ユングの錬金術 大崎智代子の過去のワークの記録

私は「ユングの錬金術」が大好きです。

なぜなら、究極的に「知られざる本当の自分」をあぶりだすことを可能とするからです。

私はこのプロセスを経て、「自分の本質」とひとつになることができました。

これこそが究極的な「愛ある行為」でした。

私がこの術を通じて「私が命を授かった意味＝魂＝愛」になることができたおかげで、

私は私のソウルメイトを引き寄せることもできました。

仕事も、お金も、あるべき方向にぐんぐん導かれていく実感が高まるばかりです。

クライアントの方で、この術に身を沈めた方々は、

私の目に、得も言われぬ「色気」を身にまとわれていき、

さらには「本来あるべきその方の姿に変容して飛び立つ、あでやかな蝶」となっていくのが、本当に嬉しくてなりません。

心理セラピーの奥義であり、秘儀でもあります。

そして、ユングはこの「錬金術」に、「自己実現」の本質を読み解きました。

明日１月２１日（土）１０時３０分～１２時３０分

【ＮＥＷ】
２０１２年３月６日（火）１３時～１５時　
毎週火曜日昼クラスオープン！

新規クラスが始動します。

ご興味のある方はぜひご一緒しましょう！

▼詳細はこちらをご覧ください。

http://chiyokoosaki.blogspot.com/2012/01/blog-post_03.html

～『転移の心理学』C・G・ﾕﾝｸﾞ（みすず書房）の絵に色を塗ります～

第１章　メルクリウスの泉
すべてのひとの無意識に眠っている
私たちの苦しさの秘密がここに象徴（絵）として
隠されています！

第２章　王と女王
あなたのなかの究極的対立物が浮かび上がります。
男性性と女性性を向き合わせることで。

第３章　裸の真実
宮廷服をぬいで、社会性をはぎとったとき
あなたの内側から何があぶりだされるのでしょうか？
私は「激しい拝金主義への怒り」が吹き出し、
ワンワン泣きながらこの絵を塗りました。
無意識の奥深くに隠ぺいしたままでは、
おそらく未来永劫に私はお金が自らにやってこない構造に
閉じ込めてしまっていたのでしょう。ぶるる。
だって、こんなにお金を嫌っているんですものｗ

第４章　浴槽の水に漬かること
対立していた正反対のエネルギー同士を
ひとつの浴槽にひたしていきます。
浴槽のなかには、あなただけの「神」への
領域へと続く水が。
この水に浸かることで、あなたは深い深い
無意識のはるかかなた底の底へと沈んでいきます。

第５章　結合
おめでとうございます！ｗ
対立しあっていたものがついに
交わりあうことができています。

結合の絵の「気化」バージョン。
肉体がぐんぐん軽くなって
羽根をはやし気化しているのがわかります。

第６章　死
あれれ？ここは棺桶に身体が腐敗しているシーンなのですが、
私の場合は、「お祝い」状態でした。
一面の花！！ヘンデルやハイドン、モーツアルトもＢＧＭで聴こえました。
私の無意識は、ずっとこの瞬間を待ちわびていたようでした。

第７章　魂の上昇
対立物が結合し腐敗したのち、２つのものから
たった１つの魂が天へと昇っていきます。
これこそが、あなたがずっと待ちわびて待ちわびている
「自己」の姿なのです！さあ、何がでるのかな？何が出るのかな？
わくわく、どきどきです。
私は自分の肉体から巨万の富が噴出していたのを見て
目を丸くしました。何枚か前ではあんなに富を嫌悪してたくせに！
ひとの深層心理というのは実に判りません！！

第８章　浄化
この1枚に、この錬金術の秘儀中の秘儀ぶりが隠されています。
ほかの錬金術の書（タロットの世界にでさえ！）描かれていないのですから。
この浄化のプロセスが加わることで、
あなた自身の肉体の純度をどこまでも高めてくれるのです！

第９章　魂の帰還
天界にのぼったあなたの魂が、あの世で「救い主としての知恵」を身につけて、
あなたの肉体にふたたび宿りにやってきます！
前の前の絵で、魂が上昇したのは、そのままこの世を去ることではありませんでした。
まさに、このために、天上にのぼったのです。
私はここでリチャード・バックの『かもめのジョナサン』を思い出しました。

第１０章　新たな誕生
おめでとうございます！！！
これこそがあなた自身の長いこと目指してきた姿。ありよう。エネルギーの状態です。
この本質を目撃したとき私は、なぜ過去に自分がどえらく生きづらかったのか、
そのわけがわかったのでした。