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2013年4月4日木曜日

次回4/29(祝)「第2弾!境界線セミナー」テーマは「関係性と境界線」☆~境界線セミナーのご報告&参加者の声



 
みなさん、こんにちは。
3月末日に「境界線セミナー」を行いました。
 
(次回のご案内はこのページの最後に記載しました)
 
一般的に(現実レベル・思考レベル)で言われている
バウンダリーは「個」を守って(保って)生きるうえで
とても重要なポイントです。
 
基本的な考え方はぜひ下記の御本 『境界線』をおすすめします。
境界線をはっきりと認識して線をひくことが
じつは相手のためにもなる、というような内容が書かれています。


 
そして、そんなことは基本の前提としながらも
 
現実レベル・思考レベルだけでは
 
どうにもコントロールできないエネルギーが
私たちにはついてまわっています。
気づいていないところで。無意識の世界があるからです。
 
一生懸命に「美しいクリスタル色のオーラに包まれていると私は安心だわ!」と
自分のバリケードやバウンダリーを構築したつもりでも
 
知らず知らずのうちに
ひとと面しているときにストレスを感じたり
こころを動かされたり
はたまた
身体症状をもらったりすることはありませんか?
 
どのようにコントロールしながら
現実をひらりとやわらかくわたっていけばいいのか?
 
そんな疑問を抱える方のために開催されましたのが
fiore独自の「境界線セミナー」です。
 
 
ボディワークもとりいれ
身体で感じ取っていただきながら
 
エネルギーの原理と精神の深みについてのからくりの
理解を深めていただきました。 
 
レジュメもご用意させていただきつつ
スーパーディープなテーマを
とっぷりとていねいにガイドさせていただきました。
 
手前味噌ですが、このテーマで一冊本を書けてしまうような内容ですよねー。
宗教と心理学とボディワークとぜんぶがつまって咀嚼されていて
美味しい!
 
 
うちのサロンは変幻自在に
レイアウトできちゃうのでお気に入り☆
 
今回、特に私が強調したかったのは
 
外と内の関係性です。
 
内面の軸が確立されてはじめて
適切な境界が見えてくる、という点を
うたっている方はまだそういらっしゃいません。
 
 
「防御は最大の攻撃」ということばの
本当の意味はここにあると私は思っています。
適切な防御さえしていれば
自然とものごとはあるべきところに流れていくのですね。
 
ですが、多くある誤解がこちら。
精神分析用語にある「抑圧」「抑制」です。
 
自分の自然(あるまま)に蓋をすることをいいますが
ここでいう防御は違います。
 
自分の自然(あるまま)をしゃんと立たせるときに
はじめて
自分にぴったりのバリアーが立ち現われてきます。
 
すると
人生をスムースに進んでいくことができるようになります。
 
私の頭ががんばってふんばってどうにかしようとしなくても
「まるでお手洗いに行きたくなるときのように」
自然な生理現象のごとく
スーッと自然が私たちを導いてくれるようになるのですよ!
 
 
このときカナメとなりますのが
 
自分だけの「リラックスポジション」や「リラックスワールド」に
しっかりとつながることができていること。
 
そうはいっても現実レベルの思考や意識では
 
何が自分の無意識もふくめたリラックスなのか
 
なかなかキャッチしにくいのも自然です。
 
このときチェックポイントとなりますのが
 
面白いことに
 
現実でおこっている「ストレス」なのです!
 
他者との間で発生している「ストレス」が
 
自分の未知なる、深みからの「リラックスワールド」に
 
導いてくれるんですね。
 
なんてステキなのでしょうか。
 
私にガスをふりまくスカンクとおもわれた相手さえも愛しくなってしまう!?
 
 
前半は私が近頃習い始めた
ロシアのサバイバル武術システマで学んだワークをベースに
 
向ってくるエネルギーに対して力んで抗うとかえって傷をくらうことを
体験していただき
 
さらに自分の軸がしっかりはっきりとしているときのほうが
自分の軸ががたがたになっているときにくらべて
目に見えない防御の壁がはっきりと浮かび上がり
向き合う相手を寄せ付けさせないという
場面も見ていただきつつ、
(現実のコミュニケーションシーンにたとえると
相手から「おっ」と芯ある存在として対等に向き合っていただきやすくなります
つまり相手の問題に巻き込まれなくてすむようになります
 
ご自身でも、その感じを味わっていただきました。
 
またその「軸」はリラックスしているときのほうが
より正確にそのひとらしさにそって現れてくるものであることも
ボディワークから身体で感じ取っていただきました。
 
 
ランチをはさんで、後半は
実際に精神のバウンダリー(境界線)をはっきりさせるために
こころの内面世界と外界との関係性と
その間に必要な境界線の見つけ方についてレッスン。
 
