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2013年2月6日水曜日

【美とは】「器量がいい」とは、こころの「器」が整いエネルギー「量」が自由に流れていること~9年前のお恥ずかし写真もチラリ

 
みなさん、こんにちは。
 
きょうは「器量」ということばについて
 
最近、考えていることをシェアさせていただきます。
 
私は20代前半から11年間
美容と健康のライターをファッション誌を中心にしておりました。
 
何が「美」?
 
というテーゼはつねひごろから抱いており、
 
なかなか答えを見つけることができずに
 
首をかしげていました。
 
そんななか、
 
私が精神の世界に導かれたのには
 
この「美」を目に見えない世界で発見することこそが
 
自分の命題のひとつだと考えたからでした。
 
そこで見つけたことはいっぱいあったわけですが
 
そのうちのひとつである「器量」という言葉の意味、
 
みなさん、不思議に思いませんか?
 
あのひとは器量がいい。
 
そもそも、どんなときにつかっていますか?
 
たいがいは見た目のいけているひとのことを
 
ざっくりと示すときかとは思います。
 
でもそれをなぜ「器」の「量」とあらわすのか
 
わたしにはかすかな疑問がずっとありました。
 
ですが、心理カウンセリングの現場に従事し始めて
 
はや6年目をむかえ、
 
はっきりとわかったんです。
 
「器量がいい」
 
とは
 
「こころの器の量(かさ)」が
そのひとがもっているエネルギーの大きさにそって
整っていることを
 
指しているのだと!!!
 
 
造作の良しあしもあるかもしれませんが、
 
この
 
「こころの器の量(かさ)」が整っていなければ
 
どんなによい造作に恵まれても
 
光り輝いて人の目にうつることはないのではないでしょうか。
 
 
私の好きなエピソードのうちのひとつに
こんなのがあります。
 
イタリアかどこかの画家のおはなし。
 
最後の晩餐のなかのユダのモデルを探していたら
ちょうどいいひとをみつけて、声をかけたら・・・
 
「あなたは、何年も前にも、私にキリストのモデルとして声をかけている」
 
といわれたのだそうです。
 
 
ひとの顔、正確にいうと
面持ちはとにかく変わる。
 
どんな世界に生きているか
どんな精神キャラとして暮らしているか
 
このあたりでぐんと変わるわけですが
 
私のカウンセリングでは
 
どんなテーマを入口とするにせよ
つまるところ
「自分のありのままを回復する旅路」を重ねていくことになります。
 
そのなかで「自分ではないと思っていたキャラが
実はかけがえのない純粋な自分だ」ということに
 
目覚めていきます。
 
そうすると絵具に色を重ねていくように
 
どんどん顔つきが変化していきます。
 
女性なら美人度があがり
男性ならハンサム度が高まります。
 
「自然ないい顔」にどんどんなっていきます。
 
私なんかは自分の軸におさまることができたことで
むくみがしゅーっととれていきましたわ。
精神エネルギーの循環が自分様に整えられれば
流れがスムース。
精神エネルギーのどこかが自分様ではないために
滞りが発生して、むくみや代謝不全が生じるのでしょうね。
 
ここで重要なのが
 
自分らしい「こころの器」とは何か?
 
を発見することにあります。
 
どんなものに安心・安全を感じるか?
どんなライフスタイルが快適でスムースか?
どのサイズ(広さ・大きさ)のエネルギーを解放したいのか?
他者から身を守るための境界はどのようなしくみがいいか?
 
などなど。
 
これらは十人十色です。
 
気を付けなければいけないのは
自分一人でこれを探しても
残念なことに、自分の世界観から追い出した領域に
自分のこころのありのままが隠されているという点です。
 
ユングもいっていますが
人間関係という相対的な関係のなかでしか
見つけることのできない自分が必ずいるからこそ
こころある専門家とともにたんねんな自己吟味が有用なんですね。
 
その作業をくりかえすなかで
 
本質的「こころの器」が
 
ライフスタイルの自然なうつろいとともに
整っていきます。
 
すると生来のそのかたのエネルギーが
スムースに好循環しはじめるんですね。
 
この状態が専門用語でいう「自己一致」の極致でもあるのかもしれません。
 
このときそのひとは人の目には光ってみえますし
 
造作のよしあしをこえて
 
真に「器量のいい」方として
 
自己開花できるのだと
 
私は思うに至っております。
 
そして、自分のありのままのエネルギーを
しっかりと自分の身のうちでホールド&コントロールできるようになっていることも
大きなポイントです。
 
かなりお恥ずかしいですが
(恥ずかしい部分をオープンにすることは愛をしめすことと
私は思っているので勇気をもって提示しますが)
9年前の私はこんな顔をしていましたよ。
自分という存在をもてあましていて、ひっちゃかめっちゃか。
何をどうしたらいいのかさっぱりわからず、暴れ馬な毎日だったと思い出します。
(実際、離婚したばっかりだったしね)
わかりますかね? エネルギーをおさめる器が小さいせいで
エネルギーが外に飛び出していて。
きゅうくつな印象です。
その分、見た目は閉塞的できついかんじかな。
むくみもひどいですね。
仕事柄、エステ取材でマッサージとかしょっちゅう受けてましたけど(笑)。
こっちのほうがいいんじゃない?という方がいましたら、あいごめんなさい。
 
 
目指したいのは、そのかただけの精神とライフスタイルの
「黄金バランス」のなかにいる状態。
 
ゆえに「美しい」という印象が
醸されるのではないでしょうか。

PS あ!誤解のないように。
この文脈だと私がまるで器量いいでしょ、といっているようにもとられかねませんが
そういうことではありません。
私は「器量をあげる努力をした」と思っていますw
ようやく自分の等身大の顔を気に入ることができるようになったのもたしかかな。
月並みな造作でしかなかったとしてもね。
 

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