつけることがあります。







こころの世界には合理性とかけ離れた次元があります。



どんなに無茶苦茶な自分であっても



「許して欲しい」、「受け入れて欲しい」、という側面です。







私であれば、



彼が別れを考えているときには、



その【意図】を聞き出す努力をするでしょう。







「どうしたの?」



「何かあったの?」



「そんなことを突然言われたら、私もびっくりしちゃう。



同時に私に、あなたに沿うことができていない点があるのだろうから、



それについてきかせてくれる?



私にできることであれば、私も変わる努力をしたいから。



だって、私はあなたのことが自分の一部のように



とっても大切だからよ」







*******************



【質問】



「ゆう」さんにとって、「恋人として付き合うこと」というのは、



どのような状態をいいますか?



*******************







2.連絡を取り合って、会える時には会い、お互いが心の支えとなり向上しあっていける。







▶お話しを伺う限りでは、



連絡を密に取り合っていらっしゃるように思います。



会える時に会うとは、どういうことかをもう少し詳しく教えてください。



心の支えを求めるのであれば、



まずはこちらが



相手を支える姿勢=相手のペースや言い分にそうこと



が重要です。







3.付き合っていた時よりは感情を抑えて接していました。私ももしかしたら戻れるかもしれないと思っていました。



→ここに「ゆう」さんのこころの葛藤を感じられます。

過度に「感情を抑え」すぎずに、適度にご自身を自信もって表現できるようになることで、彼のペースを大事にしながら、彼をだましだまし自分色に染めていくこともできる余地があるわけですが、

ここは今後のゆうさん自身のこころのテーマなのでしょう。







5.付き合おうという言葉が私には必要でしたから、彼がどう思っているのかわからず戸惑いました。



→ そうですね。何か約束事のようなものを求めたがるのも自然なこころの動きでしょう。ゆうさんは「はっきりとした線引き」のなかで物事を選択していかれるかたなのでしょう。ただ、男女が向き合うときというのは、こころとこころが向き合うことになるため、お互いに防衛線があります。こころをどこまで許していいのか? それを確認するためのグレーゾーンを楽しめるようになることも実はとても重要なプロセスのひとつなのですが……。







6.そうかもしれません。私には何か足りなかったと思います。それをこれから見つけたいです。



→そうですね、はっきりと見つけられるといいですね。







7.女性から積極的にいくと後で良くないのかなと思いました。



→ これは必ずしもではありません。相手の反応によりけりです。

相手のペースを尊重することは大切ですが、自分の気持ちを抑えすぎるのも不自然です。積極的になることと、相手のペースを無視することは異なるのではないでしょうか。男性が嫌悪するのは「積極的」さではなく、「自分のこころのペースが乱される」ことだからです。



8.彼の携帯の通話機能が壊れたが、そのまま忙しいという理由で携帯を変えてもらえなかった。確かに仕事で余裕がなさそうだったが、こういう所から彼の気持ちが冷め始めたのかと感じました。





→きっと本当に忙しかったのでしょうね。プラス彼にとっては携帯の通話機能を直すことは、仕事を守り通すことにくらべたら、そこまで重要ではなかったともいえます。ともあれ、壊れた携帯電話を変えるほどの精神的なゆとりがなかったことは確かなのではないでしょうか。これを「気持ちが冷めた」ととらえると、本当にそのプロセスははじまってしまいます。

「本当に忙しいのね。無理しなくていいわよ」と

彼を守ってあげるスタンスを貫きとおし、

彼を信じるこころを温めつづけることで

そのプロセスとは異なる道が発生することが想像できます。







9.別れ話になった時、電話で伝えました。彼は「わかったけど、普通は連絡を取らなければ気持ちが離れるから理解しがたい」と言っていました。



→「理解しがたい」の続きは何ですか?だから、どうだというのでしょうか?

彼の言い分をもう少し詳しく知りたいです。



最後に会って話した時に聞いたのですが、彼は私と会った日付や日数、行った場所などを私より割と覚えおり、私が書いた手紙も読み返して泣いたと言っていました。 そういうことを付き合っていた時は知らなかったので、それを聞いていたら信じられていたかもしれません。



→そうですねえ……。そうだったのですねえ。感慨深いものがあります。

彼も表現したほうがよかったのですが、

おふたりの深層に隠されたテーマは「信じる」なのでしょうね。







10.彼が会って話したかったことは、私が彼との関係を結婚も含めてどこまで真剣に考えていたかということ。



会って別れる理由を明確にして、お互いが納得した方がいいと思ったそうです。



結局彼の気持ちはほぼ決まっていたので、私は従うしかありませんでした。



→ゆうさんは「結婚」のお気持ちはなかったのですか?





以上、このお返しを読まれて、



「どんなことが一番気になるか」を

最後にお答えください。



お返事をお待ちしています。

2010年12月23日木曜日

1/4(火)・1/16(日)夢をかなえるコラージュセラピーのワークショップを開催します



新春! 新しい自分にパワーをチャージしよう

夢をかなえる
コラージュセラピーの
ワークショップ



来年
2011年1月4日(火)/1月16日(日)
13時~16時

にて行います。


***


1年の計は早いうちにかためてしまいたいものです。

頭で思いをめぐらせて見つけるプランも素敵ですが、

私たちの意識レベルだけでは掌握しきることのできない、

「未知なる私」もふくめて考慮にいれる、ヴィジョン設定はいかがでしょうか?

よりいっそう深い部分からのパワーアップを期待することができます。

***

 このワークショップでは、

ひごろ慣れ親しんでいない「未知なる私」につながることをサポートしつつ、

「本当の私」や「新しい私」、「深淵なる私」からのメッセージもキャッチしていくことをガイドします。

インスピレーションにまかせながら、自分に秘められた「知られざる可能性」の扉を開く、

アートセラピーレッスンでもあります。

***

 「私ってこんなことを実は望んでいたんだ!」

などと新しい発見があることはうけあい。

スッキリとしたカタルシス効果も大です。

セルフケアのひとつとしてもおすすめです。

ぜひふるってご参加ください。




fioreがサポートするコラージュは、

直観だけでみつける夢の地図です。

今のあなたにジャストな「今を生きる知恵」がほしくなったら

不思議の国のアリスのように

いっしょにその夢の世界にもぐるのがキーです。

このワークショップでは、あなたもアリスになって、

その答えを一緒に見つける旅にガイドします!

