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2011年6月7日火曜日

【花々からの詩】夢の中にいたい。~現実に魔法をかける秘密

夢を見ていたいの。

みんなで青空に向かって

笑顔の大合唱。



夢を見ていたいの。

みんな、まあるくて、

空も、まあるくて、

お月さまも、太陽も、大地も、星も、

ひとのこころも、ぜんぶぜんぶ、まあるい。


夢を見ていたいの。

世界はまるごと皆を祝福していて、

今この瞬間も、光のライスシャワーを

降り注いでくれていること。


夢を見ていたいの。


私は愛する人に

愛されているのだということ。



夢の中で信じることが

できさえしていれば、


現実も魔法にかかってくれるのだということを。



【解説】

アーノルド・ミンデル氏の『大地の心理学』(コスモス・ライブラリー)によると





私たちは微細な「傾向性」に導かれて、死に向かっているという。


それはいつなんどきも、起きているときにも、寝ているときにも、現れているという。


その「傾向性」を大事に生きるとき、私たちは幸せを感じられるようになると

私は確信している。

たとえ問題に感じていることが、人間関係であろうと、自己の実現であろうと、だ。


大事なことは、自分のなかの「傾向性」をまずはつかむことからだろう。

残念なことに、それは「意識」や「日常的な知性」によってはばまれていることがほとんどで。

この「傾向性」を見出すお手伝いをするのが私のお仕事でもあるわけですが。



「傾向性」とはどういうことか、まずは私のなかの「傾向性」を

みなさまにお見せしているのが、この【花々からのメッセージ】です。



今日の【詩】の大事なポイントは、


現実に、魔法をかけられるか、かけられないかの違いは、

本人の自分のなかの「傾向性」をつかんで、そこにとどまる力にあるということを

表現している点にある、と私は思っています。



夢を見続けること。

さらには、その夢をたんに、自分の外にある、遠くへだったものとしてではなく、

あなた自身が、その夢の主体者、創造主として、

夢が、今ここにあるものとして、しっかりと突き進んで、生き抜いていくことにこそ、

私たちの「幸せの秘密」が隠されています!!


ああ~、今日はすごい核心をシェアさせていただいてしまいましたよ!


みなさま、夢を現実におろして、そのまっただなかを生きていますか?


ちなみに……

私の大好きな画家シャガールも似たことを言っています。

彼の描いた絵は、大変「幻想的だ」とたくさんのひとに評価され、

あるとき取材陣に「あなたの絵は、夢みたことを描いているのですか?」とたずねられて、

シャガールはむっとしたそうです。

「夢じゃない、これは現実(リアリティ)なんだ」

と。


ブラボー!!! I LOVE Marc Chagall SO MUCH!!

2011年6月6日月曜日

【花々からの詩】見くびるな!~ネガティブな感情にも言葉を与えよう~

ガッツだぜ。

負けるもんか。

ほっといたって這い上がる。

オレのど根性を見るがいい。



なじるがいい。

さげすむがいい。

観る者の目が節穴だけだ。

オレは必ずや返り咲くぜ。


黙々と養分を吸い上げ

ただ時が熟するのを待つだけだ。

這いつくばいながらも

その時が来るのを待っている

オレがわかるか。


お前の目にはせいぜい

しおれてひからびた、過去の産物にしか見えないだろう。

だとすれば、それは、お前のこころだ。

今に見るがいい。

ほら、時の運が、もうすぐ向いてくる。


【解説】

私のサロンのベランダで

お花を育てているのですが、

あるとき、一気に枯れてしまった鉢がありました。

ひとつだけしおれて、ぺしゃんとしてしまって

とってもぶかっこうだったので、

捨てちゃおうかなと迷ったりもしたのですが、

どうなるかわからないと思って、毎日、水やりだけを欠かさずにいました。

すると、あるときから、グングンと葉っぱが立ちあがってくるのを感じられました。

そこでまたせっせせっせと水やりをしたのですね。

すると今、見事に淡い紫色の小花が満開になりました。

(上の写真がそれです☆)


そのとき、私は、その鉢に、この【詩】のように語りかけられている気持ちがしたのでした。




感情に良いも悪いもありません。


腹のなかの怒りをありのままに感じることも、

健やかな自我を守るためには、不可欠です。


生きていると「根畜生~~~~!!やってられねーぜー!!!」と

煮えくり返ることもあるのではないでしょうか。


そんなとき「こんなネガティブな感情を抱くなんていけない子だわ」と

否定的になる必要はありません。

ありのままの感情にふたをしすぎると、

うつになるか、キレるかのどちらかにはまるもととなります。


むしろ、こういったありのままの感情を、

怒りでも、やりきれなさでも、自己憐憫でもーーー、

こうやって詩にしたり、お話にしたり、

絵を描いたり、メロディにしたりして「昇華」することが

とても有益です。


そうして、自分のありのままの感情を、

こうやってアウトプットして、みずからが抱きかかえることができるようになるとき、

私たちには新しい「生きる力」が宿ります。


それはときには次なる創造力にもつながりますし、

新しい生産力にもつながります。


みなさまどうか、自分のなかの

いっけんネガティブかもしれない感情にも

こころや言葉を与えてみてください。


※そんな観点からも、
私は深層コラージュセラピーの会(ワークショップ)
大事に考えています。
腹の内側に抱えているものを、
アウトプットする健やかなる心身のための会です。

