お問い合わせ・お申込みは

お問い合わせ・ご相談・スクール・レッスンお申込みはこち
(お名前・ご連絡先・ご希望メニューをお知らせください)

2011年4月28日木曜日

「思うようにいかないこと」が人生という名の【アート】の一部なら?

生きていると色々な事が起こります。

思うようにいかないことを目の前に、

哀しみ、怒り、やるせなさ、せつなさ、ときには絶望さえも

感じることは少なくないでしょう。

そんなとき、私は20世紀を代表する画家の巨匠

マルク・シャガールの言葉を思い出します。

「変容をみるんだ、変容を」。

ほかの画家の作品を見るときのポイントについてのセリフです。
シャガールの記録映像のなかでそのように述べているワンシーンがあります。

画家が絵を描くことと向き合うとき、そこにはその画家の精神の変容プロセスが映し出されます。

そのプロセスを観ることで、その作品の価値や趣き、味わいが現れるというのでしょうか。


私はこの言葉が大好きです。

なぜなら、私たちひとりひとりの人生もまたアートである、

と私は思うからです。

思うようにいかないできごとにでくわしたとき、

その思うようにいかない渦中にもがき苦しみ、絶望を味わい尽くすことの重要性ももちろんありますが、

同時に、絵画を見つめるひとりの画家のように、

自分の人生の「変容」に目を向けて、

そのプロセスをひとつのアートととらえなおし、

どのように修正を入れていこうかと、腕組みしながら模索することも

有用なのではないでしょうか。

また、この言葉は次のようなこともいうことができます。


思うようにいかない出来事とは、

あなたの人生という名の一大作品を

完成させるために必要なプロセスであり、

あなたの中から何か大事な「変容」を引き出そうとするためのものである、とも。


だとするなら、あなたにとって「思うようにいかないできごと」は

どのような意味合いを含むようになるのでしょうか?


これをご覧になったあなたは

どのようなことを連想されましたか?

私はそのあなたの連想に、とても興味があります。

0 件のコメント:

コメントを投稿