さらに、この夢の地図は、まだあなたのなかに眠っている

本当の可能性と新しい才能を教えてくれる、すぐれものです。


【制作ステップ】

1:「テーマ」を決めます。
  愛、パートナーについて、夢、家族、仕事、お金、子供、幸せな自分像……
  なんでもOKです。
  ※ちなみに、写真の作品のテーマは
   「もしも再婚すると仮定したときの、自分の両親への想いを深く見つめる」でした。

2:「テーマ」にそって、その「テーマ」について感じられることを自由に味わいます。

3:そこで感じ取られた「エネルギー」を連想しながら、その感覚にしっくりとくる
  「素材」を直観で選びます。


土台となるペーパーや飾りとして
組み合わせたいペーパーをチョイス

「テーマ」に対してピンとくるヴィジュアルを
洋雑誌からピックアップ。
もちろんあらかじめご自身で
「ぜひこれは使いたい」という
ヴィジュアルをご持参いただくのも大歓迎です。

リボンをプラスすると
立体的な雰囲気とやわらかさが加わります。




















シールもたっぷり!
















4:ベースになるペーパーをA4サイズにきりとります。

 














5:ふせんであらかじめマークをしておいた
  雑誌のなかの欲しいパーツを切り取ります。
















6:選んで揃えた「素材」をレイアウトします。


7:選んだ「素材」を好きな形にダイカットしてもOK! 















8:レイアウトしたとおりに糊づけします。















9:自分の気持ちにそって「自分へのメッセージ」をひもときたいかたは
 レターペーパーもいっしょに組み込んでもGOODです。
(当サロンには、たくさんのレターセットもご用意があります)



←レターペーパーを組み込むと
  こんな風に「メッセージ」を書き込む
  スペースが。










 
← 編みあげられたデザインを味わいながら
   言葉を探していくと、
   ひごろ頭だけで知覚している
   想いとも異なる
   もっと深い気持ちが現れやすい。









10.できあがり!(額をカタログから選びます。後日手配して郵送します)
















← 額のカタログです。ずらり!
   イメージにあうものを選びましょう。













11:できあがった作品を前にしながら、心理ワークをします。


【作品例】 どれもその方の今にとって、大事なテーマが浮かび上がります。
       直近で目指すとよいエネルギーがヴィジュアルとして現れます。















































【ウリ】

可愛い贅沢素材をふんだんに用意している点。

外国雑誌や銀座伊東屋の直輸入ペーパーなどを多数揃えています。

より豊かで美しい、自分だけの夢の世界にであえます。

「夢をかなえるためには、
やはり素材も夢のあるものじゃなきゃね!」

という心理セラピスト大崎智代子の

「心理セラピーでは、
 いきいきとした心の動きを大切にしたい」想いに基づきます。


【こんなひとにおすすめ】

・新しい自分にバージョンアップしたいひと

・かなえたい夢のあるひと

・願いをかなえるための羅針盤を手にしたいひと

・自分に隠された「本当の欲求」を見つけたいひと

・変わるための突破口を見つけたいひと

・かわいいものが好きなひと

・心理セラピーに興味のあるひと

・2011年の進むべき目標や指針を明確にしたいひと

【日時】
2011年1月4日(火)13時~16時

2011年1月16日(日)13時~16時






【場所】

赤坂カウンセリングサロン fiore

【定員】 6名


【料金】1万0000円/税込
※内訳:ワークショップ代5000円・材料費2000円・額代3000円込
※額の郵送代別途840円~890円

【お申し込み・お問い合わせ方法】

contact@fiore-salon.com まで


●「参加希望」のむね

●お名前

●ご連絡先住所

●ご連絡先お電話番号

●ご連絡先メールアドレス



をご連絡ください。



★参加費用をお振込みいただく先の銀行と
詳細についてのご案内をいたします。


以上、みなさまのおこしを心より楽しみにお待ちしています。

素敵な新年にしましょう!

2010年12月21日火曜日

うつは「新しい自分を見つける」チャンス~こころの曼荼羅を見つけよう~

今週の御仏花から。花びらの一枚一枚があるから、
そのあるがままの美しい姿があるように。
みなさまの花びら一枚一枚をていねいに
見つけだし描きだすお手伝いをするのが、私のお仕事です。
みなさま、こんにちは。

先週「うつは新機軸のチャンス!」とお伝えしました。

そのなかで「後日」とさせていただいていた

私の先々週のプチうつ脱出のプロセスを

きょうはご紹介します。

答えはかの名曲中の名曲!
「Let it be」の秘密を知ったことにありました。(私の場合です)

暗中模索をしていた作者のポール・マッカートニーさんは当時、夢のなかで亡くなった母親から「let it be」と諭され、それを曲にしたのだというエピソードがTVで流れていました。そうしたら、世界的な大ヒットにつながったのでした。

精神分析的に申し上げますと、

大ヒットする作品というのは、
深い無意識にしっかりとつながることのできたものから生まれ出でると考えられます。
なぜならユングのいう「集合的無意識」にがっつりとアクセスすることになり、
すなわち、同時代同社会を生きるひとたちの無意識下におなじように眠っているものに
まきをくべることになるからです。
まさに「魂に火をつける」!です。

私のうつの原因は、

長らく慣れ親しんでいた自我の信念(ビリーフ)である
★私は再婚するのだ!むふふ。
とか
★私は子供も産むんだし。むふふ。
とかいった
シナリオが
どうも私の「自己(セルフ)」や「魂」には用意されていないようだということを
知ったことによる、幻滅と失望と絶望感にありました。

