ものごとを決めるときや考えるとき、どうしたらいいか?
わからなくなるようなことはありませんか?
そんなときのひとつのチェック法として、私が提案したいのは
「大丈夫よぉぉ~☆」という声掛けを、
たとえばヴィーナス(女神)のような存在から語り掛けられていると想像する方法です。
あなたが「大丈夫よぉぉ~☆」と肯定してもらえると、
元気のでる高次のキャラクターを自由に設定してみましょう。
私の場合は、シンデレラの魔法使いのおばあさんです。ビビデバビデブー♪
どのようなシーンにあっても、彼女にそう囁かれていると仮定したならば、
「私ははたして、どのような行動を選択したい(したくなる)のだろうか?」
そこで浮かんだ答えが本来、そのひとがとるとよい行動であると、いうことができるように、私は思うのです。
なぜなら、恐れや心配、不安から展開されていく行動は、
無意識のいたずらとからくりによって、
実際にその通りの現実をつくりだしていくからです。
じゃあ、だからといって、それ以外の行動パターンが思い浮かばないよ!
というときに、うってつけの自問自答法が
この「大丈夫よぉぉ~☆法」というわけです。
「大丈夫よぉぉ~☆」と魔法の太鼓判をおされるということは、
絶対安心の世界に、瞬時に自らを放り投げてくれます。
絶対安心の境地にいるときに、欲する行動こそが、
望む現実を引き寄せていくことができるのであります。
たとえば私の最近の例でいいますと、
土曜日の夜、日曜日のグループワークのためのレジュメがまだ仕上がっていませんでした。
けれども、体は終日のケース続きのために、くたくたになっていました。
頭と心は、「レジュメづくりのために、
さらにもう4~5時間踏ん張って仕事をしなきゃいけないかしら」と、もんもんとします。
うーん、うーん―――
そんなときに「大丈夫よぉぉ~☆」という声が囁きかけてきているところを想像するのです。
私の頭と心は反応します。
「そうかあ、大丈夫かぁ。だったら、
今日は無駄な行動をとらないうちにさっさと入浴して眠ってしまおーーーっと。
その分、明日の朝、早く起きてとりくもーーーーっと。
だって、大丈夫よぉぉって言ってくれているもん♪」
胸をはって、お休みしてしまったのでした。
結果、早い就寝(午後10時よりも前)は、成長ホルモンも出てくれるおかげか、
同じ睡眠時間でも、いつもよりも快眠、目覚めもすっきり、しゃっきり。
ケースが始まる前にとりくんだレジュメもすいすいとまとまっていきます。
面白いのは、この「大丈夫よぉぉ~☆」世界が、
ふだんの自分の発想とは正反対の答えに導いてくれるという点です。
私には好きな男性がいますし、そのひとと最後にあってからかれこれ半年がたとうとしています。
最後の連絡は年賀状どまりです。
なじみある私の行動パターンは、自分から「どうしているの?」と連絡したくなることが多いのですが、
この「大丈夫よぉぉ~~☆」に身をゆだねると、まったく逆の行動意識になります。
「そっかぁ、大丈夫なんだよねぇ。じゃあ、連絡するのはやめよーっと。放っておこうっと。
自分の好きなことに集中して頑張っていようっと。だって、大丈夫なんでしょぉ?」という風になります。
その選択のほうがよいという、基準は何か? そう問われるなら、
心理学的には「心理ゲーム」からの離脱であり、
もう少しスピリチュアルに考えるなら、
安心世界が運んでくれる、本質の求める充足の境地への道程になります。
「私は守られている。私は認められている。私はOKな存在だ」
安らいでいるときの表現は、赤ん坊のように、無邪気な天然エネルギーの解放です。
もっともナチュラル、
もっとも大自然が自分に与えてくれている
自分らしさそのものであるといえるのではないでしょうか。
大自然にたくさんのひとが恋するように、
大自然の心から生まれた行動スタイルを自らが肯定しないなんて、
人生がもったいなくてしょうがありません。―――というのが私の価値観です。
ナチュラルな自分の欲求行動を探るための「大丈夫よぉぉ~☆」法。
ぜひ試してみてください。
生きるのがもっと楽になるといいですね。