ガッツだぜ。
負けるもんか。
ほっといたって這い上がる。
オレのど根性を見るがいい。
なじるがいい。
さげすむがいい。
観る者の目が節穴だけだ。
オレは必ずや返り咲くぜ。
黙々と養分を吸い上げ
ただ時が熟するのを待つだけだ。
這いつくばいながらも
その時が来るのを待っている
オレがわかるか。
お前の目にはせいぜい
しおれてひからびた、過去の産物にしか見えないだろう。
だとすれば、それは、お前のこころだ。
今に見るがいい。
ほら、時の運が、もうすぐ向いてくる。
【解説】
私のサロンのベランダで
お花を育てているのですが、
あるとき、一気に枯れてしまった鉢がありました。
ひとつだけしおれて、ぺしゃんとしてしまって
とってもぶかっこうだったので、
捨てちゃおうかなと迷ったりもしたのですが、
どうなるかわからないと思って、毎日、水やりだけを欠かさずにいました。
すると、あるときから、グングンと葉っぱが立ちあがってくるのを感じられました。
そこでまたせっせせっせと水やりをしたのですね。
すると今、見事に淡い紫色の小花が満開になりました。
(上の写真がそれです☆)
そのとき、私は、その鉢に、この【詩】のように語りかけられている気持ちがしたのでした。
感情に良いも悪いもありません。
腹のなかの怒りをありのままに感じることも、
健やかな自我を守るためには、不可欠です。
生きていると「根畜生~~~~!!やってられねーぜー!!!」と
煮えくり返ることもあるのではないでしょうか。
そんなとき「こんなネガティブな感情を抱くなんていけない子だわ」と
否定的になる必要はありません。
ありのままの感情にふたをしすぎると、
うつになるか、キレるかのどちらかにはまるもととなります。
むしろ、こういったありのままの感情を、
怒りでも、やりきれなさでも、自己憐憫でもーーー、
こうやって詩にしたり、お話にしたり、
絵を描いたり、メロディにしたりして「昇華」することが
とても有益です。
そうして、自分のありのままの感情を、
こうやってアウトプットして、みずからが抱きかかえることができるようになるとき、
私たちには新しい「生きる力」が宿ります。
それはときには次なる創造力にもつながりますし、
新しい生産力にもつながります。
みなさまどうか、自分のなかの
いっけんネガティブかもしれない感情にも
こころや言葉を与えてみてください。
※そんな観点からも、
私は深層コラージュセラピーの会(ワークショップ)を
大事に考えています。
腹の内側に抱えているものを、
アウトプットする健やかなる心身のための会です。
もちろん心理セッションそのものも、
そのプロセスを引き出すことのためにあるようなものですが。
0 件のコメント:
コメントを投稿