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2011年4月17日日曜日

命の花々へ、感謝の祈り

あでやかなもの、小さくかれんなもの、

まっすぐなもの、ふくよかなもの、

淡いもの、濃厚なもの……

どんな種類であっても、私は花々が大好きです。

花のありようを見つめているだけで、

「ただそこにいるだけでなんて愛に満ち溢れているのでしょう!」と感動します。

一生懸命に咲いては、時とともに散りゆく、
その美しくも潔い生命(いのち)に目を見張ります。


私のこころにはいつもたくさんの花々が麗しく咲き誇っています。

できることなら、部屋いちめんが花のじゅうたんと化すぐらい

色とりどりの花々をぎっしりとしきつめたいほどです。

おかげで、花をモチーフとしたインテリア雑貨にはほんっとに目がありません。

あふれんばかりに花弁を広げている花の姿を描いたものがとりわけ大好きです。

目のつくところ、いたるところに置くことで、私のこころはほっと安らぎます。


みなさま、『はてしない物語』の著者である

故・ミヒャエル・エンデ作の『モモ』を読んだことはありますか?

ひとの話を聞くのが上手な不思議な少女モモの
「時間どろぼう」たちとの闘いをめぐる冒険物語。

「時間とは何か?」という問いに対する、
エンデさんの風刺小説なのですが、

そのなかで

<時間の花>が最後に登場します。

私たちひとりひとりの命は、花そのものであり、

その花の咲いてはしおれていくまでの時間が、

そのひとの寿命である、という

ひとつのメタファー(隠喩)が用いられています。


私は“純粋真っ向真剣勝負”となる

クライアントとの時間をこのうえなく愛していますが、

その理由を胸のうち問うと、こんな風に答えが返ってきます。

「そのかたそのかたの“命の花”をそこに見出すから」、と。

あらゆるかたのドラマの中に、

私はそのかたの“命の花”の声を聴き取ります。

すべてのひとに、自分だけの、自分らしい、自分にしか許されていない

“命の花”が咲いています。

その美しさに、その力強さに、その生命力に、

まごころからの誇りと自信をもって生きて欲しいーーー

祈りをこめて、おいでくださるあなたといつも向き合わせていただいています。

私が、あなたのなかの“命の花”を見出す時、

私のなかの“命の花”が、

喜びの歌をくちずさみながら、風にのって合唱しはじめます。

私は花々が咲き誇り、この世界を埋め尽くしていくことが、

こころから嬉しいのです。


喜びをいただき、今日も本当にありがとうございます。

1 件のコメント:

  1. 追伸:
    きょうはじめておいでくださったクライアントの方が
    「【カウンセリング 評判】で検索したら、ここがあったので」と教えてくださいました。

    どなたが評価を書き込んでくださったのか存じませんが、

    書いてくださった方、こころより本当にありがとうございました。(もちろん、見つけてくださった方にも)

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