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2015年10月26日月曜日

【人生人間観察】ひとそれぞれにある苦しみと悲しみを前に


いろいろな方の人生の困難とともに向き合わせていただきながら
胸にしみるものがあったので、書き出しました。

この世は本当にやまほどやりきれないこと
理不尽なことにあふれております。
私は自然体を愛するゆえ
気張るつもりが全くない人間ですが
それでもさすがに、人間界にあふれている
数々の痛みの声に、胸が張り裂けそうになることもあるわけです。
それらのひとつひとつを受け容れる必要のあるときに
こうして書きたくなるわけですね。

それはこんなかんじ……。

***

まあ、なんて、生きるということは、辛いのでしょうか。

もがいて、戦って、吠えて、笑って、手を叩いて、泣いて、転がって。

すべては美しい一瞬のきらめきであるには違いないのだけれど

誰もが回る因果のなかで転がっている。

ひとりの問題であるだけならまだしも
ひととひとが交わりあうなかで
「違い」を認めていくことの難しさに
ぶつからないひとはいないでしょう。


現実が向いている人にはわからない
苦しみと悲しみがあって
現実は向いていないけど、精神的なことが向いている人には、
わからない苦しみと悲しみがある。
その逆、喜びと笑顔の世界もまた、しかりで。
ひとそれぞれにいろいろと因果を背負って生きている。

そのどれが正しくて正しくないかだなんて
何もないなかで
誰もが自分の因縁を消化するために
必死に転がっている。

ひとが背負っている苦しみは
一瞥しただけで、あるいは、外づらからだけでは
とてもじゃないけど、はかりしれるものじゃない。

スマートそうに見えるひとに限って
私はすこぶる驚かされることがたくさんある。

「まあ!あなたが所有している天然エネルギー、
なんて大変なんでしょうね。
きついと感じる局面、たくさんおありでしょう?
よく頑張っていらっしゃいますね」

瞳を潤ませて頷かれることは多い。

だから私は、すべてのひとに頭を下げる。
私は自分に矢を放つひとがいたとしても
そのひとにも頭を下げるように意識している。
心のどこかで痛みを覚えながら
「ああ、これがこのひとが背負っている苦しみなのか」と
頭を下げるのだ。

ひとそれぞれにある苦しみと悲しみ。
誰よりも一番に理解してよりそうことのできる私でいたいと思う。
そのための表現力を磨くことに専心するもの、それこそが私。

ひとの苦しみを誰よりも一番に
深いところから理解してよりそうことのできる
私でありつづけたいと、心から思う。

そして

いま目の前にある小さな幸せに
こころから知足、充足できることを
私は喜びに思っている。

いつもご利用いただいている皆様には
こころから感謝しております。

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