私は心理のセラピストですから
おそらく心理の世界に親しんでいない方にくらべて、
「魂」の脅威を大いに畏怖しています。
私たちは確かに無限の可能性を秘めた存在ではありますが
同時に
千差万別のおのれの「魂」以上になることはできません。

(※多くの自己啓発書が、この大事なポイントに触れていないことに
私は声を大にして反発したい!
なぜなら私のもとを訪れるクライアントの多くは
すでにたくさんの自己啓発書を読んだ後のかたがたであり、
自己啓発書を読んでもちっともどうともならないという疑念を抱いているかたがただからです)

「自分を知ること」

とは「自我」のレベルで、意識のレベルで、思考のレベルだけではありません。

自我や意識や思考ではとうていびっくりな
「自己(セルフ)」のレベルや「魂」のレベルで見出すことも重要です。

そして

「うつ」の現象は、

「もしもし、●●ちゃん、
あなたの魂はそっちではありませんよ。
間違えないでくださいね」

という隠されたメッセージであり、

そのメッセージを汲みとることができる時に、

ひとは心底からの「幸せの一途」につくことができるようになります。

さて、私の場合に話しを戻しますが、

意識レベルでの解析を行うと、
私が「家族」や「家庭」、「子供」を望む意図として

★愛する対象が欲しい

ということが想定されます。

であるなら、私は愛犬もいるし、

大勢のクライアントもおみえになられているし、

ありがたいことに両親も健在です。

愛を向ける対象はちゃんとおります。

それでもどうにもこうにも
身体反応はあいかわらずです。
重い。気力もダウン。
この意識レベルでの解析だけでは、お話しになりません。

そんな折に、Let it be のエピソードを耳にして、

スコーンと抜けることができたのには、


****

私の(魂が)本当に望んでいることは、

この「集合的な無意識」につながりたい、ということであり、

そこに「(真の)家族(ファミリー)」を見出したいのだ

****

ということを悟ったからでした。

血縁を超越した真に感じあえる家族を創りたい。

これが私の本当の安らぎの形のようなのです。

この話を私の師匠に申しますと
案の定「瀬戸内寂聴さんのような」と言われまして、

「あれええ、やっぱりぃ!?」と
がっくりうなだれるのでありました。←肉体レベルの声。



ちょうどそのころペ・ヨンジュンさんが来日していて
ファンのみなさまを「家族」と呼んでいらっしゃったので
「ギクリ」としました。


おそろしいことに、
私の魂は、これを実現しないかぎりは、
けして幸せを感じることがないのだ、と知ってしまったのです。


嗚呼。大それた魂……。←肉体レベルの声。


(私は幾度も自分の心理セラピーのなかで、
「私は、降りてくる肉体を間違えた。
こんな利己的な自我じゃ、ちっとも前に進めない」という
魂の怒りの声に直面化しています。とほほ
ちなみに「とほほ」、といっているのは肉体レベルの私です。苦笑。
私の人間としての苦悩は、
この自我と魂のすさまじいかい離にあります。
それを引き受けるために、私は論理的に
精神の世界をこつこつと体験的に学ぶよりほかなくなりました。
論理的に体験的に、腹におちたときようやく
諦めがつくようになった次第なのです。とほほ←肉体レベル)


さらに、この感覚を自分のものとして
駆動できるようになるには、

自分の「こころの曼荼羅」を見つけることが
大変重要なキーとなります。

曼荼羅とは、
自我も自己も、
その境界線がない境地です。

自我と自己が
分離したままでは、
結局は「どっちを選択するのか?」という
せめぎあいと苦悶が続きます。

ところが、曼荼羅の境地にいたることができると
まさに「平安」のなかを進んでいくことができるようになります。

この曼荼羅ぞ、ME!!! 

けしてぶれることのない核心ともいえます。

この感覚を私がいかにしてつかんだか、
また次回にご紹介させてください。



そしてこれが、私の「あるがまま」  let it be 

だって、もはや、こんな自分なんだから、しょうがないじゃん!

…というわけで、きょうもこのような
「新しい自分」のための時間が待っています。

一歩一歩、身を引き締めてまいりたいと思います。

たくさんの方のこころの平安をお祈りいたします。←魂レベルの声ですw

2010年12月18日土曜日

うつにもっと愛を!~変わることも愛~

私のルームには20世紀の巨匠
ピカソの絵(左)とシャガールの絵(右)とが。
ふたりとも変容し続けた方です。
画風にも表れています。
私もこの2年で大きくエネルギーが変わりました。
明日、あらためて顔写真を撮り直しに
プロの撮影所にでかけます。
みなさま、こんばんは。
きょうは、ファミリーセラピーを通じて感じたことについて――

正確には、ご夫婦の関係がテーマなのですが、
カップル関係とは、
子供ができたあとに変容しますので、
そこで浮上するエネルギーを取り扱うとき、
とりわけお子さんも同席なさる場合は、
そのお子さんのアティチュードは、
そのカップルの関係性にも大きく関与しているものですから、
私の場合、ファミリーコンステレーションのセラピーとして捉えさせていただいています。

さて、その内容は当然、控えたいのですが、

そこで私が「感じたこと」をここに。。。


愛にはいろいろな形があります。
求めあう愛、
奪い合う愛、
与える愛、
捧げる愛、
許す愛、
認める愛……。

そして私にはそれらのどれもが正しいと感じられます。
どの愛が勝っていて、どの愛が劣っているとは思いません。

「ありのまま」の声は、どれもこれも尊重に値するものだと私は思っています。

なぜならすべてはその方の大切なこころの動きのひとつだからです。

だから、私は、
クライアントの方々と向き合うとき、
本当にこころから、
願うのです。


たとえ相対立する声であったとしても
あらゆる言い分の願いどおりに
かなえてさしあげたい。

と。

できることであれば私が本当になんとかしてさしあげたいと。

けれども残念ながら、

ふたつ以上の異なるエネルギーが存在するとき
(人間でいえば、ふたり以上の人間、
個人の問題でいえば、ふたつ以上の想い)

