「忌み嫌うものの中に宝がある」
といいます。
近頃、私はまた自分がここ20年近く忌み嫌ってきたものを
あえて選択してみました。
それはKOeIさんが出している大ベストセラーゲームの『信長の野望』です。
(私が買ったのは、天下創世バージョンです)
錬金術の論理からすると
「ひょっとすると、ここに今の私への本質的な答え、見失われた自分の一部があるのでは?」
と、ふと直感したからです。
といいますのも……
約20年前、私はこれで、
大学受験に失敗したからです(笑)
当時、私の大本命は東大の文Ⅲと
早稲田の一文でしたが、
慶應の受験が終わった瞬間、きゅーに風船がしぼむかのごとく、疲れがどっと出てしまいまして……
気分転換にでもと、母が持っていた98ノート(当時はまだWindowsが出る前でした)に
初代『信長の野望』をインストールしたら、
もののみごとに、はまってしまったのでした。
気分転換のはずが、“脱線”しまくってしまい、
早稲田の試験までのまる2週間すべてゲーム漬へと堕ちていったのでした(T-T)
嗚呼、わが青春……。
そして、もともと私は自分に自信がないせいなのか、
本命を避ける傾向がこのころからあり、
受かりっこない「東大後期試験があるからいーよ」などとタカをくくり、
肝心の早稲田の受験を無視することを決めたのでした。
(ああ、今ふりかえっても、お馬鹿さん)
よって決定した、慶應義塾大学生活も“脱線”の連続でして……
おおもととなった我が選択『信長の野望』をずーーーーーっと
忘れたい過去の産物として、避けて通ってきていたのでした。
笑い話にこそしていましたけど。
それ以後、ゲームを選択するライフスタイルとは程遠かったというのもありますけどもね。
さて、ここで注目すべきポイントがあります!
それは、そこまで自分を見失わせてしまうほどの
私にとっての『信長の野望』の吸引力です。
何かが貝合わせのように、私のなかでカチッとハマってしまったから、
そこまでの非常識な脱線が発生したと、今だからこそ振り返ることができます。
して、その要素とは????
その要素をつかみ直すことで、
私の本質(ネイチャー)がじつは求めているものとご対面できるはず!!!
ジャ、ジャーン!!
ふたたびゲームの扉を開けてみて、続々と発見したのでした!!!!
1:足場を固めないことには、敵陣に攻め込めないこと
まずは、足場を固めることが、超大事!
2:しかも、足場が固まるのには、大変長い年月を必要とするのです。
1年のうち春に税金がおさめられ、秋に兵糧がおさめられるのですが、
2~3年ぐらいへっちゃら。あっという間。
じっくりと時間をかけて、やっとそこそこ隣国を攻略してもなんとかなるだけの
物資がそろうといった具合なのです。
ここで、私はものごとは、じっくり、
じっくりあたためてこそなのだと、痛感しました。
とかく、すぐ結果をみたがる、私の焦りんぼ気質にはよい人生勉強です。
3:忍者をつかった情報戦を展開していくのですが、
これまたしつこく、しつこく、です。つかまっても、つかまっても、何度でも送り続ける。
そして、そのなかから、自分と同じ毛色の武将の寝返りを計っていきます。
桃太郎さんのお話しもそうですが、
自分と同じ(共鳴する)仲間を探す旅でもあるのだと、思うのです、人生は。
4:さらに、他国の大名との外交戦略も、重要です。
「3」のように忍者を使って、内部をかく乱して敵の勢いを弱めて
(その国の大名はその間に、そっちに気が殺がれますので、
自分の国に立ち入らせる勢いを与えない)
共に闘ってくれる大名を探すなどします。
この1~4って、今の自分のサロン運営および
心理カウンセリングの有用性の啓蒙活動にも同じことがいえるわ!
とわが身を反省したのでした。
面白いのは、いったん「忌み嫌う」と
その対象が持っているパターンをすべて手放してしまっている点です。
私は、1~4の現実を生きるうえで、とても重要な要素を
避けて?いや、さぼって?通ってきておりまして、
この3年間、このサロンを運営することができているのは
すべて受け身のスタンス!!
