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2014年4月4日金曜日

「欲」とは?もれこぼれを防ぎ、「本質的意図」に還元できると、自己実現へ

 
躁転する意識にあしもとをすくわれそうになっていることに
 
さっと自覚を持てるようになること。
 
そして、適度な速度で休息をとりながら進めること。
 
これは私のもっかのテーマです。
 
私は懲り性・はまり性の気質があるため
 
いったん気に入ると
 
わーっと夢がふくらんで
 
しかもそれをぜんぶ食べてしまいたくなってしまう
 
傾向があるのを知っています。
 
深層心理の元型でいうなら
グレートマザーが
稼働しやすいともいえるでしょうし
 
短絡的な評価表現でいうと
「欲が深い」とものべられるのかもしれませんが
 
人間は、そんなに単純ではありません。
 
算命学を私が気に入った理由は
 
その奥の深さです。
 
それによると欲のでどころは
天中殺でみていくことができます。
 
寅卯天中殺の私の場合
 
ここにも
「じっとひとところにとどまれない性質」
は現われておりますが
 
さらに
 
もともと欠落した方向性として
「配偶者や家庭」「補佐役」とあります。
 
私はともするとここに「欲が出やすい」ともいうことができるわけですが
 
この「欲」に翻弄されるのも
また人間の限界と傾向、
それが人生としているのか、していないのか、
わかりませんが
 
占いは、その傾向性を読み取って
「あなたこうね」とジャッジして(されて)
「で?」とあたかも救いようのない形になってしまう。
 
ですが
 
タオセラピーはその傾向性の修正法と
改良法を見出すワークです。
 
私はその傾向を自らのうちにキャッチしては
 
それを仕事にいかに置き換えるか
 
さらにインナーワークの技術を駆使して
 
私にとっての「欲」をしっかりとコントロールしております。
 
つまり「自覚」をもって
 
自分に発生しているエネルギーの意図を捕まえて
 
責任もって引き受けて
 
翻弄されず、本義へと立ち戻させているわけです。
 
ここで深層心理学の近親相姦の元型論が
非常に役に立ってきます。
 
はじめて知るかたは
 
「なんじゃ、そりゃ?」
 
と驚かれるかもしれません。
 
私も最初はちんぷんかんぷんでした。
 
けれども終始、自己と向き合うことを生業とし、
さらにたくさんの方のケースともむきあわせていただいていると
 
この問題は大変な核心をついていることが
とてもくっきりとしてきます。
 
「錬金術のワーク」はこの核心的な問題とビジュアルを通して
向き合っていくためのひとつのツールですが
 
そこに意図的に向き合おうと向き合わざろうとも
 
まあ、すべからくあるエネルギーの指向性なのですね。
 
タオの考え方にあてはめるなら
 
陰と陽は両局面で対極図です。
それはいつもひとつになろうとする傾向にあるのです。
 
算命学の思想では
精神は死を迎えるときまで
「融合」傾向にあり
肉体は死を迎えるときまで
「分裂」傾向にあると定義しております。
 
融合か?分離か?
という発想からは
深層心理学でいうところの
神話の太陽神アポロンと
月の女神ディアーナの関係が
想起させられます。
 
陰陽五行説には
平面五行説と立体五行説とがあるのですが
 
私が算命学を気に入っている理由は
 
平面と立体のかけあわせで
すべてが陰と陽を構成しようとしているという発想であり
 
私が指向する心理療法の発想である
多層・多次元における共時性世界と
 
そのものの視方を
一にするからです。
 
平面五行説は、現実世界や自我意識世界における
陰陽五行の図式と関係性を展開させます。
立体五行説は、それが天地人をつなぐ
縦方向精神世界の多次元界においても
流動的に発生しているとよみといていくのです。
 
ともあれ
 
私たちの内部に点在している
各エネルギーはいつだって相克・葛藤をともないながらも
ひとつの本質に向かって
あるいは
そのひとつの本質を
その実、隠された大きなきっかけ
およびはじまりとして
私たちは運命をつくりあげていくのです。
 
