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2013年1月11日金曜日

「あがない」と「つぐない」のために「魂のテーマ」にとりくむ。~自分が傷ついたとき、同時に相手も傷ついているという、深層の精神世界があるから

 
みなさん、こんばんは。
 
きょうは前の晩、しみじみと物思いにふけったことについてです。
 
キーワードは「償いと贖い」です。
 
私はものすごく精神的な人間です。
それだけに人生全般のテーマは
「精神の夢見をいかに現実化させるか」です。
 
精神的な人間はあの世にいってしまいやすいからです。
グラウンディングがしづらいともいえます。
そのため私のカウンセリングは
「現実化」にもものすごくこだわっています。
自分がその技と精神を猛烈に磨く必要があったからです。
そこでものにしていった方法論を駆使します。
いかにしてその方にグラウンディングしていただくか、です。
 
子供の時は、一人っ子だったこととも関係していますが
神仏、宇宙、虹、オーロラ、自然動植物が
私のお友達でした。
 
加えて、両親との関係性や
家族がもっている因果応報の観点から、
 
「自分がない」
「自分=宇宙のすべて」
 
みたいな枠組みのなかで生き続け
 
現実レベルでいうと
「両親からの肯定感ゼロ
いや否定感200%」
 
というなかで
いったいどうやって
「自我」を守るすべを身に着けることができるでしょうか。
 
(あえて、ここでは、自分の魂がその構造を必要とした、という
ユング派的考えは省略しています)
 
「自我」がしっかりと育たないまま
社会に出ることになりました。
 
そのため
現実をどのように、何を基準に
生きればいいのかがわからず
 
誰かの言葉に流されて
あるいは
「あなたが必要」と求めてくれる言葉が
少しでもあれば
たとえそれが相手のご都合のためという部分もあるということは
まったく加味することなく
その言葉を頼りに
自分を持つことなく生きていました。
 
その「つけ」として現在があるのかな、と反省しています。
 
結局は、ここまでのシナリオは
私の「魂のテーマ」のために
重要で大切な流れだったのだと思います。
 
どういうことか?
 
***
 
魂のテーマ。
 
これは本当になんて「十字架」の道なのか、と
かみしめる毎日です。
 
あなたの魂のテーマは何でしょうね?
 
ひとによってどこに出るかはさまざまですが
「自己実現」「愛情(ケースによって性愛)」のテーマ、そして
これに付随するように
「身体症状」「精神症状」「金銭の問題」
に現れます。ひとによっては「子孫」にも。
(なんだ、生きることの大変さ全般じゃん、とお気づきかもしれませんねw)
 
私の魂のテーマは「書いて表現して愛を伝えるひとになる」です。
これがコインの表面だとすると
裏面は「(それを達成しないと)親密関係での
愛情を感じ取れない、得ることができない」
という、本人(エゴ)にとって一番
がっくり、ハードな組み合わせになります。
 
それも私の場合の指向性は
「1対1」
「1対複数」
ひいては
「1対マス」
がつねに意識・無意識ともに存在します。
とりわけ「書く」という方法は
私の魂にとって重要な部分です。
 
のどが渇くほど「書くことが大好き」で
書いて書いて書きまくっていれば
他の何もいらないぐらい満ちたります。
 
なのに「書くことに対する抵抗」もなみではありません。
 
エゴの夢である
「かわいい奥さんになって、旦那さんがいつも満足、
家に帰ることこそが楽園になる、
にこにこの家庭&大家族をつくること」
に対する執着心が、
うめき声をあげて思考がぐるぐるまわりはじめると
びくりともしないほど
書く気がうせてしまう、構造です。
 
そして私の魂はそれを徹底的に許しません。
ひとまず「書いて書いて書きまくって」
 
「あがない」が完了するまでは。
 
「奇跡のコース」では
自分が逃げてきたものに対して
せっせと取り組んで生きることを
「あがない」と呼んでいます。
 
「あがない」をスタートさせるかいなかのタイミングは
ひとによってさまざまですが
私は少し早め。
遅くても多くの方は40代後半からはじまるといわれています。
 
***
 
「あがない」かぁ・・・。
 
ため息をつきながら道々歩き
 
「もしも、私に罪があっての
あがないだとしたら
それはどういうことだろう?」
 
連想してみました。
 
私はクライアントの方のエネルギーの指向性を客観的に拝見しつつ
同時に、情動的にもかかわっていくスタンスをとる
心理セラピストですが、
 
そのたくさんのケースのなかで
深く知ることになった大切な観点は
 
「どちらか一方に発生しているエネルギーは
相手方にも(たとえ無自覚であれ)発生している」
 
ということです。
 
理由は簡単で
 
私たちひとりひとりはみな、異なる世界観の住人だからです。
 
どちらか一方が「傷ついた!」と感じるとき
相手方も「傷つき」を経験させられることになります。
 
これは受け容れざるをえない
必然的な運命です。
 
みなさんも、もしも「●●さんに傷つけられた!」と感じたら
こんな風にとらえてみてはいかがでしょうか?
 
 

それは相手の深い部分が、自分の態度や行為によって、
危うく傷つけられる!と察知し、
身を護ろうとしての苦肉の策だ
と。
すると、あなたはどのように感じますか?
 
