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2012年12月26日水曜日

私を傷つけたあなたに贈ることば。傷つきは通過儀礼だから。~傷ついたときすべての存在に感謝を(向けられるこころに日々切磋琢磨)

 
みなさん、こんにちは。
 
きょうは「傷つき」についてです。
 
こんな短いお手紙をつくってみました。
どのようにみなさんはお感じ・御思いでしょうか?
 
***
私を傷つけてくださった
あなたに。
短いけれども、深い感謝の祈りを
こめてお贈りします。
あなたとだから
本当に大切なものを
見つけることができました。
あなたとでなければ望んでいた
未来はやってこないと
わかっていました。
 
だから---
私たちは愛と癒しとナイフとで
傷つけあいました。
あなたも同じ心境だと
私は知っています。
私を犠牲にした分
幸せになる運命です。
よかったね。
あなたを祝福する分だけ
私も幸せへの大通りが開かれました。
 
それは恐れずに
本気で向き合ったあかし。
千載一遇のハプニングをありがとう。
 
10年後
笑顔であえるといいな。
もしも会えなくても
私があなたの
幸せを祈っていることだけでも
覚えていてくれたらば……。
お互いに流した涙も
夜空できれいな星座となって
私たちを見守ってくれるようになるのだと
信じています。
 
出会えてよかった。
こころからありがとう。
200万個の星屑といっしょに
光のシャワーが
あなたの頭上を照らしています。
 
***
 
 
この境地にいたるのがとても大変なことは想像できますが、
それでも私は、この「関係のありのままを抱きとめる」
世界観を愛しています。
ゆえに、私は「傷つき」に羽根をいためた方たちを
まごころこめて包んでさしあげる
カウンセリングを日々営ませていただけていることが
本当にありがたく幸せです。
 
 
***
 
「外に求めるのはやめなさい」
『奇跡のコース』にはあります。
 
 
 
ですが・・・
 
生身の人間として
「外に求めてしまう自分」【も】
私は受け容れたいです。
私は人間くささも愛したいからです。
 
私たちは「神の子」ですから
「神」のスピリットの延長にありますが、
「子」としての「あがない」を受け容れていく過程で
「子」がじだんだをふんで
「傷つき」を「痛い!!!」と泣き叫ぶのも
私は慈しみたいです。
 
あなたの「愛らしい娘・息子」が
転んでけがをして痛いと泣き叫んでいるとき
 
私があなたなら、あわててかけつけてそっと抱きしめて
泣きじゃくるままに耳を傾けそばによりそいます。
 
あたたかなブランケットで優しくくるんで
ホットミルクをいれてあげます。
 
私の魂のプロセスとしての「あがない」は
 
「(神の)子」としての私が自分の「全体性」を引き受けて
すべての「神の子」のために働きかけて
生きることができるように成長することにあります。
 
なのに「子」である私たちは
「あがない」のために自分の内面に答えをなかなか探そうとはせず
つい「外に求めてしまう」傾向があります。
 
今回も私はその答えを男性との関係を
通じて見つけなければなりませんでした。
お相手も、私との間でなければ発見できなかったものに到達したのちに
本質へと帰っていきました。
 
ユングは、魂の一部は関係を通じて見つける、といいます。
私がひとりで瞑想やインナーワークするだけでは
けして見つけることができない大事な領域があると
日ごろから強調している理由です。
 
そして、だから。
私はあえて「傷つき」を引き受けました。
もう「小説家」としてのインスピレーションの解放もすすんだし
だいぶ自分を発見したつもりでいましたが
もう一発私が気が付いていなかった大砲が残っていたのでした。
これにはぎゃふんでした。
 
その男性のコンステレーションは
「母」「政治家」「社会」そして「書く」でした。
 
この男性にフラートされる私も
同じテーマを持っていると考えられます。
 
ここをヒントに分析しました。
 
 
それは、私が師匠と一緒に見つけた私の「器の大きさ」の問題です。
なぜか私の指向性にぴったりの
器の男性がいつまでも現れないからです。
 
結論からいうと私の師匠はありがたくもこうおっしゃいました。
(私の師匠は私のしんどさを本当によく理解してくださっているので
本当に感謝をしているのです)
 
