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2011年2月14日月曜日

【ラジオ語録&裏話】ラブレターの極意についてのトークを振り返り~NHKラジオ第1『渋マガZ』コーナー『彩菜の課外授業』で

NHKラジオのスタジオ内。建物の11Fにありました。
でかー。迷子になっちゃうような場所でした。
これはしゃべりだして5分ぐらいのときの写真ですね。
撮ってくださったスタッフの方、ありがとうございます!
みなさん、こんばんは。

バレンタインデー本番は、
いかがでしたでしょうか?

昨夜、私は
NHKラジオ放送第一さんの番組『渋マガZ』というNHKアナウンサーの青井実さんが総合司会をつとめていらっしゃる枠内
21時台のコーナー、椿姫彩菜さんがMCをなさる『彩菜の課外授業』にゲストでお招きいただきました。

テーマは『ラブレターの極意』。
ラブレター研究家として
リスナーから寄せられた熱い愛のメッセージに添削をさせてもいただきました。

私は今、心理セラピストの仕事をメインとしているわけですから、
自然と私たちの精神の機能として深層で自然に何を求めているのか?
という背景をベースにしながら、

相手の胸に響くツボがなんであるかを
あれこれとお話させていただきました。

番組の女性ディレクターさんとの事前のお打ち合わせの時から、
私の恋文屋.comのサイトで表現している
「言葉の花束を贈ろう」というテーマを気に入ってくださってたので、嬉しかったです。

当日の台本をみながらのお打ち合わせの時も

「恋人や好きな異性に限らず仕事相手やあらゆるシーンで
大切な気持ちを大切なひとに伝える行為は
すべてラブレターを贈るのと同じ」

というメッセージを強調してほしいと、
はっきり「意図」を明確にしてくださったので、
とてもトークがしやすかったです。(感謝!)

主旨としてはだいたい下記のとおりでした。

「感謝の気持ちを起点にラブレターは書きましょう。
ありがとうの気持ちを贈られて嬉しくないひとはいません。

どんなことに“ありがとう”を感じているのか、
胸にたずねてひもといてみましょう。

ここで大事なことは、頭で論理的にこれこれ私は思っていると表現する以上に、

私はあなたのこういうところに
何をfeelしているのかを言葉にすること。

feelしている中にこそ、
相手とつながり絆を深めていく大事な
ふたりだけのキーが潜んでいるからです。

恐れることなく、たくさんたくさん相手にありがとうの気持ちを表現して、
世界中に言葉の花束をたくさん咲かせてもらいたいですね。

また、恋愛のシーンでとかく見落とされてしまいやすいことなのですが、
相手の気持ちのスペースを残している内容になっているかどうかは、
大切なチェックポイントです。

たとえばいきなり『命をかけてあなたを愛します』というのは、
確かに本人にとっては重要な真実なのですが、
受け取る側のこころの準備がないうちは、
そのひとの身の危険を脅かすことにもなりかねません。
相手のペースやスペースを守ってあげることで
もしかするとうまくいくかもしれない関係性も、
いきなり大砲をうちこんでしまうことによって、
相手がひるんでとっさに逃げてしまうことも少なくありません。

相手のペースとスペースを守りながら、
自分の正直な感性を表現することが
大切なんです」

みたいなお話でした。

さっそく番組内のブログで
椿姫彩菜さんがコメントをアップしてくださっていて、これまた嬉しいですね。
ありがとうございます。
お役に立てたぁ~☆

番組の女性ディレクターさんからも
「反省会でラブレター、面白かったね」とスタッフのみなさんにおっしゃっていただいたとの
ご報告をいただき、これまた感謝のかぎりです。


個人的な気づきについてで恐縮ですが、

昨夜の出演を通じて、私はあらためて発見したのでした。

「表現することの喜び」。

自分の想いをひとに伝えて
みんなに喜んでいただくことができるって、
なんて幸せなのでしょうか!

台本をきっちりとご用意してくださっていたのですが
「場」の空気に触れた途端、いきなり違うポイントを
話しだしてしまうクセが私にはあり……とほほ。
アドリブOKとあらかじめDの方が許可くださっていたので
良かったですが。。。ふぅ~アセアセ
トークしている間は
もはや天におまかせ状態!

そんな境地にようやく私も育ってきたみたいで、嬉しいです。
そのためには当然、これまで数年の年月のうちに
場数を得ることが不可欠です。
そういった数々のチャンスを与えてくださってきた
今までのあらゆる巡り合いに
こころから頭を垂れずにはいられません。(涙)

※オーバーに聴こえるかもしれませんが、
本当に本当にそうなのです。

ふと、インスピレーションなのですが、
「いつかラジオ番組をやりたいなあ」と感じたほどでした。
とても楽しい現場でした。

というのも私はこの日、いつも以上に自分をバーナーで燃やしたのでした。

なぜって?

だって!控室で待っているとき
番組の女性ディレクターさんとのお話で
「番組内でアンケートをとっているんですが、
みなさんバレンタインは……
“興味がない”というのが1位で
次に“苦痛である”というのが2位なんですよー」
と、うかがい、

「のわに~~~~!?」

と私にスイッチが入っちゃったんですねーw

思わず口を衝いて出た言葉は

「なんとしても熱くなっていただかなくては!
自分のハートのなかにある熱いものに触れて、
つかまえようというお気持ちになっていただかなくては!
だって、そのままいったら
少子化の一因を担う大人が増えちゃう!!!」

でした(苦笑)

この背後にあるものとして
私は社会の構造と、家族のありかたがあると思っています。

今の若い方たちというのは、
両親が共働きの場合が多いのではないでしょうか。
女性の社会進出の場が増えたことと関係もして。

そのとき子供が「聞き分けのいい子」の役割を無意識に負わされることになり、
自分がしっくりとくるほどの愛を感じ取ることができなかったとしても、
「こんなもんかな」と受け容れるにとどまり、

そもそも

「愛を人に伝える」ってどんなふうにするものなの?

という疑問を抱く余地もなく

「愛を人に伝える」ことについて未学習のまま成長してしまったとしても
不思議ではありません。

ああ。(ムンクの叫び)

これは聞き捨てならん! とテンションあげて
トークしたら、超楽しかった!

という風が吹いたら、私の中の愛のおけ屋さんが繁盛しちゃいましたw


「いつかラジオ番組を」の新たな夢は
今はまだ大それたインスピレーションだなと思うのですが、
いつかそのステージに立てるように、
今日も、明日も、精進したいなとこころの向かう先が
また一つ見えました。

そのためには私は
「なぜ心理セラピーのアプローチが、
愛の交流を深めるうえで
とても有用なのか」
そのあたりをもう少し説明できるようになったほうがいいのかもしれませんね。

心理セラピーとは、単なるコミュニケーションスキルとしての意味合いを超越しています。
もっと深いところ、深層にある「愛」のエリアにいかにふれて、いかにその愛を源泉としながら
大切な人たちとの関係をより強固で深いものにしていくかの
“美しい交わりのアート”なのです。
私はここを伝えたくて、表現したくてたまらないのです。

それにしても、

生きている目的が見えてくるって
雲間を抜けでた瞬間の見晴らし感に
似ているかもしれません。

みなさまの「生きている目的」を探り出すおともを
これからも引き続きさせていただきたいと思います。

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