お問い合わせ・お申込みは

お問い合わせ・ご相談・スクール・レッスンお申込みはこち
(お名前・ご連絡先・ご希望メニューをお知らせください)

2014年5月27日火曜日

働くサラリーマン男性の心への理解を深めた夜~関係に愛あるキーワードを持ち込むとは?

表面的な会話(A⇔B)の深層には
(X⇔Y)のような隠されたテーマやエネルギーが
たくさんありあます。ユニークなのは
その隠されたもの、未知なるものが
われわれに知らぬ間に憑依してしまう点です。
それにいち早く気が付いて、さっと現実レベルに持ち込むことができるとき、
関係性をリードする立場になっていきます。
 
夜、開催しました。
 
くりひろげられる表面的な対話と向き合いながら
 
関係の性質の二次プロセスを読み解く
 
自覚(アウェアネス)の力を磨くことを目的とし、
 
どのように言語をくりだしてかかわればよいのか?
 
「愛ある関係」を育てるためのヒミツ
「愛ある関係」という深みや本質の問題が
どのような言語や非言語に隠されているのかを
見抜くにはどうしたらいいのか?
 
実践でつかみとっていただくためのクラスです。
 
きょうからスポーツジムでトレーナーをつけはじめました。
やばい、まじでやばい。8年も運動から離れていると
老化度がひどい。骨盤のずれ方もひどくなってる!
こつこつ、身体の器をつくりなおすため
せっせと通うことにしたのです。
 
じつはここでつかみとっていただくスキルは
かなりハイレベルです。
 
それだけに実際の場面にものすごく活きる!
 
おまけに他者理解、自己理解も
 
グンと深まるという、素晴らしいおまけもついてきます。
 
きょう持ち寄ってくださった「関係性」は
 
話のかみ合わない2種類のケース☆
 
「やめさせたくない上司と部署をかわりたい部下」の関係と
 
「押しの強いお友達と自分を出せないひと」とのお友達関係でした。
 
それぞれの関係の深層に隠されている
 
エッセンスやテーマを素早くつかまえて
 
対話に持ち込むことができると
 
それまでまったくかみあわなかった話が
 
一気に本質へと接近します。
 
どこで折り合いをつけることができるのかの
話し合いの出口も見事に見えてきます。
 
御参加くださったみなさまはそれぞれに
ご自身の個人的な心模様と現実とを重ね合わせながら
いろいろと気づきを得てくださっているのが
 
毎回、うれしいかぎりです。
 
私個人レベルでの
「面白かったなあ」と感じましたのは
 
「自分と相手は違う世界観をもった存在である」ということが
前提にないままに
 
お互いの意見を主張し合うことが非常に多い点。
 
当たり前のことをあらためて
感慨深く観察研究させていただいたのでした。
 
特に、「働く男性の意識」、それも体制にくみこまれて生きる
サラリーマン世界の男性意識を
 
御参加くださった方がとても上手に演じてくださったので
 
ものすごくよくわかりやすかった!
 
やめたい部下が、やめさせてくれない上司に
うったえるときに、単に
やめたい側の正論を上手にプレゼンするだけではたりません。
 
言い分のぶつけ合いで永遠の平行線。
 
そこで探っていくのは
そのひとと話していると
どのようなロールを自分が演じさせられているかへの
アウェアネスです。
 
このケースの場合の決め手は
その上司独自の世界観「役割意識」を
刺激してあげることが
どうも有用そうでした。
 
カウンセラー役の方が
「やめた部下」を肩入れしはじめ「翻訳・通訳」をしはじめたことからも
それは読めるわけですね。
聞き手側が憑依されているロールが二次プロセス。
 
そこをつかまえて
対話に持ち込むのです。
 
このキーワードにおいて
上司にはまだ検討してもらうのりしろがあることを
読み解けたのでした。
 
☆☆☆
 
けれども、そうなのよねえ。
 
男ってそうなのよねえ。
 
全員ではありませんが、
 
日本の男性の多くが知らぬ間に「家長」としての「役割意識」にのみこまれて
 
知らぬ間にそれ以外の世界観がわからなくなっていく・・・。
 
それがいい悪いとはいいませんが
 
お金を得るために社会の役割意識に埋没し
自らを抑制しながら頑張る男性に
 
女性の立場として
非常に胸をいためずにいられません。
 
「だから、女は勝手だ」といわれるのかもしれませんが
 
不思議なほど女性のほうが、はじめから気楽さと柔軟さをもって
仕事をとらえているところがあるかもしれません。
 
私に特定の亭主はおりませんが
 
サラリーマンとして頑張る男性がたの
心の動きはそれなりに理解して
 
寄り添わせていただいているつもりです。
 
もっと視野を広く持てばいいのにと
さもありなんことをアドバイスすることはナンセンス。
 
そうはいかない男社会と男の心理というのがあって
 
私は、女の私にはないその世界を
 
こころから尊敬していたりもするのです。
 
私もそうなりたい、わけではないのですが
 
何かを守り抜こうとする姿勢として
 
私には共感できるのかもしれません。
 
私は「個の魂」を守ることを
生業としている立場だからです。
 
その対象が私の場合はクライアントの方や私自身や
内なる神というテーマになるだけであって
 
役割意識の中で頑張る男性たちが
守ろうとしているものにも
 
同等に
 
神や自然が与えた素晴らしさが光っていると
 
思えるからです。
 
☆☆☆
 
 
関係の背後に隠されている神秘や未知なるものから
 
人間という存在の幅の広さや奥の深さを
 
なまなまと、いきいきと、体験させてくれるからです。
 
御参加くださっている、みなさま
 
いつもありがとうございます!
 
☆☆☆
 
次回は6月24日(火)19時30分~21時30分
 
御興味ある方はぜひご一報ください。
 
単発参加は1万0290円(税込)です。
 
初心者の方も大歓迎です。

0 件のコメント:

コメントを投稿