必ずやどこかで「調整」が重要になります。

同じベクトルに向かって進む、
異なるエネルギー同士であるうちは
問題がないのですが、

そもそも異なるエネルギーですから、
ときに違った方向を求めあうことがあったとしても
自然な運びでしょう。

そのときに道がわかれます。

ひとつは
自分のエネルギーの在り方を押し通す道です。
自我を押し通す道、ということもできるでしょう。

するとどうなるか?
ふたつのエネルギーが、衝突をおこします。
そのつもりがなくとも、傷つけあわないわけにはいかなくなります。
一般的には、ケンカや戦争がこれですね。

もうひとつは、
他方が他方を哭して
他方が他方に同化させる道です。
これを持続させていると何が起こるでしょう?
将来的には、
同化させつづけたエネルギーのほうが、爆発かダウンをおこすことでしょう。
爆発は、一般にキレること。
ダウンは、一般にうつのことです。
そして、哭している側は、
他方が、この爆発かダウンを引き起こすまで
しつこく哭し続けることになるでしょう。
ここには一人の人間の力では到底、自覚しにくい
「無意識の意図」が介在しています。
愛情や注目を得るための無自覚な戦略ともいうことができます。
それが、本当は相手を傷つけ、自分をも傷つけることになるというのに……。

さらに道は、もうひとつあります。
ともにエネルギーのパターンを変容させていく道です。

そのためには勇気はいるでしょう。
愛もいります。
優しさや寛大さも必要です。
自分自身に対して。相手に対して。
ひとつの言い分に対して。もう他方の言い分に対して。

なぜならそのエネルギーが長らく慣れ親しんだパターンを
手放すプロセスに突入しなければならないからです。

私たち――すべてのエネルギーは
予測可能な状態を維持しようとする
ホメオスタシスの機能をもっています。
恒常性維持の働きです。
(過度なダイエットをするとリバウンドしちゃう、あれです)

けれども誤解や心配をしていただきたくないのは、
「エネルギーを変容」させる目的は、
他方のエネルギーに「迎合」することではありません。

そもそもそれは2番目の道でしめしたとおりに、
私たちは私たちの魂以上になることはできませんから、
別物のエネルギーに同化しつづけることには限りがあります。

「エネルギーを変容」させる目的は、
Win-Winです。
協調です。
ともに笑顔になることです。

ですが、ビジネスほどクールで合理的にはいかないのが
こころの世界です。

なぜ私たちはかくも慣れ親しんだエネルギーのパターンを
手放し、新たに再構築していくことに、抵抗を抱きやすいのでしょうか。

人間という存在の構造そのものに、
不可思議さを感じるほどです。

要は、そこに「抵抗」が生じるのが自然というわけです。

これに対する私なりの答えとしては、

「自分が負った人生のシナリオ」に対する

「勇気」と「愛」がいかほどであるのかが

試されているのだという考えをもっています。

それはひとつの闘いともいうことができるでしょう。

第一の道のように相手と意見を闘わせることではなく、

自分自身の変容のためのストラグル(闘争)のことです。

そこで求められるのは「柔軟性」です。

しなやかに自分を手放し、自分の真の意図と希望にむかって

いかにやわらかに自分を新たに創りなおしていくことができるかどうかです。

このとき「うつ」がやってくることも少なくありません。

なぜなら一昨日のブログにも書きましたが、

慣れ親しんだ精神構造がいったん死を迎えることになるからです。

ですが、

死をむかえ、いったん闇の地にしっかりととどまりつづけることで――-

このとき、母の子宮に守られるような

母なるものに抱かれるような体験が
私たちの精神には大変不可欠ですが。
それはこころある心理のセラピストのような
こころの底から寄り添い、守ってくれる存在です――-

私たちは新たな自分、真の自分、

まわりも笑顔になる自分を、この世に生み落とすことができるようになります。

新たな生命、誕生です。

第二の生を生きることができるようになるとき、

自己の実現は加速化されていきます。

ここにいたるときひとは堅固な自分という名の城を守りとし、
世界を軽やかにひらり、果敢に越えていくことができるようになります。


そして、
この境地にたどりつきたくても、一人ではどうにもすることができずに
もがいているかたは
おおぜいいらっしゃることでしょう。

(なぜなら、こういった精神や心理の構造の秘密についてや、
健やかな精神のために必要なことについて
一般的にはつまびらかにされていないし!)


そして世間で一般化した「うつ」現象に対して
ふたをしたり、薬物でやっつけ治療をしたり、
のけものにしたりしつづけるかぎり、

私たちは永遠に相克の苦しみの中をさまよい続けることでしょう。

なぜならその精神エネルギーのパターンは
ふたたび同じ構造を保ち、また別のエネルギーと
衝突をはかろうとしつづけるからです。

…と脅かし調で締めくくるのはなんとも居心地が悪いので、

ストレートに言い換えますと、

うつにもっと愛を!

そのためにも

変わる勇気を!


こんなせちからい社会のなか、
苦しいのは一人ではないことは確かで、
だからといって
「皆も大変なんだから」と
このブログを読んでくださっている
あなたの苦しさにふたをしてほしくありません。


このブログを読んでくださっている
あなた自身のこころからの笑顔のために、

変わるって愛のひとつの形ですよ。

とお伝えしたい。

これが今日のファミリーセラピーを通じて
いちばん感じたことでした。


だから勇気をだして!

ひとりじゃ勇気もままならないことは多々あるでしょう。

(だいたい、どのように変容していけばいいのかも
わからないことはたくさんでしょうし)

そんなときはぜひあなたが「いいな」と感じた

心理療法家を頼りになさってみてください。


LOVE&PEACE

BE YOURSELF!