私の場合、
算命学がはっきりと提示してくれていますとおりに
人生が進んでいることに驚かされます。
 
私の現実世界における動機は
「愛とお金」であると「禄存星」が教えてくれます。
 
また私の精神の働きにおける、心的な動機は
「自分自身」であると「貫索星」が教えてくれます。
 
つまりそれは「動機」であり「追い求めているもの」でもあります。
 
なのですが、算命学ではここを「欲」とはとらえていません。
 
そこが本当に素晴らしいところだと私は感動します。
 
欲と呼んでいるのは「天中殺法」から見つけるものなのですね。
 
一般的には「愛とお金を追いかけている」ときいたら
「欲が深い」というかもしれませんよね。
 
ですが、それもまた浅はかなとらえ方なのです。
 
私にとっての「欲」は
「配偶者や家庭」そして「補佐役」を求める形になっているときに
働いているのです。
それはすごく納得感あるのです。
 
こう考えればわかります。
私が「配偶者や家庭」にこだわっている姿をみるとき
おそらく私のクライアントの方は
「ああ、大崎さんの小さい人間の姿が
飛び出しているのですね」と
うつることでしょう。(苦笑)。
私も実際にそのように説明しています。
「私のなかの小さい部分が
家庭的なキッチンカウンターを欲している!」とか(笑)。
 
私が「愛とお金を追いかけて」
「配偶者や家庭は後回しだ!」と
「愛とお金を追いかける」話をするとき
おそらく私のクライアントの方は
「人生の真実を語っている」
と感じられると思います。(笑)。
 
こう書いていて、自分で言うのもなんですが、
いいですね、私。
 
私がお金と愛について語るとき
それはとてもクリーンな響きをもって
表現できる素質を与えられているとも
いうことができましょうから。
 
いやはや感謝。なんともありがたい。
 
「欲」を自分の腕のなかにいったんは抱きしめて
それをさらに超越して生きるときの
効用とは、こういうものなのかもしれませんね。
 
 
話を戻しますが
 
ですから(天中殺がいうところの)
「欲」に翻弄されるというのは
エネルギーのもれこぼれ現象のひとつかもしれません。
 
人生は短いかもしれませんが
長くもありますから
 
「欲」にやまほど翻弄されたはて
疲れ果てて
本来向かうべきところに立ち戻る傾向が
人間の健康的な補償作用として存在すると
私は信じていますが、
 
その傾向はけしてなくなるものでもなく
なくそうとすれば
かえってそれにとっつかまって
かえって無自覚な翻弄感に疲弊させられるというのが
 
人間の素晴らしい神秘です。
 
ですから
自らの持ち物に白旗をあげてひれ伏して
 
「欲」の「本質的な意図」ともひとつになること。
 
つまりそれが「近親相姦の元型」としても現れており
 
いわゆる「自己実現」の方向性を提示する。
 
望遠鏡にたとえるなら
「悟り」の
「十字線」が
ここにあると
ユングも表現しています。
 
よって私の「欲」がうごめいたと
インナーワークレベルで察知しましたら
 
その意図を探るわけです。
 
もう、おおよそ「十字線」の狙いどころは
いやというほどわかっていますけど。
「小説へ!」
 
身体感覚をたぐりよせても
やはりそこにいきつくので
深い納得感をもって進むことができます。
「もはや、逃げられない!」と。
 
ここで今日(あけて昨日)の私の話になるのですが
 
この数日、わーっと「ルイ・ヴィトン熱」が盛り上がってきて
「わー、こりゃ大変だ!お仕事頑張らないと!」と
 
はりきってサイトのビジュアル制作にいそしもうと
撮影用照明セットを組み立てて
昨年末にそろえたスワロフスキーのフィギュリンを撮りおろしてましたら
 
猛烈な偏頭痛!!
 
ケースに入っているときだけ
「自己一致」状態になるため
痛みから解放されますが
 
それ以外の時間はモーレツ!
 