もちろん心理セッションそのものも、

そのプロセスを引き出すことのためにあるようなものですが。

2011年6月5日日曜日

【花々からの詩】1日の終わりの憂いに。

「人生が思う通りにいけば
どんなにか楽なのに……」。

そう思っているでしょ?


そうねえ、その通りかもしれないし、

同時に

その通りじゃないかもしれない。


だって、私たちからしたら、

ただ流れに身をまかせて、

生きて、生きて、生きるだけだから。


「思い通りにする!」


とか


「思う通りにならない!」


っていう、とらえ方そのものが、はじめからないのよねえ。


だから、人間の話を聞いていると

「あら、いろいろとややこしくて、大変ねぇ」

と、肩をすぼめたくなっちゃうよ。



本当に、おつかれさま。

本当に、良くやっていると思うわ。



そういう複雑さをしょっても生きている

人間を、


私たちはこころから偉いと思っているのよ?


本当よ。


だから、「私は疲れを知らない」な~んて

のたまわっていらっしゃる人がいると、

「ウソでしょう!?」

と、目を見張ってしまうわ。



そりゃ、疲れるわよ、疲れるわよ。

疲れないわけがないわよ。


疲れてるでしょ? (ぶっちゃけ。内心。本音)


本当によくやっていると思うわよ。

信じられないぐらいよ。すごすぎる。


「そんぐらい、現実は大変なんだ!!!!!」


って、あなたの叫び声が

もうすぐそこで聴こえてくるようよ。


あら?


ごめんなさいね。


基準が、私たち【花々】で。


ほら、おいでよ。


私の花びらに触れてごらん。

ふんわりと優しい肌ざわりで、

しっとりとしたビロードのような触れ心地で、

ささくれだってしまった

こころをなめらかにしてあげたい。


ほら、きて、みて。

私の引き締まった、茎や葉っぱの

青々とした命の息吹が伝わるかしら?


あなたと同じ、「今ここ」を生きる、命の脈動。



生きているのよ。

私たちは同じ時を重ねて。


あなたがもしも疲れて、しなだれているのなら、
私はあなたのそばでささやきかけよう。


だいじょうぶ。


今はそっと、おやすみなさい。


私があなたの分までも

あてんとうさまに力を注ぎこんでくれるように、

詩を歌いましょう。


ゆっくりと休みさえすれば、

あなたにはふたたび、まぶしい命の輝きが宿ることぐらい、


たくさんたくさん、知っているから。


だから、どうか、恐れないで。
安らぐことを。
たっぷりと休息に抱かれることを。


今は、ただただ、

私の花びらに包まれて、
ほっと息をついて、
安らかに、おやすみなさい。


あなたは、何色の花びらに包まれるのが、お好きかしら?


今は、先のことは何も考えなくてもだいじょうぶだから。


運は天が自然とはこんでくれるものだから。


今は、ただただ、深く、おやすみなさい。

2011年6月4日土曜日

【花々の詩】生きていると。

生きていると、いろんなことが、あるよね。

辛いこと、悲しいこと、やりきれないこと、どうしようもないこと……。




だいじょうぶ。私、ぜんぶ見てるよ。




あなたが、がまんしているところ、がんばっているところ、
歯を食いしばっているところ、
優しいところ、ひとのいいところ、


ぜんぶ、ぜんぶ。



どのあなたも、今を生きる美しさに、光っている。



朝つゆにぬれた、新緑の葉っぱのように

いつも何か声をあげたがっているように見える。


声にならない、声が、

のどの奥で、かき消されては消え、

ふたたび現れようとしては、また消え、

もがいて、あえいで、それでも笑って。



どんなあなたも

今を生きる人として、

すばらしく思う。誇りに思う。



それって私たちと一緒だね。



私たちも、いつも、精一杯、

等身大の自分にできることだけに

息を注ぎ続けているだけ。



私たちだって、哀しいこと、悔しいこと、

いっぱいあるよ。


ふみつぶされたり、むしられたり、

水やりをなまけられたり、

日差しが強すぎたり、いろいろと。


それでも、ただただ、

一瞬一瞬、できることだけを力の限りに。

できないことはしない。


ただそれだけで、人生は十分に美しいから。