2010年12月17日金曜日

一瞬にして幸せ心地にしてくれる本『昨日よりも 今日よりも』

みなさま、こんにちは。

生きていると、いろいろな気持ちがマーブル状になって、
しんどくなることはありませんか?

そんなとき、私はこの一冊を手にとります。

『昨日よりも、今日よりも 4001の小さな幸わせ』
バーバラ・アン・キッパー著 岡村孝子訳

18年前にでたものです。
当時、雑誌の書評などでも
ちょっとした話題になったので、
記憶にあるかたもいるかもしれません。

私は大学1年生になりたてでした。










あなたは幸せですか?

と問われて、「はい!」と
胸を張って言えるひとに私は憧れます。

なぜなら私は煩悩の強いひとりの人間だからです。

「もっとこうなったらいいのに」
「どうしてあのひとは私の慣れ親しんでいる方法で対応してくれないの?」(ようは、私の思い通りにどうして動いてくれないの?)
「◯◯さんにくらべて、私ってなんてみじめであわれなのかしら?」

ーーーもちろん、理性ではわかっているのです。
どうにもなりゃーしないじゃないかということを。

そして、こころとは不思議なもので、

理性で制御しようとすればするほど

地団駄を踏んで、暴れてどうにも収まりの悪い想いの
囚われの身に、私たちを導いてしまうのです。

ところが、この本をみていると、

もしかすると
こころが地団駄を踏むことも

また
幸せのひとつなんじゃないかなあと

感じせてくれるからすごいです!

この本には、著者であるバーバラさんが
IBMなどで辞書の編集者としてがんばってきた20年間分の
「幸せ」がつまっています。










「ネコとともに目ざめる」
「家庭的なふれあい」
「日曜の午後。ベッドにくるまて夜明けまで本を読む」

から

単純な単語、

「男の人たち」

といった、え?こんなものも?と驚かされますが、

確かに、それもまた「幸せ」といえば「幸せ」。


さらには、

むしろそれは不幸では?と首をかしげたくなる様なものもありますw

「辛辣な話」

とかね。


訳者の岡村孝子さんは、
こうつづっています。










バーバラさんは「人生、楽ありゃ苦だってドンッとあることを誰よりも感じている人かもしれない。でも、毎日を減点法じゃなく加点法で過ごしている。それは、幸わせの数をかぞえたほうがお
トクという、美しくも尊い方法です」

とにかく4001コもズラリと並べられた
幸せの瞬間の数々は圧巻です。

毎日が愛おしくなること必至です。
見ているだけで、一瞬にして幸せ心地になります。
(こういう本をつくるひとは、私は天才だと思う)

私はこの本を恋人と一緒に眺めながら、
いっしょに感じあうのが大好きです★

「これ、いいね」
「あ、このフレーズ素敵」
「これ、わからないなー」

などと肩を並べて
ささやきあうのです。
お互いの幸せの基準を知りあうことができるのも
なんとも魅力です。


そして、そんな風にたとえロマンティックな時間を
得ることは、私の日常では
ごく限られた一瞬しかありませんが、

そのことをふりかえり、
こうしてこの本を手にとり、

みなさまにもご紹介するために、

朝の木漏れ日に照らされるこの本を
デジタルカメラでパシャリとおさめて、

いそいそと北関東での出張カウンセリングに
朝早くからでかけていくこともまた

このうえない幸せなのだと、

安らかな気持ちで
今日の日を過ごしています。

今日みる車窓からの景色はこころなしか
いつもよりも明るく感じられます。

@小山の出張カウンセリングから戻る「やまびこ」
iPadから送信


2010年12月16日木曜日

うつは新機軸のチャンス!

12月に入り、テーブルに用意しました、キャンドルたて。
ローズモチーフにきらきらがまぶされているので
自然光にやわらかく瞬きます。
灯は、私たちのこころの内奥を照らし出してくれます。
みなさま、こんばんは。
久しぶりのポストになりました。
お待ちいただいていていたかたは、ごめんなさい。

じつは・・・わたしはこの1週間ほど、
「うつ」の領域にもぐっていたのでした。

うつですから、
なまりのように体が重くなり、
いうことをききません。

臨床のときだけ、ある一定の次元に入ることができるようにセットされているので、
ケースについては支障はおよばないものの、
ケース以外のこと(ブログを書くこととか)に対しては、
まったくいただけるものではありません。

きっかけは、自己洞察を深めるプロセスにおいてです。

私の仕事は、
クライアントの意識できている世界と、
クライアントもまだ気づいていない深い無意識の世界、
それぞれの次元で
そのクライアントを補うのに必要なものが何であるかということを
見極め、それをクライアント自らに気づいていただき、
自らの「生きる糧」としていただくサポートをすることにあります。

とはいえ、臨床家も人間です。
訓練をつまなければ、その感性と頭脳によって
探知できる領域は、たかがしれています。


それがため、
私にとって「腕を磨く」ということは、

意識できる世界とは程遠くに在る、
「深い無意識の世界」を統合しつづけていくことになります。

私たちを取り囲む未知なるものに
日々、挑戦しつづけています。

「知られざるおのれ」にどこまでも開かれていくプロセスを
日々、惜しまず、推進しております。


うすうす、日常的な現象を洞察しながら、
「なんかおかしい」と思われるシグナルをキャッチしていたのですが、

あることがらを題材として
(ここではあえてそれについてはふれません)、
それについて真っ向から取り組むのです。

夜、見る夢のお告げも、そのうちのひとつです。
意識では「えええ?」なメッセージであっても、
積極的に、自分のものとして「行動化」できるように
いそしんでいます。


そんなこんなで、私の今回のプチうつは、

「いちばん恐れていた自分の魂の真実」を見つけたことによります。

その「魂の真実」をいったい
どのように受け止めたらいいのか?

