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2014年3月31日月曜日

ちょっとずつ変わりつづける現実のなかを、どのように進んでいくか?~桜の木に諸行無常をうつしだす

 
ちょっとずつ
 
ちょっとずつ
 
あらゆることが
 
動いている
 
ちょっとずつ
 
ちょっとずつ
 
いろんなことが
 
移ろいゆく
 
いつまでも
 
同じものは
 
この世にはなくて
 
永遠があるとすれば
 
魂の夢見る世界だけ
 
今年も桜は咲いた
 
同じ桜でも
 
去年と同じ桜はない
 
来年も桜は咲くが
 
今年と同じ桜もない
 
万華鏡のように
 
くるくると
 
まわり
 
めぐり
 
くりかえされるもののなかにも
 
微細な違いに
 
あふれる
 
四季折々
 
そして
 
ひとの産声・泣声・歓喜・どよめき・ざわめき
 
この世に
 
恐れるものなどいったいどこにあるだろうか
 
なにもかも
 
自然の摂理のなかで
 
まわりまわって
 
生かされているにすぎない
 
我がこの身
 
桜の木をみるたび
 
想いを馳せるのは
 
桜の木のしたで永遠の眠りについていった
 
西行法師のきもち
 
さぞ
 
気持ち良かったろうなあ
 
わが骨身が
 
大地にとけて
 
桜の木の養分に変わることができるかもしれない
 
淡くてはかない
夢のなかに
 
命を封じていく
安らぎを思って
 
【私】の永遠の命も
 
桜の花吹雪のように
 
空を舞って
 
大地のうえをしきつめる
 
優しいピンク色のじゅうたんに変わればいいのに
 
 
きょう、腕時計を修理にだしに
銀座にお昼間でかけました。
 
8年ぐらい前に購入した
ルイ・ヴィトンの時計の針が
止まったからでした。
 
 
 
「時計の針が止まると」という現象は
 
私には
 
現実世界の死と再生を想起させられます。
 
増税も久しぶりにあり
 
おまけに
 
春の陽気。
 
社会全体の
気の動きを
強く感じます。
 
私自身の
新しいエネルギーが
生まれはじめている
証拠でもありましょう。
 
「新しい私の誕生」!!
 
なんて素晴らしく心地い響きをもっているのでしょうか。
 
半年前
 
私はプライベートルームで
インナーワークをしていたら
 
「俺を出してくれ!」
 
という未知なる私の声が聴こえました。
 
当時は
 
「えええ?私、こんなに深堀して
いろんな自分をつかまえてきたのに
まだなんかいるわけ!?」
 
と驚いて
 
「こりゃ、大変だ!」
 
と、
 
その声の主をつかまえてひとつになるための
努力をこんこんとくりかえしましたが。
 
その成果あって
 
今は主体者である私自身が
 
「俺を出してくれ!」といっていた
あのトーンと
同じ腹から
言葉をくりだすことができるようになっていると
感じられて
本当にうれしくおもっています。
 
(ここが、本当に大変だったんですから!!)
 
行動を重ね続けていれば
 
必ず結果につながる。
 
信じてきてよかった!
 
あるクライアントの方が
 
何年か前に
 
「このサロンにとにかく通いつづけさえしていれば
いつかは日の目をみるんでしょう?」
 
と非常に頼もしいことを
 
おっしゃってくださいましたが
 
「通いつづける」という行動に
 
エネルギーを傾けつづけることができるというのは
 
運が強いしるしだと
 
私は考えます。
 
当然、ご縁や相性やタイミングもありますから
 
ここでポイントは
 
「自分にあったエネルギーの対象に
労をかけつづける行動をくりかえす」
 
という点です。
 
「自分にあったものが何か」
 
それを見つけ出せたり
それとめぐりあえるというのもまた
 
運の強いしるしでもありますよね。
 
一念三千
 
といいます。
 
もうとにかく
 
本気で願って
 
本気で行動をくりかえし
 
本気で努力を重ねつづけることにつきます。
 
迷わず、前進!
 
ですが
 
人間ですから
 
前進したくても
 
思い通りに身体が動かないことがあるのも自然です。
 
そんなときは
 
こんがらがった
こころの知恵の輪をひもとくことで
 
ここのところの
融通がきくようになるわけですが
 
その知恵の輪のひもときだって
大事な行動ですよね。
 
行動の基盤には
 
こころの動機づけがありますから
 
こころからわきでるエネルギーを
 
どのベクトルに向けるのかを
 
精査することは
 
限られた時間とエネルギーのなかを
 
生きる人間にとっては
 
非常に重要です。
 
「自分を知る」ことの大切さはここにあります。
 
ですが
 
「自分を知る」
といっても
 
「自分」ほど不可思議で得たいがしれず
わけのわからない複雑さを背負った存在もありません。
 
まあ、ですから
 
私は
 
分析の鬼と化して
 
「自分を知る」ことへのエネルギー投下を
おしまずにやってきたわけです。
 
「自分」こそが
 
人生の基盤です。
 
「人間・自分」を豊かに生きるには
 
「自分を知ること」
「自己愛を満たすこと」
 
そのあとに
 
「人間・自分・個」の確立。
 
真実の私の誕生です。
 
それを見つけ出したくて
 
すべての魂は
 
この現実社会を形成しているのでありましょう。
 
私にはそう見えます。
 
 
なかには
 
真実もあれば
 
当然
 
ウソもやまほど。
 
どれが本当に自分にとっての真実かを
 
見つけ出すことが
 
ますます難しい時代がやってきそうです。
 
自己と向き合う技術を鍛えているひとには
 
かなわなくなるのではないかというのが
 
私の想像です。
 
これから10年後、20年後、
 
さらにもっと変わっていく社会のなかで
 
私もまた
 
変わり続けながら
 
何かを投じ続けるのでしょう。
 
だからこそ
 
日々
 
自己との対話を欠かしません。
 
「私は何を表現したいか?
私はどのような表現をしたいか?
私は何を伝えたいか?
そのために
私がさらに磨きたいことは何か?
そのためにも
私は何を知り(学び)たいか?
さらに
私はどのような生き方をしたいか?」
 
私のエゴではなく
 
私のスピリットに問いかける
 
 
私自身多大に救われています。
 
最近の私のキーワードは
 
「現実化」
「行動化」
 
です。
 
「私は今、何を行動できているか?」
 
「それは私の人生の目的に役立つものか?」
 
人生の折り返し地点に入ろうとしていますから
 
残された時間を最大に活かすための努力として
 
毎時間、毎分、確かめるように
 
進んでいます。
 
 
+++
 
ここまで導いてくれた
 
内なる神と
社会の集合的な無意識に
 
感謝することしきりです。

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