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2014年9月4日木曜日

金言「見ざる・聞かざる・言わざる」信じられるのは「内なる自然の声」

狭い暗室のほうが自己世界の声とつながりやすいことが
最近わかってきました。

生きているといろいろなことが本当にありますが

一番信頼できるものは
うちなる自然の声ではないかと
私は考えます。

ブルース・リー的にいえば
Don't think Just Feeeeeeeeeeeel!

というところにもつながるのかもしれませんが

いかに自分の心の声、体の声
さらにはネイチャーの声と
ひとつになり

合理を超えた領域を
受け容れることができるようになるか

ひとつの命題でありましょう。

私がいろいろな方々を観察させていただいていて思うのは

先天的にネイチャーの声をつかみとりやすい持ち味の方と
そうでない方とがいるようですね。

どちらがいい悪いということはなく
それぞれがそれぞれに磨いていかなくてはいけない
側面というのがあって

ある一面、すごく人もうらやむような要素をもっていても
別の一面では、ものすごく苦労しなくてはならない要素も
持ち合わせざるをえなくなっているということは

よくあることのようです。



ですから、人の生き方をみてうらやむのは自由ですけれども
その羨望によって
自分自身を傷つけるようなことがあるとしたら
非常にそれは気の毒なことともいえるでしょう。

かくいう私もなんだかよくわかりませんけど
たまたま?いえ、自ら選んで?
そこまでは立証のしようがありませんけど

あの家族のもとに、あの生年月日に命を得たことによって

ややこしいアンバランスさをやまほど抱えて生きざるをえず

そうはいってもそれから逃げようとしても
逃げ果せるものでもないために

引き受けることにしようと
自己とたっぷり向き合ってきているわけですが

「そりゃ、そりゃ一筋縄にはいかない!」わけでした。

そんなおりにどうして
世間一般の成功モデルなぞに耳を貸していられましょうか?

そんなものはいったいどこまであてになりえましょうか?

やまほど成功者の所有エネルギーを数理的にも分析しつづけてきていますけど

社会的にうまくいっていらっしゃる方というのは
ちゃんと社会的にうまくいくようなエネルギー指数を社会枠に所有していたり

たとえ社会枠にたいしたエネルギー指数を所有していなくても

その方なりにうまく循環させることを本能的に身につけていらっしゃるがために

どうにかこうにかそうなっているのだなあと

発見を日々深めているのであります。


私が声を大にして言いたいのは

ひとの成功モデルを追いかけているひまがあったら

自分と向き合うにつきるということです。

人のまねをすればするほど
自分の成功モデルはますます
海底の奥深くに沈み落ちて
いよいよ拾い上げにくくなっていくことでありましょう。
哀しい。

私はアスリートの方々の精神ようを観察するのも好きですが

成功しているアスリートの方は
ちゃんと自分流を構築していらっしゃるからこそ
光り放っているようにお見受けします。

今朝、話題沸騰中の
錦織選手もすばらしいタフネスのはてつかみとった
勝利でしたよね!!
そういうときのアスリートの方というのは
「自己」の筋が通りまくっているのがわかりますが
そういう状態にある人間というのは
みるものを感涙させてしまいます。
じーん。


幸か不幸か
「大運天中殺」を幼少から持ち合わせている方は
すさまじい成功をはたしやすいわけですが

そんなものをたまたま所有していない人間は

まずは「自己の所有エネルギー」を「最大に活かす境界線」がどこにあって
それはどのような行動をとって生きることなのかを

つまびらかにすることのほうが
確かな明日(現実)を切り開くのではないでしょうか。

***

かくいう私も
限りなく内的世界にひきこもらないと
意識が外世界にもれやすい性質を所有しているため

一生懸命に引きこもりの構造を自分にしいてきました。

ある意味、自分を、追い込んでいるともいえます。

人間の特性でもあるのかもしれませんが
追い込むと、火がつきやすい。

ただ、その
追い込んだ環境を用意することのほうが
難しいのかもしれませんね。
保全を考える傾向も防衛から存在するせいで。

ここを切磋琢磨できると大きいのでしょう。

そうやって

個の性分(しょうぶん)「個性」を大事に生きることができるとき
ひとは充足を感じやすいのだろうなあと
あらためて考察を確信するのでした。

***

そこで、大事なことは

どれだけ外の世界に回ってしまう意識を
コントロールできるか。

見ざる・聞かざる・言わざる

これこそが金言でありましょう。

自己世界にとっぷりとつながっていくための
あるいは
無駄にできごとや人々の投影にふりまわされないための
秘訣ですね。




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