みなさま、こんばんは。
大みそかの夜は、いかがおすごしでしょうか?
師走のすることの多さにかまけて
お返事がすっかり遅くなってしまいまして
誠に申し訳がございません。
【復縁したい】ゆうさんから3回目のお返しが届いています。
「大崎さん、2回目のアドバイスありがとうございます。
実は既に彼に会い、話し合った結果正式に別れました。しかし私はここからがスタートだと思っています。
実は後でメールで友人として繋がれないかと聞いてしまいました。彼は今は将来に向けて具体的に進みたいらしく、私に構っていると目標にたどり着けないかもしれないから、嫌であり、「さようなら」とはっきり言われました。
私も今は期間を置いた方がいいと判断しました。まだ彼に返信していません。」
とのことです。
質問1の答えとしても後述していますが、
おふたりの課題は
「相手のペースを知る」ことにあるように思われます。
お互いに「相手のペースを尊重しながら」どうやって
相手を受け入れていくことができるのかがキーです。
ひとつ私がこれまでのお返しのなかで
気になっているのが、
「彼のゆうさんに対する投影」はあたかも「女神」的であるという点です。
【6の質問に対するお答え】が次のとおりでした。(彼がゆうさんを気に入っていたポイントについて)
****
いい人→わがままを言わない。彼の趣味を邪魔しない。彼を尊重する。
感謝→常に彼の体や仕事の心配をし、彼に愛情を与え続けていた。
尊敬→彼以上に真面目である。上記のことも含めて。
****
それをどこまで人間であるゆうさんが維持しつづけることができるのか、どうかです。
もちろん、この姿そのままでありつづけることができるのであれば
おふたりの関係に問題が生じるとも思えませんが、いかがでしょうか。
そこを「人間であるゆうさん」を彼がありのままに理解する必要がありそうです。
そのことに気がつくには、この彼の場合まだ経験のなかで同じパターンに直面化していく必要がありそうですね。
では応答させて頂きます。
※その前の質問事項を明記しないとわかりにくい部分はコピペしましたが、
なくてもご判断いただけそうな部分は、先の質問内容を割愛しました。
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【質問】
彼にとって「耐えられなくなった」というのは、どういうことですか?
彼は「何」に「耐えられなくなった」のですか?
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1.彼が別れを考えている時に、私が別れたくないという気持ちを出してしまい、嫌になったのだと思います。話し合いの時、あの時は勢いで言ってしまったと言ってました。
▶つまり、彼は自分の言い分にそってもらいたいのではないでしょうか。
たとえ、自分が理不尽だったり、非論理的だったり、
自分の本心とことなっていることに対してであっても。
ひとのこころとは大変複雑です。
自分がどんなに相手にひどいことを言っていると知りながらも
相手を試す【甘え】ともとれるのですがーーー
試練を相手につきつけることがあります。
こころの世界には合理性とかけ離れた次元があります。
どんなに無茶苦茶な自分であっても
「許して欲しい」、「受け入れて欲しい」、という側面です。
私であれば、
彼が別れを考えているときには、
その【意図】を聞き出す努力をするでしょう。
「どうしたの?」
「何かあったの?」
「そんなことを突然言われたら、私もびっくりしちゃう。
同時に私に、あなたに沿うことができていない点があるのだろうから、
それについてきかせてくれる?
私にできることであれば、私も変わる努力をしたいから。
だって、私はあなたのことが自分の一部のように
とっても大切だからよ」
*******************
【質問】
「ゆう」さんにとって、「恋人として付き合うこと」というのは、
どのような状態をいいますか?
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2.連絡を取り合って、会える時には会い、お互いが心の支えとなり向上しあっていける。
▶お話しを伺う限りでは、
連絡を密に取り合っていらっしゃるように思います。
会える時に会うとは、どういうことかをもう少し詳しく教えてください。
心の支えを求めるのであれば、
まずはこちらが
相手を支える姿勢=相手のペースや言い分にそうこと
が重要です。
3.付き合っていた時よりは感情を抑えて接していました。私ももしかしたら戻れるかもしれないと思っていました。
→ここに「ゆう」さんのこころの葛藤を感じられます。
過度に「感情を抑え」すぎずに、適度にご自身を自信もって表現できるようになることで、彼のペースを大事にしながら、彼をだましだまし自分色に染めていくこともできる余地があるわけですが、
ここは今後のゆうさん自身のこころのテーマなのでしょう。
5.付き合おうという言葉が私には必要でしたから、彼がどう思っているのかわからず戸惑いました。
→ そうですね。何か約束事のようなものを求めたがるのも自然なこころの動きでしょう。ゆうさんは「はっきりとした線引き」のなかで物事を選択していかれるかたなのでしょう。ただ、男女が向き合うときというのは、こころとこころが向き合うことになるため、お互いに防衛線があります。こころをどこまで許していいのか? それを確認するためのグレーゾーンを楽しめるようになることも実はとても重要なプロセスのひとつなのですが……。
6.そうかもしれません。私には何か足りなかったと思います。それをこれから見つけたいです。
→そうですね、はっきりと見つけられるといいですね。
7.女性から積極的にいくと後で良くないのかなと思いました。
→ これは必ずしもではありません。相手の反応によりけりです。
相手のペースを尊重することは大切ですが、自分の気持ちを抑えすぎるのも不自然です。積極的になることと、相手のペースを無視することは異なるのではないでしょうか。男性が嫌悪するのは「積極的」さではなく、「自分のこころのペースが乱される」ことだからです。
8.彼の携帯の通話機能が壊れたが、そのまま忙しいという理由で携帯を変えてもらえなかった。確かに仕事で余裕がなさそうだったが、こういう所から彼の気持ちが冷め始めたのかと感じました。
→きっと本当に忙しかったのでしょうね。プラス彼にとっては携帯の通話機能を直すことは、仕事を守り通すことにくらべたら、そこまで重要ではなかったともいえます。ともあれ、壊れた携帯電話を変えるほどの精神的なゆとりがなかったことは確かなのではないでしょうか。これを「気持ちが冷めた」ととらえると、本当にそのプロセスははじまってしまいます。
「本当に忙しいのね。無理しなくていいわよ」と
彼を守ってあげるスタンスを貫きとおし、
彼を信じるこころを温めつづけることで
そのプロセスとは異なる道が発生することが想像できます。
9.別れ話になった時、電話で伝えました。彼は「わかったけど、普通は連絡を取らなければ気持ちが離れるから理解しがたい」と言っていました。
→「理解しがたい」の続きは何ですか?だから、どうだというのでしょうか?
彼の言い分をもう少し詳しく知りたいです。
最後に会って話した時に聞いたのですが、彼は私と会った日付や日数、行った場所などを私より割と覚えおり、私が書いた手紙も読み返して泣いたと言っていました。 そういうことを付き合っていた時は知らなかったので、それを聞いていたら信じられていたかもしれません。
→そうですねえ……。そうだったのですねえ。感慨深いものがあります。
彼も表現したほうがよかったのですが、
おふたりの深層に隠されたテーマは「信じる」なのでしょうね。
10.彼が会って話したかったことは、私が彼との関係を結婚も含めてどこまで真剣に考えていたかということ。
会って別れる理由を明確にして、お互いが納得した方がいいと思ったそうです。
結局彼の気持ちはほぼ決まっていたので、私は従うしかありませんでした。
→ゆうさんは「結婚」のお気持ちはなかったのですか?
以上、このお返しを読まれて、
「どんなことが一番気になるか」を
最後にお答えください。
お返事をお待ちしています。
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