そこで
 
よくよく耳を傾けて
インナーワークをします。
 
「疲れた、疲れた」
「さびしい、さびしい」
 
といっています。
 
このところ「ルイ・ヴィトン!!」と
意識が躁転しすぎてしまっていたのでした。
 
また、私の好きなひとが
異常に忙しすぎて
可哀そうすぎて
私からは何か働きかける気が
わかなくなってしまったことも
関係すると考えました。
(リビドーの向かうところをひとつ失うため、
エネルギーの受け皿を失い、
エネルギーがあふれた状態になっている)
 
エネルギーの矛先として
ルイ・ヴィトンという方向性はコレクトでも
躁転のしすぎは、これまた見誤りをおこし
足を踏み外させます。
 
ルイ・ヴィトンのために
仕事を頑張るのはあっていますが
 
(私が「家庭」をもとうと頑張ることは「欲」ですが
素晴らしい作品を求めての行為は「欲」とも違うのです。
おもしろいですよね)
 
たどるべきプロセスが違うのです。
 
当然、チェックすべきは
ルイ・ヴィトンのどのようなエッセンスに
フラートされているか?
 
美しい
絶対黄金律
商品への愛情
普遍(伝統)とモダンの融合
堅固な自我心
王者の貫禄とプライド
豊かな歴史
クラフトマンシップ
ストーリー
ビジネスとしてのチームワーク
旅を愛するロマンチシズム
 
正直いうと、私はおそらく
1998年からトップデザイナーをつとめている
マーク・ジェイコブズにもひかれているのですが
 
最近のマーク・ジェイコブズ自身のブランドには
何も反応しないので
 
ルイ・ヴィトンというブランドに存在する
「精神の枠組み」
に惹かれているのだと浮かんできます。
 
私にいま10億円ぐらいありましたら
片っ端から買い占めるかもしれませんが
 
そうすることもできずこれまたストレス(笑)。
 
はてさていかにして
 
このエネルギーとひとつになればよいのか?
 
思いを巡らせました。
 
そこで浮上しましたのは
私のなかのセラピストロール。
 
「そんなに好きなら、
創始者ルイ・ヴィトンを調べて
彼をモデルにして小作をつくれば?」
 
(ちなみに「トランク」をモチーフに
ルイ・ヴィトン社とフランスの出版社との共同で
現代小説家に書かせた
短編小説集が発行されています)
 
でした。
 
ここにいたるまでも
たくさんアイディアが飛び出していて
どれも書きかけたまま。
 
いったい私のスピリットが本命とする
作品世界がどこなのか
ずっと探し続けています。
 
でも確かにわたしは 
ファッションの世界が大好きで
そこにいつもうっとりとロマンとドラマを想像して
魅了されてしまうのです。
 
それゆえ20代は、一流と位置付けられる
ファッション雑誌にかかわりたくて
最初の会社も飛び出したのでした。
 
この要素もまぜあわせることができると
真に私らしい何かが生まれるはず。
 
逆にそれを取り込まない世界は
どこか物足りなさを覚えて
途中で投げ出したくなるのかもしれません。
 
私を強力にひきつけてやまない
ファッション界の文献・書籍は
けっこうすでに所蔵していまして
 
読みかけのものもまだ残しています。
もう一度それらをひもときながら
 
同時に
 
ルイ・ヴィトンの歴史をまとめた
書籍も取寄せてみようと
 
答えをみつけたら
 
身体はすごーく楽になったのでした。
 
いずれにせよ
意識はいま過去最大に拡大化されています。
(だって、ルイ・ヴィトン級が方向性!!)
 
手前味噌ですが(いつも)
 
いっそう自己一致度が高まったために
 
カウンセリングの精度も
グンとアップしたように
私には感じられています。
 
よりニュートラルにかまえられているせいか
深さとスピードがまたあがったのではないか。
 
自らきづかされ 
 
喜んでいます。
 
そんなこんな流れから・・・
 
次回の「超一流アートの深層ワーク」のグループワークは
 
4月27日(日)15時30分~17時30分
(毎月第4日曜日)
 
調べが付けば(古すぎると干支の暦が不明)
ルイ・ヴィトン
もしくは
マーク・ジェイコブズ
のスピリットと
ひとつになっていきたいと考えています。
 
集合的無意識レベルからの本物パワーの開発に
ご興味ある方はぜひお問合せを。
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