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2014年2月26日水曜日

大変じゃない人間はいない。頑張ってきた自分をたくさん褒めて

私が人生と心と精神と身体の相談を
日々のなりわいとしているせいなのかもしれませんが

無意識世界を加味するなら

大変じゃない人間はいないというのが、ひとつの前提にあります。

それだけに、過去から現在にいたるまで
あなたのなにもかもをもっとたくさん評価してほしい。

どんなに評価しても、評価しすぎることはない。

私はそう思います。

戦前から昭和の人間は、「自分を甘やかしている」と非難するかもしれませんが、

私の持論では、時代が違う!社会の構造も違う!

今は、自らが自らを育てないと、競争に負けるような世界となっているように
私の目にはうつります。

自らが自らを育てるというのは、
自分で、自分の心を守って、自分の自我を成長させるということ。

過去の大家族制度で守られていた自我が
社会のしくみから逆に崩壊させられてしまっているために
不可欠の個人の大事な取り組みのひとつではないかというのが、
私の考えです。

そして、自らが自らを育てるために
「自己愛」を育てることが大事なテーマであり、
そのために大切なことは
己が何を求めているのか、社会の価値観とは別のところで、
という観点をもつこと
そして、自ら、自らをほめる達人になること。

現代の社会は無意識に壊れた自己愛が氾濫しているように
私の目にはうつります。

成熟した自己愛を身に着けるには、
今や自分で自分を最大にほめないことには
周囲のひとも自分の問題で手いっぱいであるため
相手を正当にほめたり、評価したりしているゆとりを失っていますから。
自分のことでいっぱいのひとがあふれているのですね。
(私もそのひとりでもあるのですが)

で、ブログを読んでくださっているみなさんには
「うぬぼれ」ではなく、
「等身大の自分大好き」とか「自分の頑張りを慈しめる自分褒め上手」を
目指していただけたら、とてもうれしくおもいます。

で、きょう出てきたポエムはこちら。




生きていると、いろいろなできごとに遭遇する。

生きていると、いろいろな気持ちに直面する。

生きることというのは、ひとすじ縄にはいかない。

なにもかもぜんぶ思った通りに現実が動いていくアイテムを

ドラえもんのポケットから出してくれたらいいのにね。

あいにく、そうもいかない。

生きるって、簡単さ。

かっこつけたいひとは、そういうかもしれないけど

肩肘はってなーい?

そういわずにいられないこころそのものを

抱きとめてあげたくなる。
心の片隅でこらえてきた
心の奥底にねじふせてきた
あなたの「涙」をかわりに流してあげる。

生きるって、難しいよ。

これが自然だと私は思う。


人間関係のこと
家族のこと
お金のこと
名声のこと
キャリアのこと
健康のこと
愛情のこと
性欲のこと
子供のこと

見失われた
自己のもろもろのために
「愛が足りない!」
「もっと私を見て!」
と無意識が叫びだす。

知らず知らずのうちに
受けとめることができなくなった
知情意が
バランスを逸する。

やれ急げ。
やれ完璧たれ。
やれトップたれ。
やれ結果だせ。
やれあのひとはあんなにできているのに。
やれすべてを手に入れないとね。
やれ人がうらやむようでないとね。

騒ぎ出した無意識は
私たちを駆り立てるように追い込んでいく。

おまけに、その騒ぎ出した無意識に
こらえきれなくなった
下層の無意識が
こんどはさらにもっと訴えてくる。

やめようよ。
無理だよ。
できない。
堪忍して。
やりすぎ!

理性は情も、精神もどこかにかなぐりすてて
合理で、世界を押し切ろうとするせいで、

ある日突然、バクハツが起きる。

ああ、なんてアンバランスなひとの姿。

生きるとは、なぜかくも難しいのだろう。

あいつが悪い。
こいつが悪い。

そんなに簡単なものだろうか?

生きることはけして単純じゃない。

研ぎ澄まされた感性と
冷静で高い打点からのまなざしと
ひととの関係を良好にするための、ふくよかで豊かな情緒と
柔軟な思考と発想と
おのれのあるままに寛容たる、大きな心と
直感からのギフトでもある創造性と
筋の通った道理と思想
さらに求められるは
「あなたはどうしたいか?」
「あなたはどう思うか?」
独自の立場と見解

ここに、現実的には
手足を動かして労働にいそしみ
「隣の誰かの喜びのもと」を与えるなかから
衣食住をあつらえるというのだから!!

求められるのは
なんて
たゆみない努力と忍耐
根気と意欲と
授かった命とプロセスを
信じる気持ち

おまけに
時間と肉体という
小さなハリの穴のように
非常に限られた枠に
私のスピリット(夢見の世界)という
宇宙空間にも似た
無限エネルギーをおさめないと
私はストレスいっぱいになってしまうのだから!



生きるとはなんとまあ
すばらしくもよくできた
研鑽の道

今この瞬間まで
生きることを続けてこれたこと

それだけでどれだけすごいことか!!!

血と汗と涙の結晶

がんばってきたあなたしか

私には見えない

だから

たくさんねぎらおう
たくさんいたわろう
たくさんほめよう
たくさんなぐさめよう
たくさん安心させてあげよう

よくやってきたね。
よくやってきたね。
どれだけ大変だったことでしょうか。
本当にすごく大変だったでしょう?
無理しなくていいのよ。
たまにはしっかりと羽を休めましょう。
いっぱいいっぱいほめてあげたい。
すごくがんばってきた!

もしかすると、
記憶がなくなるほど頑張りすぎたせいで
言葉にはなかなかできないかもしれないけど
感受性がひとよりちょっと強く生まれついてしまった私だったら
あなたのプロセスに「ひーひー」といううめき声を加えてしまうかもしれない。

本当によくがんばってきた。
本当によくがんばってきた。

ほら!
あれも!
これも!
それも!
また、それも!

あなたが積み上げてきたことは
たくさんあるでしょう。
あなたがこらえてきたことは

あんなことも
こんなことも

やまほどあるでしょう。

ぜんぶすごいこと
ぜんぶすごいこと

いっぱいほめてあげたい
いっぱいほめてあげて

あなた自身のことを
もっと もっと

きょうはどうか少しでも
身体のこわばりがゆるんで
お休みになりますように

夜空の星たちが、あなたの健やかな
寝顔をみて微笑んでくれている

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