お問い合わせ・お申込みは

お問い合わせ・ご相談・スクール・レッスンお申込みはこち
(お名前・ご連絡先・ご希望メニューをお知らせください)

2011年6月6日月曜日

【花々からの詩】見くびるな!~ネガティブな感情にも言葉を与えよう~

ガッツだぜ。

負けるもんか。

ほっといたって這い上がる。

オレのど根性を見るがいい。



なじるがいい。

さげすむがいい。

観る者の目が節穴だけだ。

オレは必ずや返り咲くぜ。


黙々と養分を吸い上げ

ただ時が熟するのを待つだけだ。

這いつくばいながらも

その時が来るのを待っている

オレがわかるか。


お前の目にはせいぜい

しおれてひからびた、過去の産物にしか見えないだろう。

だとすれば、それは、お前のこころだ。

今に見るがいい。

ほら、時の運が、もうすぐ向いてくる。


【解説】

私のサロンのベランダで

お花を育てているのですが、

あるとき、一気に枯れてしまった鉢がありました。

ひとつだけしおれて、ぺしゃんとしてしまって

とってもぶかっこうだったので、

捨てちゃおうかなと迷ったりもしたのですが、

どうなるかわからないと思って、毎日、水やりだけを欠かさずにいました。

すると、あるときから、グングンと葉っぱが立ちあがってくるのを感じられました。

そこでまたせっせせっせと水やりをしたのですね。

すると今、見事に淡い紫色の小花が満開になりました。

(上の写真がそれです☆)


そのとき、私は、その鉢に、この【詩】のように語りかけられている気持ちがしたのでした。




感情に良いも悪いもありません。


腹のなかの怒りをありのままに感じることも、

健やかな自我を守るためには、不可欠です。


生きていると「根畜生~~~~!!やってられねーぜー!!!」と

煮えくり返ることもあるのではないでしょうか。


そんなとき「こんなネガティブな感情を抱くなんていけない子だわ」と

否定的になる必要はありません。

ありのままの感情にふたをしすぎると、

うつになるか、キレるかのどちらかにはまるもととなります。


むしろ、こういったありのままの感情を、

怒りでも、やりきれなさでも、自己憐憫でもーーー、

こうやって詩にしたり、お話にしたり、

絵を描いたり、メロディにしたりして「昇華」することが

とても有益です。


そうして、自分のありのままの感情を、

こうやってアウトプットして、みずからが抱きかかえることができるようになるとき、

私たちには新しい「生きる力」が宿ります。


それはときには次なる創造力にもつながりますし、

新しい生産力にもつながります。


みなさまどうか、自分のなかの

いっけんネガティブかもしれない感情にも

こころや言葉を与えてみてください。


※そんな観点からも、
私は深層コラージュセラピーの会(ワークショップ)
大事に考えています。
腹の内側に抱えているものを、
アウトプットする健やかなる心身のための会です。

もちろん心理セッションそのものも、

そのプロセスを引き出すことのためにあるようなものですが。

0 件のコメント:

コメントを投稿