「どのように現実のストレスから、内面の自己を発見して
 
それにぴったりの境界を発見していくか」
 
の基本エクササイズをみんなでワークしました。
 
さらにこのポイント「内面の自己発見」は
 
「他者との関係性」のなかで浮かんでくるものです。
 
そもそもは「関係性のなかで蓋して隠してしまった大事なパート」だからです。
 
精神の深みにふたされて隠れてしまったエネルギーは
 
「関係性に対して信頼できている」なかから呼び覚まされます。
 
(私がつねひごろから、肝心なスピリットは
ひとりでインナーワークするだけでは見つけられないからと
ガイドやグループの必要性をおすすめしている理由でもあります)
 
グループのみなさんひとりひとりの力を持ち寄りあいながら
 
デモワークも行いました。
 
そんなこんなで盛り上がって延長1時間、
合計7時間近くにもおよんで
ていねいかつみっちり
おひとりおひとりにしっかり大事なことを
つかみとっていただくために
セミナーを展開させていただいたのでした。
 
おかげさまで私も
「あちゃー、私ったら、すごい難しい、お坊さんみたいにカルマの話までしちゃってるし、
たんにそれをそういうものとしていうにとどまらず
じゃあ、それとどのようにして溶け合っていったらいいかの
技術紹介までしゃってるけど
要はそういうことだったのよねー、私のテーマは
生きることへの愛、のひとなのだったわー」
 
とあらためて自分という存在のシルエットを
いっそうはっきりとさせていただくことにつながったのでした。
 
つくづく先人の知恵に感謝するばかりです。
フロイト、ユング、ミンデル、わたしのせんせいFさん、
量子物理学の先生たち、カスタネダをはじめとするシャーマンたちの
恩恵にあずかることのできた、歴史の歩みに深い愛をもって
感謝せずにはいられません。
私みたいな性質の人間は、
1400年代だったらとっくに修道院にやられているか
うまずめといかいってみんなから石ころを投げられていじめられ
悔しさのあまり憤死しているか、でしょう。
個性開花なんて、夢のまた夢だったでしょうから(笑。私の妄想ですw)
 
 
以下に、みなさんからお寄せいただいた感想コメントをご紹介します☆
(ご記入いただきありがとうございました!)
 
S.Kさん(43歳・マッサージ師)
 
適切に境界線をつくれるようになりたくて参加しました。
最後、参加者のみなさんの協力によって、内面を深く掘り下げることができて、
ありがたかった。Oさんの演技(?)がすばらしかったのですが、
あれはまさに私の内面そのものでした、
それを目撃したことはかなりのショックでした。
本当は出たがっている自分の部分を表現としてうつしかえされると、
こんなにも凍り付いてイライラとする、自分がいることを思い知らされ、
大変大きな発見でした。
自分の内面に潜んでいるいくつものパートそれぞれに
境界線をつくっていく必要があることがわかりました。
かなり大変な作業を続けていかなくてはいけないんだなあ、と。
自分の内面が欲している部分をどのように受け容れて活かしていったらいいのか
考えないといけないのかと、ちょっとがっくりしました。
 
 
N.Oさん(会社員)
 
今まで個人セッションばかりでしたが、グループに参加することで、
ほかの方のプロセスを見ることができました。
ほかの方のプロセスを通じて、
そのしくみ(自分からみて簡単そうに思われる境地が、
それがアイデンティティの外にあるとなかなか同化することが
難しいものであることなど)を客観的にみることができました。
自分の内側を深めることが境界線の強化につながるということ
境界線がしっかりとしてくればしてくるほど
自己実現も補完的に進んでいくのだということがわかりました。
これまで個人セッションで発見してきた自分の持ち物を統合していくことが
現実での境界線につながっていくと理解できました。
自分ひとりで統合していく方法も教えてもらうことができたので
ひとりでも取り組んでいきたいと思いました。
そもそも自分の進む道に常に「邪魔」や「阻むもの」が存在している感じがあるため
それとの「境界線」をどうやって作ったらいいのかと思って参加しましたが
自分が否定しているその部分にキモ(宝)があることもわかりました。
 
A.Iさん(35歳・会社員)
 
