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2010年10月20日水曜日

無意識を信頼していますか?オンリー1の命を生きるキモ

上に向かってまっすぐにのびようとする草木のように、
無意識はいつでも現れたがっている。
いや、意識ではわからないところで、すでにそれは「在る」のです。
私たちの命の秘密を一生懸命に教えようとして。
「うえを向~いて、あ~るこ~♪」

かなり古いですが、故・坂本九さんの名歌よろしく、

私としては

「無~意~識を~、しーんじて、あーるこー♪」

です。
(▲いったい、どんな曲調なんでしょか、これは!?)

今日のクライアントの方とのお話しのなかで

ぱっと私の口からついてでていた言葉

「無意識を信じようよ!」 。

我ながら、俯瞰のカメラでそれをとらえつつ

「そーだよ、そーだよ」と感じ入ったので、ポストします。

簡単に説明すると、

他者に対して距離をとること = 冷たい人間に見られるのではないか

という恐怖心にかられるせいで

おもいっきり面倒見がよろしく、
相手の感情を過度に請け負ってしまうために
ぐったりストレスを感じるというお話しだったのですが……

対話の受止め手である
私には、
微塵もそんな空気が伝わってきません。

むしろ、大きく相手を包み込もうとする
度量の広さみたいのが、

むおーーーーーんと、
その方の背後に空気として現れています。

私には心を開いて話して下さっているからという部分を
省いて観たとしても、

この空気は、
ご当人にしてみれば、かなり無意識からのもののよう。

「この無意識のエネルギーは
他の方の前でも作用していないはずがない類だわ」
ととらえた私が、

「無意識を信じようよ」と思わず言ったわけでした。

私たちは、日常のなかの

表面的なやり取りをみては、不安を感じることが、多々あるのではないでしょうか。

ですが、これは「自我」レベルであり、「意識」のレベルでの葛藤です。

それ以上に、大事なのは

私の愛犬ポリーです。
このまっすぐな瞳をみていると、
私もこんな風に純粋な想いといつもつながっていたいと
私の本当の「想い」を教えてもらえるのです。
自分の中の

「熱い想い」


「生きざまの信念」


「人生で大事にしていること」

そういったものへの信頼を寄せるだと
私は強く確信しています。

なぜならその「想い」は、
その方の本質からこんこんとわき出でているものであり、

たとえ、どんなに身を飾って誤魔化そうとしても、
本人の自意識がどんなに「そんなものは私にはない!」と主張したとしても、



その「想い」はいつなんどきも衆目の的にならん、と見事に現れ出ているものです。

だからこそ、
自分の無意識を信じ、想いを信じ、
信念を信頼すること。

そうすれば、現象的に現れる
いろんなことは些細な、ただそこにある事実として
受け容れ易くなるのかもしれません。


御釈迦様が、菩提樹の元で悟りを開くときに、
たくさんの誘惑にそそのかされても、「立ち去れ!」と
けして誤魔化されることがなかったというエピソードもありますよね。

表面的なやりとりは、あくまでも表面的なものでしかありません。
けれども、もっと大事な深層で
私たちは突き動かされていることを忘れてはいけないと私は信じています。
表面的なことは、その深層の想いが、歪んだ形となっているにすぎません。

そして、私たちは本能的な嗅覚を持ち合わせており、
すべての人間は無意識の深いところでつながっている存在です。
ひとつです。
恐れる必要は何もありません。
表面的なことに付和雷同する必要もなく、でんと構えて、自分を信じること……。

企業のマーケティングは、意識レベルで行われていますが、
それでも大多数へリサーチをはかれば、集合的無意識がそこに垣間見えることでしょう。

ミリオンセラーをたたき出すアーティストは、神様と言われますが、

自分の中の熱い源泉へと深く降りていき
井戸水をくみあげるかのごとく、
現実で形にするからこそ、
たくさんの人の心を打つのであり、

その深さが、「自我」から遠く離れていれば離れているほど、
集合的無意識に大ヒット!!!

というからくりのようです。


さて、少し話がそれましたが、


そんなわけで誰もに存在する「無意識」。


仲良くすると、たくさんいいことあるよ。

…と、平たい言葉でお伝えしたいです。

ユングも言っていますが、
まず、あなただけの「無意識」はいつなんどきも現れたがっています。

「無意識」が現れるチャンネルは複数あります。

●視覚(夜見る夢もこのチャンネル)
●聴覚
●身体感覚(身体症状)
●何気ない動作(体の動き)
●人間関係
●外の世界
など。

自分が普通に意識したり、判断したりする範囲では
とうていキャッチできないであろうこと、もの、違和感などに遭遇したら、
それをとても大事にします。

そしてこんな風に自問自答します。

「私の中のどんな声が、どんな役割が、
そういうシグナルに心を動かしているのだろう?」

その答えに、
無意識からのメッセージ(意図)が隠されています。


たとえば……

なかなか会えないので
「身につけるもので、一番大事にしているものを頂戴」
とおねだりしたら、くれた指輪。
彼は「セールで見つけた安物」と言っていたけど、私が
自分の深い「想い」につながる大事なチャンネルとして愛しんでいます。
昨夜、私の夢に、1カ月以上もご無沙汰してしまっている
私の好きな彼が出てきました。
不思議なことに、こんがり真っ黒、つや光のする肌の色になっていて、
少しやせ細って、体のラインがシャープになっています。
「だ、だいじょうぶ??」
夢の中の私は言っていましたが、
本人はケロリとしていました。

朝、起きて、「なんだ、なんだ?」となり、
さっそくこの夢とワークをします。

一番気になったのは、夢の中の「真っ黒つや光してやせ細った」彼です。(当たり前!?)
そこで、私がこの彼を演じるなら、どんなセリフが出てくるであろうかをチェックしました。

「もう大変だよ、ぎりぎりのところを走っているよ、
でも僕はこれで男として自分を立証して見せるんだからね!」

というセリフを感じられたのでした。


この私の夢の中の彼は、私の中の一部ですが
時間と空間と距離を超えて
無意識で私と彼がつながっていることを信じるなら

…少なくとも、私が感じている彼への素直な気持ちや熱い想いを信頼するなら……

そろそろ彼にエールのメッセージを送るタイミングがきているんだろうなぁ~、という
カンに変わるのです。


そして、この「無意識」のサインは、大変、固有性の高いものです。

誰かの事例はけして当てはまりません。


たとえば私の母はせっかちなタイプなので、
「そんな1カ月も連絡くれないのは、あなたのことが好きじゃないのよ」
とそそのかし(心配し)てきますがw

私とこの彼の間にあるものは、
私の母と私の父の間にあるものとは
当たり前のように異なるわけです。

だから、そんなときこそ、私は自分の周囲に存在する
無意識チャンネルに意識を向けるようにします。

オンリー1の答えを教えてくれるからです。


P.S.
ちなみに、この「無意識」を、深いところでキャッチできて、
それを視覚化するのが得意な方は、
ドリーン・バーチュー博士がいう「天使」や「フェアリー」という
存在としてキャッチすることもあるかもしれません。
彼女が「天使は誰にもいて、私たちにメッセージを送ってくれている」というのは、
ここに通じるのだと、これまた確信。。。
日本の場合は、やおろずの神々が、そういう存在に値するように思います。

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