わからなくなって、
どんよりとふさぎこんでしまっていたのでした(T-T)


※「無料相談」をお待ちいただいている方、ごめんなさい。

それは
「私の魂は、(いわゆる一般的な)家族も子供も求めていない」
という真実でした。

がーん。
…というのは、自我レベルで
私が37年間、慣れ親しんできた声です。
驚きです。衝撃です。

私は再婚も、子供もできれば望んで
今までがんばってきたつもりだったからです。

けれども
現象界で「おかしいなあ?」と首をかしげたくなったのは、

どうにもこうにも
私の「こころが動く」対象は、
私が「家族や子供」を持ちえないような事象・できごと・人物ばかりなのです。

おかしい!こまった!

ということで、内部にもぐってみたところ、
そんな魂の真実を見つけてしまったのでした。

おかげで、意識界でがんばって生きている
自我は、深い泥沼のどん底まで落ちていきました。

おん、おん、泣きもしました。

「ああ、無情」だ。

人生は、なぜかくも無情なのでしょうか。

なぜ自我の声と、魂の声は、
かくも一致しないのでしょう?

自我と魂。
それぞれが追い求めている事象が
あまりにもかけ離れていて、
私は途方にくれるばかりです。

そして、とことんその深い「うつ」の闇

――‐自我の叫び――‐に

もぐりつづけていました。

「自我」は、よもや「おまえのスピリットは死ぬがよい」と
死神に「死」を宣告されたも同然だったからです。


そう、「うつ」は、「それまで固持してきたある一定の精神の死」が
待たれているときにやってきます。

そして「精神の自殺」ができるものは幸いです。
むろん勇気もいりますし、
願わくば、そばで支えてくれる存在も必要でしょう。

残念なことに、その「精神の自殺」できない場合に、
肉体的な自殺を選択する過程に入ってしまうようです。
それがために
年間に3万人を超え続けて10年以上が経過しているというのが、
昨今の実状です。

さて、話を戻して、
そんな私のうつですが、


ある言葉をきっかけに、

リフレーミング(捉え方の枠組みがつくりかえられること)されていくことになりました。


それについては、明日また続きとしてポストします。

今日、お伝えしたかったことは、

① うつは、新しい自分、より洗練された自分に出会うチャンスである、ということ。

② 「①」を見つけるには、「うつ」の「言い分」に
どっぷりとつかって耳を傾けていくことが不可欠であること。

③ 「うつ」を邪魔もの扱いしたり、なかったことにしようとしたりするのは言語道断です。

④ 「うつ」に振り回されて、自我のおもむくままに、
人生の大事な決断をするのは避けること。

(※離婚や、転職などのこと。

私はあやうく恋人を
傷つけるような罵詈雑言を投げつけそうになりました。
くわばら、くわばら。よかった、ふみとどまって。ほっ)

⑤ 「うつ」が意図しているのは「古い自我の精神パターンの自殺」であるということ。
しかも単純に「古い自我」をめった切りにすればいいというものでもありません。
「古い自我のパターン」の言い分も探り当て、受け入れながら、いかに昇華させるのか。
これが課題となります。

日本人はとかく独立自尊の精神が旺盛なせいか、
この領域をも、克己心を持って立ち向かおうとしやすい傾向にあるようです。
それはそれで素晴らしい精神と私はこころから日本人の魂を愛しますが、
残念ながら、西欧文化や西欧的な核家族化がすすんだ昨今の日本においては、
個人の力ではどうにもならない領域と思われます。
腕と心のある心理療法家のサポートが不可欠です。


引き続き、ご愛読いただけたら幸いです。

みなさまのご多幸とこころの平安を
魂の底から願ってやみません。

2010年12月8日水曜日

腹からの自信~早稲田での就職支援セミナー










みなさん、こんばんは。
きょうは、先月末に行った
早稲田教育センターでの
就職支援セミナーについてです。

「今までハウツーを中心に学び、
そこから答えをみつけてきましたが、
大崎さのお話によって
本質的な大事なことを教えてくれてありがとうございました」

とは、後日、
受講くださった学生さんからいただいた
感想メールです。


どうもありがとうございます!


私がお話ししたことの
結論からいうと、

「腹からの自信」のなき、
夢物語や、
コミュニケーションノウハウ、
自己プレゼンテーションは、

無意識に相手に伝わってしまうものです。

だから、

「腹からの自信」を感じられる話題で
プレゼンテーションしましょう。


みなさんは、このひとに「お金を渡してもいいな!」と
感じられるのはどのようなひとでしょうか?

誠実さ、明るさ、正直さ・・・。

価値観によって、じつにさまざまなポイントを
あげられることはできます。

その一方で、これらすべてのファクターを
支える、重要なエッセンスがあります。

それは、

「このひとがいいな!」

という安心感を相手に感じさせられるか、どうかです。

その「安心感」を相手に感じさせられるものが、

発信者の「腹からの自信」です。









どんなに理路整然と、立て板に水のように
弁舌をふるうことができたとしても、
それが「腹からの自信」に支えられていなければ、
相手に見破られて、見向きもしてもらうことはできません。

某会社の人事部で採用をしていた友人のセリフが
私には印象的でした。

「自信のある人間は目をみればわかる」
「自信のある人はいい顔をしている」

というものでした。

面接官に対して、
企業の担当者に対して、
プレゼンテーションを行う相手に対して、

あなたがくりだしている、その言葉は、
「腹からの自信」に支えられているものかどうか?

参加くださった訓練生たちに
検討してもらいました。

もしも今、その「自信」を見失っていたとしたら?

