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2015年3月1日日曜日

「才能」はどこにあるか?

才能は磨くものでありますが、

「いったい何を磨いたらいいのか?」と探るのであれば

無意識に求めてやまない「方向性」(エネルギーのベクトル)を

意識的につかまえてものにしていくといい、と私はお答えしています。

その端緒を発見するための一例として

「子供のころに好きだったことや取組が何か?」と、質問することがあります。

無意識にとっている行動というのは、その言葉のとおり、なかなか捕まえがたいところがあります。

なにせ、意識が無い(笑)。本人にとっては、あまりにも自然で当たり前すぎている部分であることも多々あります。

(だから、専門家と話し合うことで、自分の無意識に放っている個性の輪郭を、

鏡に映し出すかのように、はっきりとさせていくことができるのですね)

たとえば私の場合は、子供のころから夢の世界が大好きで、

小学生のころから占い雑誌とか、天文雑誌とか、不思議現象雑誌のとりこになっていました。

カトリック教育の中学高校時代があったのも手伝って、宗教が表現している精神世界も、

自分自身のバイブルのひとつとして大事にしていました。

基本的に「あの世」の「未知なる世界」が大好きでした。

そのことに蓋もしなければ、遠慮も躊躇なく前進し続けた結果、今があり、

深層心理のセラピストとしての活動に忙しく生きていくことができているわけであります。

それから、無意識に(当たり前に、内臓の一部のように親しんでいる)とっている行動や

やつしている想いを探ると、いろいろなことが見えてきます。

無意識にとってきている行動でいうと、自分の気持ちをノートに書き留める習慣は、18歳のころからでしょうか。

人間観察も大好きでした。人のいいところを見つけるのも大得意でした。

自分のことを人におしゃべりして伝えることも嫌いではありませんでした。

さらには、好きになった異性に思いをはせて、その想いをやはりノートにつづり続けることも、

大好きな趣味のひとつだったかもしれません。

(本人としては、自分の気持ちをひとりで抱えきれなくなってあふれてノートに整理していただけなのですが)

本を読むのも好きだし、特に疑問に感じた世界につい書物を通じてひも解いていく作業は一番得意だったといえます。

それも、ひも解くときのスタイルは、自分オリジナルのノートにまとめなおすという作業をするんですね。

それをすることで、読んだことが、ぐんぐん頭に入るという、

独自のスタイルを17歳のころから経験していました。


 

4~5歳のころに立ち返ると、「おままごと」と「お人形さんごっこ」が大好きでした。

空想の世界で、いろいろなキャラクターを演じることのこぎみよさから抜け出せませんでした。

気に入ったものを、コレクションすることも、子供時代からのものですね。

折り紙とか、包装紙とか、ガラス瓶のふたとか、たとえ一見ガラクタかもしれなくても、

それを大切な宝石のように数をたくさんそろえていくことを楽しんでいたものでした。

また、<無意識的な想い>の世界に関していうと、

私は母に「ぐずろ」というあだ名をつけられていました。

すぐに「ぐずぐず」ぐずって、愚痴って、いじけることが多かったからです。

(無意識からの自然発露でしたが、

今では、意識して、ぐずぐず愚痴をノートに書き留めるようにしています。

そして、あらためて私は、ぐずぐずいじけるるのがだーいすき♪と、それを楽しむまでになっています。

そうすることで自己をますます肯定的に認めたりいつくしむことができるようになるという効用があるのであります)

正直、こうして振り返ってみて、「全部、意識的に活かすことができてるじゃん!!」。

三つ子の魂100まで、というあれかもしれませんが、

でもそれを無意識のままでいるのと、意識的に活かして個性化させていくのとでは

「才能」の伸び方は圧倒的に違っていきます。


 

「意識的に活用して生きられる」というのは、「趣味をそのまま仕事にしている」というのと

何ら変わりません。まったく幸せなことですよね。


 

みなさんの、「無意識行動」「無意識的な想い」をぜひ発見してみてください。

そして、それを「わが才能をいかに現実でもっと伸ばしていこうか」とトライしてみてください。

無理して自分の指向性と異なるものになろうともがいて苦しんで頑張る生き方よりも、

はるかにスムースで、遊んでいるように楽して人生が進んでいくことを、つかみとっていくための、

大事なはじめの一歩となることでありましょう。


 

GOOD LUCK☆

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