「そうだ、きみの器の大きさは、地球まるごとだ。
アーノルド・ミンデルといっしょだ!」
 
ミンデルさんは「細やかな二者関係」にも
「地球サイズの社会と世界」にも
「天界と冥界の両方」にも指向性をもった
「どでかい器の全体性」の方だから。
 
とういのが私の師匠の主張でした。
 
彼は40年以上の歩みのなかで
それを実践家として体現しました。
私は想像します。
ミンデルさんのご苦労は並大抵ではなかったでしょう。
私にとってミンデルさんは
ガンジーよりもはるかに上です。(敬愛しすぎ?)
3年前のセミナーでデモンストレーションをなさっていたとき
「アーニー、アーニー、みんなに求められるけど
もういい加減僕を、解放してほしい」
と神様に訴えていらしたことが非常に印象的でした。
ミンデルさんのありのまま感や等身大感は本当に
人間らしい美しさを見事に表現されていると感涙しました。
 
 
私自身も、じつは自分の器の方向性は
「ミンデルさんと似ている」と見立てていましたが、
まさか私の師匠のくちからはっきり同等に発言されて、
「やっぱり、そうか」とがっくり肩がうなだれるだけでした。
 
私の苦しさは
自分のなかに北極と南極ほどもかい離した
指向性が存在することだからです。
ひとつは、普通の家庭を指向しているにもかかわらず
もうひとつは、政治や世界を変えたいという指向性です。
 
でも人生のスタートが
「私には才能がない」というアイデンティティ設定でしたから
後者は、自分のものではないと信じていました。
ただの憧れだろう、
ただの批評家魂のなせるところだろう、と。
ですが私の主張は確かにあるのです。
世界や政治、豊かさについてみるなら
すべての生みの母たる「こころ」を理解し
「こころ」とのつきあいかたや向き合い方を
統合したモデルをつくっていくこと。
そうしたときに
人間の進化の方向性に向かえるだろう、というものです。
そこには男女関係や家族関係の
ベースになる「母」そして
「グレートマザー」と向き合うということについても
提言しなくてはいけません。
そのために私は現代社会の
男性たちを癒す必要があることを強く感じています。
同時に、
女性たちも、です。
私は、男性向けのヒーリングと
女性向けのヒーリングを分けて
具体化したほうがいいように考えています。
もろもろ具体的に体系化されたイメージは
うすらぼんやりあるのですが
まだきちんと落とし込んではいませんので
ここをやらなくちゃだわ、と。
でもこれは昨日の目覚めでした。
今回、私にやってきた異性関係という落雷によって
私の女としてのエゴがたっぷりと悲鳴をあげたあとに。
ここを引き受けないから、
私の二次プロセスはいつだって関係のテーマで
私に「傷つき」をもたらしてきたのです。
 
 
でも
だいたいがミンデルさんクラスの男性なんて、
世界でも指折りではないですか!!!
 
ともあれ
「先生と一緒に確かめることができてよかったです」
といって、今年最後のセッションを終えました。
 
 
私のあるクライアントの男性は
「それは大変だ!かわいそうだ!」と共感してくださり、
それをきいて
エゴの私は「私の苦しさを受け止めてくれた!」と琴線にふれて
ほろりと涙しました、本当にぎゃふんなのです。
でも、こうやって理解してくれるひとに
受けとめてもらうことができるとき、
ひとは前に進むことができるようになります。
 
(だから、心理カウンセリングって有用なのです)
 
私はもう「通過儀礼」をいやというほど繰り返しました。
さすがにミンデルさん以上のテーマはもはや
でてきようもないでしょう。
(あったりして!?宇宙戦争とか?おっとそれはハリウッド映画)
 
私がこの「道」にしたがって進んでいくときこそ
適切な伴侶が現れるものと確信しています。
 
あとは自分らしくエンジンをかけて
驀進あるのみですな。
 
***
 
 
 
何かよくわからないけど
「満たされない感じ」に
不安定さを覚えるときは
この手のテーマが背後にあることも関係しています。
 
このために天は私たちに
「傷つき」という「通過儀礼」を与えてくださいます。
 
 
 
本当に「傷つく」のは大嫌いと私のエゴは叫びますが
 
聴くところによれば
このエゴの滅却のために
わざわざ何百万円も大枚をはたきたいひとも
この世界にはいるといいます。
 
それを思えば、
私が私になるためにわざわざ世界の外のものたちが
私に傷つきという通過儀礼を与えてくださるのだから
 
少々マゾ的発言ですがw
 
大きな視点でいったら
こんなに有り難いことはありません。
 
でもきょうはさすがにやっぱりエゴの私が疲れていますのでw
そんな私に施しをと思って、
異性のお友達を誘って
晩御飯を食べにいくことにしました。
 
私のバンドエイドになってくれる
そのお友達にはちゃんとお礼をしないとね。
彼が異性の問題をおこしたときの
バンドエイド役を私はこれまでしてきてるから
たまにはいいか。
 
こういう関係もありがたいです。
感謝。
 
 
 
 
 

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