「いいのか、それで?」と自問自答はしていましたが、
それでもどうにかここまで泳いでこれたのは、
奇跡としかいいようがなく、
すべては支えて応援してくださっている、みなさまのおかげにほかならないのですが、、、
そろそろ私は「始動する」タイミングがやってきたようです。
今までは機が熟していなかったから、それでよかったのかもしれませんが、
自分のあらゆるテーマがクリアになり、
自我と自己が統合され、個性の枠組みがハッキリとした今、
エンジンかけにゃーなーと思っていたからこそ、
ふと、このかつての「忌み嫌っていたもの」を選択する気になったのでしょうね。
無意識からの観点でいうと。
そこで早速、私は、今年に入ってお知り合いになった
慶應義塾大学時代に所属していたサークルのOBにコンタクトしました。
とても顔の広い方なので
ビジネス相談にのってもらおうとすると……
(↑外交のつもりw)
びっくりしました。今ほどメールのお返事をいただいたのですが、
私が今度セミナーを行う、鎌倉市役所の市長さまとの会合が
私のセミナーの翌日にちょうどある、との話(@¥@)
すごーーーいーーー、シンクロニシティーーーーーー。
そうなのです、無意識のシグナルの足跡を、
あたかもパンくずを拾っていく
ヘンゼルとグレーテルのように辿っていくと、
ビンゴの鐘が鳴り響く、奇跡に遭遇することしきり。
(たくさんのクライアントの方の証言からも確信しています)
この大先輩は大変、御顔の広い方なので、その姿勢を学ばせていただかないとなりませんねえ。
やっぱり外交って大事!
(ビジネスマンには当たり前でしょうけどもね。
私はリクルートにお勤めしていたとき広告の営業担当だったし、
その頃は大変な社交家だったはずなのですが、
泣く泣く、私の頭でっかちのせいで強引に広告営業の仕事を頑張って
自律神経失調に至ったという、プチトラウマのせいで
この外交ってやつも、思いっきり手放してしまってたんだなあぁ…と振り返る)
ともあれ、この1~4を駆使して
お坊さんに仏敵と言われようとも
「今をひた走りに生きる」信長の生きざまに惚れ込んで(?)
うつつをぬかし、大学受験まで棒にふったのですから(笑)、
そのままそれを手放してしまってちゃ、悔しいっっ。
さほどまで惚れ込んだ生きざまを、しっかと頂戴せねばー。
ゲーム『信長の野望』を通じて、バーチャルにその感覚を体感中です。
そういえば、私が今大好きな彼も
「あの世なんてどうでもいい」という現実派です。
結局、私のセルフ(自己)は、
外界の刺激に対する投影を通じて
「現実を生きよ」、と私に指令を出し続けているのですね。
私の頭はどちらかというと
「この世なんてどうでもいい、あの世が大事」に傾きすぎるところがあります。
ですが、そればっかりでも、本当の私は居心地が悪い。
それを教えてくれたのが、
20年後に再会した『信長の野望』だったのです。
……でも、このゲームをきっかけとして(?)
慶應に入ったからこそ
今度コンタクトさせていただく素敵なOBの方との出会いもあったわけですよね。
そういう意味では
心で「忌み嫌っていた」としても、反転すれば、
このゲームは豊かさも運んでくれているわけです。
かなり「風吹けばおけ屋が儲かる」式の論法ではありますが、
縁は異なもの不思議なもの~。
まさに、禍福はあざなえる縄のごとしです。
人生の道のりに落としてきた大事な忘れ物、
このブログを読んでくださっている
あなたも、今「忌み嫌っている」モノの中にあるかもしれませんネ。
どんな「忌み嫌っている」モノがパッとひらめきますか?
そんな「見失われた本当のあなた」を見つけ出して、
現実の自分との折り合いをつける方法を
サポートしていくのが、今の私のお仕事です☆
毎日をグンと生きやすくするカギを握っています。
さ~て、これから1時間ほど、
ゲームの世界にいってきます。
頭がからっぽになって、今日一日のいろんなストレスもすっきり、しゃっきり。
寝つきがよくなるのも、お気に入りです。
読みました。@¥@
返信削除市長には翌日の午前中に会うことになりました。
素敵な先輩より@鎌倉
ご覧いただきありがとうございますm(_ _)m
返信削除こんなわたくしめですが、
どうぞよろしくお願いします@*@/
感謝、感謝>素敵な先輩@鎌倉