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2015年11月5日木曜日

許そう☆理想とは違う《自分》:「周りが気になって仕方がない私」

きょうの夕飯は簡単さっぱり、だまこもちの野菜と鶏肉のスープ。
長ネギとしょうがとにんにくと鶏がらスープの素と一緒に
炊き込んだご飯を片栗粉とあわせてスリスリ練りこんで
ミニ団子をつくって、スープにイン。
ほうとうに近い感触でおなかにたまります。



きょうの話題から当サロンの共時性をピックアップしてみました〜。

テーマは「まわりのひとのことが気になってしかたがない」

であります。

仏教用語でこれを「ゲン(ニンベンに元)気」というそうで、
三毒のひとつとされているそうです。

簡単にいうと、「まわりのひとのことを気にするな」という方向は
人間としての大事な修行ポイントになるようです。

結論からいくと、
まわりのひとのことを気にして行動を選択していると
ちょとずつ、ちょっとずつ、
「自分は本当はどうしたいのか」という
感覚や感情が見失われていくのを、
私も経験しているし、ご相談下さる方々の
苦しみの根源のひとつとしても観察されております。

ですが!! ここから先が、きょうの私の言いたいことでもあります。

4000年も昔の統治者の歴史を生き残る、古代中国思想をひもとくと

それがその人間の行動の「結果」として、逃げ果せることができない

方々というのは、案外少なくないという事実から、目を背けることはできない、という

ことであります。

人間、いうは易し、行うは難し。

いろいろな意味でいうことができると思いますが、

なにしろ自然パワーはそらおそろしい勢いで
私たちをぶるぶるんと振り回しているように
私の目には見えています。

私が生まれ持ったエネルギーには、どうあがいても絶対に逆らうことはできません。
タオセラピーの根本思想でもあります)

したがって、「ひとのことが気になって仕方がない」という
「結果」を用意されて生まれ出た人にとって、
それを「やめろ、ナンセンスだ」といっても、
高速道路を逆走するような、無理難題でしかない、ということを
知っていることが大切であるように、私は思うわけです。

そこを無理やり、「ひとのことを気にしない!自分のことに集中する!」
コントロールしようと頑張れば頑張るほど、このタイプのかたがたは
エネルギーの反作用を経験させられていくのであります。
自分の資質を否定して
本来あるべき方向と逆方向に突っ走ろうとすればするほど、
もとの自分のありかへ、自然パワーによる反動で
ガツーンと引き戻されてしまうわけです。


しかも、この類のかたがたというのは
(もちろん基本は、ご自身の投影でしかないのですが)
「周囲に対して、犠牲を負わされている」という世界観を持っていらっしゃいます。
これまた「結果」として体験として確信として、当人の真実として
形成されるところとなります。

「恨み辛み」を腹で相当に抱き持っているのを、
(それこそ「呪い」レベルともいえるほどのものを)
「本音トークサロン」の女主人としてはたくさん耳にしてきております。

これをいったいどうしましょう???
いったいだれがその心を責めることができましょう???

だって「自然界(それも東洋思想的のある考え方においては《神界》と呼ばれている領域)」は、そうあることを求めてきているのですから!

小さな人間の意識がそれにどうやってあらがうことができるでしょう?

無理すれば道理は引っ込むという理を私は思い浮かべます。

大事なことは、そういう自分の自然エネルギーを認めて、受け入れて、
そのように発露する自分自身を「許す」ことに、
大きな価値と成長がある、と私は考えています。

自分を甘やかしている!

という次元ではないのです、もはや。
タオセラピーにおける「神界」の暗示ともなりますと。
人智を超えること、はるか5オクターブ上の旋律の世界であるとも、
言われているほどです。
人間が「自己一致」(=自己受容:個性開花、オリジナリティ、愛と同義語)することが待たれている落とし穴は、とんでもないところに
やまほどあることを、教えてくれます。

「では、恨みを覚える自分を認めたらいいのですね?」

とご質問いただきました。

「はい、そうです。恨みを覚えざるをえない自分自身を憐れむことが
恨みに翻弄されるだけの人生から離脱する鍵になっていきます

これが私の答えです。


そして、そういう自分のあるままに対する自覚が強まり
充足したのちに、魂の次元上昇(ステージアップ)がやってきます。

「自覚」することの大切さは、東洋思想に親しんでいる方であれば新しくありません。
ここに西洋心理療法の有用性をかけあわせたところで
プロセスワーク心理学が提唱した「アウェアネス(自覚)」という「心の器づくり」は、
東洋思想の「自覚」以上に、
「積極的に、自己の存在の器を明確にする」ことを指し示しているように、
私にはとらえられています。
(少なくとも、私が提供しているカウンセリングはここを大事にしています)

さらにタオセラピーでは、「エネルギーの完全燃焼」を、
「自覚」の技術にかけあわせます。
プロセスワークがいうアンプリファイ(増幅)の技術
「とことんやり倒す」レベルから、さらに
「何度も何度も自分のパターンを目の当たりにしてこりつくす」レベルまでを
追いかけます。

そうやって「ある一定のパターンの指向性が完全燃焼」をはたさないことには
その指向性は小さくなってくれないからです。

きょうこの問題についてお話し合いさせていただいた方は、50代を過ぎていらしたので
ご自身のパターンに対して「降参」のタイミングに入っていらっしゃいました。
そして、逃げもしなければ隠れもしない
「それこそが等身大の私だ」という「受容」が深まっていらっしゃいました。
どうにもならない、「理想とする自分」とは異なる自分のありようを、
はたしつくしていらっしゃいました。

ーーーだからこそ、次のセリフが出てきました。

「そろそろ、自分も十分に頑張ってきていると、
自分だけの成功の形を評価してもいいんじゃないかなと思うようになってきています。
自分とは異なる成功の形を得られないことでもがいて、
自分に厳しくしつづけることを卒業して」

と。きたーーーー!やったーーーーー!
私は温かく拍手を贈りました。

「まわりのひとのことが気になってしかたがない」という「結果エネルギー」も
とことん燃焼し尽くされたさまを、見て取ることができました。

人生のひとつの大きな転換点の目撃者にならせていただいている
感動を、ひしひし体の芯部から感じておりました。

自分を生きる、ということ。
自分を生き抜く、ということ。

命のろうそくが赤々と燃え上がるさまを
日々、応援させていただく幸せを

いつもみなさまから受け取らせていただいています。

本当にありがとうございます。

「自己一致」「自己受容」「愛」「個性開花」「オリジナリティ発掘」を追究している方には「タオセラピー」「タオセラピー神言セッション」をおすすめさせていただきます。
どシャープに魂の本質にくいこんでいきます☆

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