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2012年1月20日金曜日

【詩】 私にとっての愛とは。

ホームベーカリーでチーズ蒸しパンをつくってキャス・キッドソンの
フォークにお皿、テーブルクロスといっしょにいただいていたら
ふと、この中にもこぼれる「愛」を感じたのでした。




私にとっての愛とは。

私が私になることだ。




私にとっての愛とは。

あなたがあなたであることを、ほめたたえることだ。



私にとっての愛とは。

私が長らく忘れていた、私の本当の姿---
花そのものとして世界に
その彩とかぐわしさを解き放つことだ。
失われていた花の命を

今ふたたびこの肉体に取り戻すことだ。


私にとっての愛とは。

あなたの本当の姿が風であることを見つけ出す道のりを、

私が応援することだ。


それも、あなたが望む形に従って---。
あなたが、来てほしいとつぶやけば、
たちどころに私はあなたのそばに舞い降りよう。


あなたが、消えてくれとつぶやけば、
私はすぐさまに、あなたのもとを遠く遠く離れて、
虫の声をも殺すかのごとく、あとかたもなく消え去ろう。

私にとっての愛とは。

そして、
私もあなたも、たとえ
ともにおのれの本当の姿を見つけ出すことができなくとも、

今この瞬間、互いにこの世に肉体を向き合わせていることの


奇跡を、満天の星空のもと、ただひたすらかみしめあうことだ。


一陣の風が肌をかすめていくかのよな、
この縁(えにし)は、
何億光年も離れた世界から届けられた、

星の瞬きの贈り物なのだから。


私にとっての愛とは。



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