自分の存在、自分は何者なのかを追求したくて参加しました。
実生活の改善や今後の方向性の検討に役立てばと思っていましたが
実生活で活かせるワークを学ぶことができたので、よかったです。
他の参加者のケースをシェアしてもらえたこともよかったです。
先生のブログはよく読んでいますが、
実体験や、ほかの方の体験を通しての講話をきいていると
より自分のなかに浸透してきました。
自己実現、カルマ解消のみちのりはとても長いことを
覚悟できたことで、良い意味であきらめがつきました。
教えてもらったボディワークや自己発見のための基本エクササイズを
普段の生活のなかでも生かしていきたいです。
 
Y.Aさん(30歳・デザイナー)
 
身を守ろうとして固くなってしまう自分をなんとかしたくて参加しました。
さらに社会で生きていると
「枠をしっかりもって生きている人」ばかりでもなく
なかには「枠をこえてふみいってくる枠のない人」もいるなか
そういった人にはどのように接すればいいのかに対する答えも
見つけることが目的でしたが、
大変楽しく受講できました。
午前中におこなった、<軸を保ちながらのリラックス方法>を通して
自分がこんなにも緊張をしていたのか!と気づくことができてよかったです。
軸があればリラックスしていてもブレることはなく不安定さがなくなると
身をもって知ることができました。
それが安心につながり、よりリラックスできると思いました。
 
最後のグループワークでロールをみんなで演じあっていくのが面白かったです。
外から身を守りたいのであれば、
よりいっそう内面を意識する必要があること、
リラックスしたまま負荷のある日常を生きてみること、
自分の内面にあるもの、隠された欲求をいかに発見して
それを現実におとしこんでいくなかで、外との境界をつくっていくこと、
すなわち自分自身の本質に還ること、
そのあたりを持ち帰ることで
現実が変化していきそうな気がします。
 
A.Kさん(36歳・主婦)
 
どのような仮面(ペルソナ)をつけて社会を渡れば
生きやすいのか、どのような境界線をもてば自分はよいのか知りたかったので
参加しました。
これまでに認識していた自分の枠組み(境界線)をさらに進化させて
新たな外枠を見つけることができてよかったです。
個性化を達成するための器づくりの話や境界線のつくりかたのお話が面白かったです。
このセミナーで学んだことを通じて
もうちょっと楽に、リラックスして生活できるようになりそうです☆
 
Y.Kさん(28歳・会社員)
 
境界線が適切にひけていなかったのか
身体症状にすぐでてしまうことがあったので参加しました。
他の方のプロセスを見ることができたのがよかったです。
まさに相手のプロセスが映し鏡となって
新しい自分を発見することができました。
実際に身体を動かして教えてもらったので
(エネルギーの原理に対する)理解が深まりました。
教えてもらった基本ワークをくりかえしながら
そのつど適切な境界線を引けるように練習していきます。
 
 
***
 
境界線のテーマは大変奥の深いものです。
 
その背後には「関係性」のテーマも潜んでいます。
 
どのような「関係性」に蓋をしてしまっているのか?逃げてしまっているか?
あるいは、ストラグルしつづけているのか?
 
この問題も適切に(ニュートラルに)他者と
境界を引く技術を磨くうえで
向き合っていきたい重要なポイントです。
 
そこで「境界線シリーズ 第2弾」として
「関係性と境界線」というテーマで
セミナーを開催します。
 
日時:4月29日(月・祝)10時~17時
場所:fiore@赤坂見附
料金:1万5750円(税込)
定員:8名
(ていねいに体感していただくためのセミナーにつき
少人数でとりくんでいきます♪)
 
ポイントは、ご参加者のもちものを活かして
いろんなロールを演じていただきながら
どんどん「関係性」のテーマにとりくんでいきます。
 
そのなかで、浮上させることに慣れていないパートが刺激されて
「どのようにそのパートを受け止めたらいいか、表現したらいいか」
コツをつかむことができるようになります。
その過程を通じて、そのかたに必要な境界線を発見することも援護させていただきます。
またこれは同時に「真実の自己を発見」することにもなります♪
 
1:抱えている関係のテーマがクリアになる
2:他者と向き合うときに補いたい大事なエネルギーを発見できる
3:私とは何者か? さらなる理解が深まり、明日からの行動が変わる
 
と!1度に3つのポイントをマークできてしまう、このテーマ。
 
さらにひとくちに「関係性」といっても
そこにはいろんな性質があります。
切ったほうがいい関係性
切ったら逆効果の関係性
何もしない方がいい関係性
導いてもらうままについていったらいい関係性
こちらがリードしなければいけない関係性などなど
 
関係性の妙を味わいながら
「リラックスして生きやすい境地(境界線のなか)」へと
みなさまをガイドさせていただきます。
 
ピンとくる方、ぜひご参加ください。
初めての方も大歓迎です。
 
<お申し込み方法>
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