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2015年7月7日火曜日

七夕の夜に想いを馳せる〜魂の恋人同士のための夜

子供の頃から、私にとって
七夕はとても重要な日でした。

私の誕生日が12日だからです。

小学1年生だった私は
七夕の夜のお天気が本当に重要でした。

年に1度の逢瀬がかなわないと
まるで自分の誕生日がやってこないのではないかというような気持ちで、

七夕と自分の誕生とを関連付けてとらえていたのでした(笑)。

また、ロマンティストの私は、
1年に1度だけ許されるふたりの関係に
純なものを感じ取って
うっとりとその日を楽しみにするのでした。

心理学的に考えますと、
これは私の個人神話になってしまっていますね。

私のマインドは望んではいないのですが、
私のスピリットは、スーパーピュアラブを志向していることがうかがいしれます。とほほ。逃れられない私自身を引き受けて生きているつもりです。今は。

現実的になかなか結ばれなくても、
そこに真実の愛があれば、

べたべたな現実のために
冷めた関係をつづけるふたりでいるよりはいい、と。

(え、それって、うちの両親に投影していたものではないかと)

私はものすごく現実的な女性ではありますが、

どこかで激しく精神的な形而上的な愛を初志貫徹しようとする、修道女のような心をもっているのでありました。

さて、七夕の織姫と彦星の暗示は、誰ものなかにある「魂の恋人同士」であるとしたら
みなさまは、どのように思われるでしょうか?

七夕の願いごと、それは、あなたのなかの身失われた「異性性への愛のことば」であるといえるかもしれません。

そう考えるとき・・・。

みなさまのなかの男性性と女性性、

今宵は結ばれているでしょうか?


私のなかの男性性と女性性は、
悲しい恋のお話を紡ぐ形で
ひとりの暗い部屋で昇華させております。

なぜなら、私のなかの男性性は「表現者」だからです。
とりわけ「小説家」なのです。
私のなかの女性性は、圧倒的な少女性と、パワフルな母性の塊ですが。
少女と母性と小説家魂を、こねこね、とさせて、おもちをつくような心で
えんやこらと、パソコンに向き合います。

(あ!このひと寂しいのかしら?と思わないでくださいね。私がお話をつむぐときは、背中に真っ黒な地底パワーを背負ってではないと、取り組めないだけのことなので)


どうか
天高く遥か彼方の星と星のめぐりあいのように、
みなさまにも、素敵な奇跡の夜が舞い降りますように。




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