ヒントは子供時代に眠っています。









子供時代に好きだったこと、
夢見ていたこと、

などをふりかえるワークをしてもらいました。

荒唐無稽だと思われてもいいんです。
そこに「あなたらしい自信を花開かせてくれるエッセンス」が眠っているからです。

私のあるクライアントは、
「お姫様」になることを夢見ていたのだそうです。

なんて素敵な夢なのでしょうか!
私は感激しました。

そして、その人の夢見た「お姫様」とは
どの要素から成っているのかを紐解いてもらいました。

そこには天真爛漫さや、人の注目を集めたいという想いが
隠されていました。









だから私は支援しました。

どのようにすれば、
大人になったこの現実で
天真爛漫さを発揮して
人の注目を集めることができるようになるのか、
ということを。

このかたは、バリバリの公務員職についていらしたのですが、
体調を崩して、仕事をやめました。
そこで見つけ直したのは、
「自己表現を活発にして、
人の賞賛を集められる舞台のうえに立つ
プロセスに入る仕事を探し直さなくてはいけない」
ということでした。

この方は今、翻訳の世界で活躍されています。
「腹からの自信」をもって語ることができるようになったので、
まさに夢だった「人の注目を集める」こともできるようになりました。

また、このセミナーでは、
ライブでセッションを行いました。

訓練生のおひとりにご登場いただき、
これまでに楽しかったことや
子供のころの夢をお話いただきました。

けれども、聞き手である
私の胸に深く飛び込んでくるものが
感じられませんでした。
「おや?」と
疑問に思っていたら、
ご本人も
「この辺りは、たくさん
考えつくしてきているところなんですけどね」
とおっしゃいます。


そこで私は切り口をかえました。

「最近、わくわくと楽しかったときのことについて
教えていただけますか?」

すると、マクドナルドでの
アルバイターとしてのお話をしてくださいました。
逆境にありながらも、
創意工夫を凝らしながら、
最終的には、業績向上につなげたエピソードでした。

そこに、
その方のファイト魂や反骨精神、
頭の良さを見て取ることができ、
「ほほー、なかなかやる方じゃないですか」と
私の心は動かされました。

実際に、その方の話ぶりを見ていると、
自然と、手が動き、膝が外に向かって
そわそわとうごいています。

まさに、その方の「腹からの」エネルギーが
外に向かって出ようとしています。

ほうっておいても
無意識に体がうごいてしまうほどの話は、

伝える力があります。

なぜなら、話し手自体も感動しているからです。










人を動かし、
人の信頼を得て、
お金を引き寄せる存在になることが、

就職活動を成功させるキーですが、

就職活動のための
ノウハウやロジックから逆算して

さもありなん自己PRを編み出すよりも、

真の自己に従うことのほうが、
はるかに就職採用率を高めることでしょう。

なぜならそれこそがオンリー1のパッションであり、

たくさんの人間の話を聞き尽くしている
人事担当の

「お!」と気を引く

独創性と独自性の高いメッセージを
発信することになるからです。

「こんな大変な時代なんだから、
自分らしさを出していられるか!
郷にいれば郷にしたがえ、なんだよ」

と反論する方もいるかもしれません。

それが「あなたらしさ」であるのなら、
その道も正解でしょう。

けれども「本当はもっと好きなことがある」というとき、
その想いにふたをしきることはできません。

なぜならーーーユングの言葉をかりますがーーー
私たちの無意識はいつなんどきも
現れたがっているからです。

いつか必ず、何かのトラブルの形として
現れ出ます。

人間関係、キャリア、健康、お金などの問題にです。

何かの問題に直面化したとき、
嘆かなくていいのです。

無意識に隠されてきた「意図」を見つけ出す
チャンスがやってきたしるしだからです。
それはあなたがあなたらしく生きるための
宝物を掘り起こすタイミングでもあります。

ただちょっぴりやっかいなのは、
「それ」はひとりで見つけるのが難しいという点です。

なぜなら現実的な目的のために、
いったんは「隠す」必要のあったものであり、

こころの奥深くで鍵をかけられて
息をひそめてしまっているからです。











ポイントは
その鍵をいっしょに掘り起こして、
こころの奥深くにある開かずの扉に
鍵をさして、ギーッと重い扉を開ける介添人を
見つけ出すことです。

こころある心理療法家が
そのチカラとなります。

転職や就職くについてもお悩みのかたは、
ぜひあなたが「いいな」と感じる
心理の専門家のもとをおたずねください。


2010年12月3日金曜日

【ラジオ語録】年賀状&年賀メールは「心を動かして紡いで」

右からパーソナリティの長瀬真さん、
コメンテーターで経営コンサルタントの奥井規晶さん、
そして私です。
みなさま、こんにちは!

今朝は超大雨!!!

みなさん、出勤時はいかがでしたか?

私は、朝の8時入りで
ラジオ日本AM1422KHZ
「長瀬真のおはよう!スプーン」
ゲストでお招きいただいたのですが、

スタジオの最寄駅である神谷町一帯は、
河の町と化してました(T-T)
びっくりしました。



さて、私は、こちらの局のこの時間帯は、
今年の3月まで隔週金曜日に
レギュラーでコーナーを持たせてくださっていたのですが、

実にひっさしぶりにスタッフの方々との再会でした☆

楽しかったぁ~。

お題は「ナイスな年賀状や年賀メールのヒケツ」でした。

お話しした主なポイントをざっとふりかえりログしますね。

まず長瀬さんからの最初の質問!

「大崎さんが年賀状で意識していることはどんなこと?」

まあ、実際に私から年賀状をもらったことのある方の手前、
そんなに大それたことを申し上げるのもしのびないのですが、
私なりに、気をつけているのは、

中央にいるのは構成の作家のR.Tさんです。
みんな優しくて良い方たちで
私は大好きなのです。
「どうしたら相手を気持ちよくさせられるだろう?」


「どうしたら相手に喜んでもらえるだろう?」

の2点。

さらには、

広告業界用語でいう「シズル感」ですね。
イキイキとしたライブ感。
ビビッドなオンリー1感。

昔は、プリントごっこなどに励んだものですが、
近頃は、一定のフォーマットの中からセレクトして、
お決まりの文言に、近況を伝える自分のベストショットをプラスしたスタイルのものが
主流になっている感がありますよね。

さらに最先端の年賀状市場を調べましたら、
個性を活かすためのマシーンが台頭してきているのでした!