私は
 
「なんだかとんでもなく申し訳のないことを
自分の身を守ろうとするあまりに
やまほどしでかしてきてしまったのだろうなあ」
 
自分が傷つきを感じて涙を流した過去を
思い出しながら、胸の痛む思いです。
 
***
 
私はここに自分の「あがない」の理由を見つけました。
(過去世とかをふくめて考えたら
ほかにもあるのかもしれませんけど)

私は異性との関係で
気づいたらたくさん傷つけられていたし、
この仮説に基づいたら、
私もたくさんのひとを傷つけてきてしまった。
のですね。
 
(客観的にいっても間違いなくそうなんだろうな。
見えていないのは、自分ばっかりで)

そうはいっても、自分自身が「傷つき」の沼に沈んでいる最中に
このような視点を持つようになるのは、難しいこととも思います。
第一優先事項は、「自己ケア」だからです。
 
私の場合は
「傷ついた!」という自分をたんねんにケアし
私という存在が夢見ている世界を大切に慈しみ、
それを現実にする努力を重ねて、
ようやく、ゆとりができたから、
このような視点も受け容れられるようになりました。

「自分も傷つけたのだ」
という現実と向き合えるようになったのですね。
 
で。
 
彼らは私の何によって
私から傷つけられたのでしょうか?
 
それは私の「魂のテーマ」にです。
ユング派的に表現するなら
魂とは
自分の異性性(女性の場合はアニムス、男性の場合はアニマ)をさします。
その異性性の目的を
引き受けることから逃げ続けたからです。
 
私のアニムスの目的である「書くこと」から。
 
私が同化している女性性は
自分のアニムス(男性性)から逃げたおそうとして
必死に相手の男性にエネルギーを投げつけることになります。
 
可哀そうに。。。
だいたいが私の魂のエネルギーはマス志向で大きいのだし。
魂の目的から逃げようとする女性性が発したエネルギー、つまり
相手への「傷つけ」も無意識に大きなものだったのではないでしょうか。
 
たとえ相手の自我やマインドがけろっとしていても
無意識はやわらかなスポンジのような存在ですから
無作為に知らぬ間に傷つきをさっとセンサーして
防衛スイッチが入ったとしてもまったく自然です。
 
・・・と反省するわけです。
 

私から去ったひとたちは今、
自分らしい生き方と幸せをつかんでいると思いますが、

精神の世界に時間が存在しないことを考えると、

自分が蒔いた種のかりとりをしなければ
 
私がまだ望んでも手に入れることのできていない世界は
やってこないでしょう。
 
私にとってのその「かりとり」とは
自分が逃げたものを引き受けて生きることになります。
 
つまり「書くこと」ですね。
 
罪滅ぼしのために書いて書いて書きまくる
毎日にするというわけです。
たしかに、私の魂が書きたいテーマのひとつは
「日本の男性を癒すことを目的としていて
グレートマザーおよびマザーとの和解を促すこと」
だからです。
私の頭のなかは学術的なこともいっぱいですが
そういう形ではなくて、それを物語や小説の形にして
ヒーリングをしたいのです。
この国の問題への目覚めを促してくれたのは
私と異性との関係性でした。
 
禍福はあざなえる縄のごとしといいますが
 
私が七転び八起き体質であることもあるかもですが
 
いずれにせよ「傷つけられた」からこそ
「目を覚ます」プロセスにもなったわけです。
 
ここに神と宇宙からのギフトを見出します。
 
あとはちゃんと
今まで目をそむけてきたエネルギーの分だけ
しっかりとあがないとつぐないをしないことにはね。
 
真のグラウンディングはここにあります。
 
+++
 
私はエゴの夢見が大好きでしかたがありませんが
(しつこいほど言ってるw)
 
 
私が大事にしたい異性に対して
「無自覚に傷つけたことへのあがないとつぐないとしての行為、
それが書くことなんだ」と設定すると
 
書くことにもっと謙虚に頭をたれて
ていねいに向き合う意欲へとつなげることができるのに
 
気が付いたのでした。
 
私はいまお話のアイディアがスプラッシュして大変ですが
さらにもうひとつ浮かんでいるのが
 
私がなりたい「かわいい奥さん」を主人公にした
家族物語です。
このストーリーも、目的は
男女雇用機会均等法以後、ある意味
独特な男女の齟齬が発生していますが、
その男女の関係性を癒すことにあります。
 
私は二者の関係性を意識した方がパワーのわくタイプです。
ひとりで夢見の世界にこもることも大好きですが
一人遊びしているよりも
それが
大切な誰かのためにと意識できるときは
なおパワーが湧き上がってきます。
 
お母さんやお父さんになると
生活や仕事への意識が変わる
というのに似ているかもしれません。
 
***
 
もしもあなたが謙虚さを美徳とする方でしたら。
 
ぜひ「あがない」と「つぐない」という観点から
 
自己をかえりみることをおすすめしたいと思います。
 
これもまたあなたの魂のパワーを活性化させることになりますから。
 
 
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そこは充足と幸福の田園です。
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