★年賀状作成作業をパソコンでもたもたやるのが大嫌いな私には
これがベリグーかもです▼

【エプソン カラリオミー E-810 宛名達人】
http://www.epson.jp/products/colorio/printer/me/e810/


ウリをコピペします☆


Point1パソコンいらずでハガキ作成
Point2「あいうえおキーボード」で文字入力
Point3パソコンいらずで住所録管理
Point412種類のフォトスライドショーで、写真を観て楽しむ
Point5カンタン3stepで写真プリント
Point6逆光写真や色かぶり写真も、自動で色補正してプリント


パソコンいらずで作成できて、住所録管理もOKなのが、
とにかくヤッター!
プラス、この写真はAちゃんと一緒にとったやつだから、
Aちゃんあてには、この写真で、
Bちゃんあてには、この写真で
と選び分けられそうなのもナイスですよね。

★写真に手書き文字で遊び感のある
レイアウトを楽しみたいひとにはコレ

【エプソンのスキャナプリンターP-803A/AW】
http://www.epson.jp/products/colorio/printer/multi/ep803a/

魅力ポイントはこちら。


Point1有線・無線LAN標準対応
Point2「カンタンLEDナビ」で迷わずスムーズに操作
Point3使う場所に、使う人に調和するデザイン
Point4パソコンなしでCD/DVDレーベルプリント
Point51枚の手づくりが、何枚もの手づくりに。「手書き合成」
Point6逆光写真や色かぶり写真も、自動で色補正してプリント
Point7使い方に合わせて選べる2タイプの純正インク


手書き合成についてのバーチャルガイドはこちら。
http://www.epson.jp/products/colorio/printer/sp/tegaki/


どれも興味津津なスタイルですよね。

そんななか、私が、今年いちばんに一目ぼれした
キットがあります。

それはこちら!

むっちゃ簡単!だってシールだから!

「手作り年賀状KIT」
987円(20枚分)

は特におすすめです。
(私が右手に持っているもの)

これだけでもこんな感じに☆

デザインとことばの組み合わせ
バリエーションは他に
何種類かあります。


おまけに、かわいい、洗練された絵柄!

バリエーションが豊か!

コラージュするみたいに、楽しい!

シロートでも、
相手にあわせて
世界で唯一のデザインがOK!

可能性は無限大!

ぺたぺた好きなように貼るだけで、

粋な感じが完成!





色も、ゴールド&レッドのように、
縁起がいい!
(私はお仕事相手にはコレでいくつもりー。
「福」とか「大吉」のスタンプもあるので、ペタリとw)

和紙の質感だから、
日本の新春らしさも感じられる。

P-WORKという会社の人気商品だそうです。

「フレークシール」というのだそうです▼
こちらはP-WORKさんのブログでの商品紹介。
http://pworkblog.blog136.fc2.com/blog-entry-9.html

シリーズが出しているカラフルなパーツの数々のうち
およそ8割がたは気に入って
大人買いしてしまったのでした(^^)/
だから、本当はもっとずらーーんとあるのです。
それもまた、あな楽しです。
私は銀座の伊東屋でゲット。
少女のころ、ファンシー文具をみては
心を躍らせたような
わくわく感を引き出してくれますよ!!

わくわくするから、
「ありがとう」の気持ちも、
自然と出てきやすいというものですよね。

大切なあのひとに想いを馳せて、
夜なべしながら手袋を編んだ遠いあの日のように(嘘w)

まごころをこめて、
1日5通ずつ、
これから25日まで、
頑張るつもりです。うふふ。

今年最後の、こころのお清めです。

みなさんがいるおかげで、


私がいます。


本当にありがとう!!!

感謝の気持ちが、
しっかりと届きますように。

願いを込めてね。


最後に、長瀬さんにご質問いただきました。

「年賀状づくりや年賀メールで大事なことを一言で言うと?」


ズバリ!

「心を動かして紡ぐこと」

ではないでしょうか。

感動があるから、


相手の心に響くのだと、

私は信じています。


★相手の心に響くメッセージを見つけるヒント

としては。

お相手のどのような「おかげ」で
私は今年(昨年)どのようになったか?

を紐解きます。

プラス、お相手の台詞の中で
あなたにとって
印象的だったものの中に
ヒントが隠されているかもしれません。

ここを探ることで、

ふたりだけの関係性を


表現することができるのです。


私がつくったものを紹介しますね。

サンプルA:


梅の花模様のダイカットシールが
アクセントです。
「知っていることを話すだけ」
というアドバイス、効いてます!


●●さんのさらなる
自己実現を応援してます。


※この方からいただいた
アドバイスのおかげで、
私はすごく楽に人前で
プレゼンテーションできるように
なったんです。
この方と会話をしていたとき
私が「自己実現のためにですね」と
過去に受けた話しから整理したら
「よく覚えているね」と
心を動かしていらしたので、
きっとすごくこの方にとって
大事なポイントなんだろうなと察せられたので。
そして、心からそれを応援したいから。


サンプルB:


サンドベージュ色とオールドローズ色
それぞれで桜の花のスタンプを
ちりばめて。優しい表情が
UPしているようにみえませんか?
個性を大事に頑張る
姿勢に感銘を受けました。
「染まらず、合わせる」最高!!




※この方のこの生きざまを
見たおかげ
私は、勇気づけられたのでした。
そのことがとても嬉しくて。
プラス、この方と会話するなかで
ともに見つけた指針が
「染まらず、合わせる」という
ことばだったのですが、
そこにもまたその方の輝きを
こころから感じられたので。










以上、いかがでしたか?








心豊かな年末年始のために

ふりかえりの年賀状づくりに

いそしむのはいかがですか?

私からの提案でした☆


お!番組のブログでも
早くも今日のことがアップされてます。
よろしければ、こちらもどうぞ♪
http://blog.jorf.co.jp/spoon/2010/12/123-f343.html