寂しい。寂しい。
底知れぬ、寂しさ。
際限のない、寂しさ。
真っ黒な銀河宇宙もすっぽりと
呑み込んでしまうかのような
得体しれず
あてどない
寂しさが
かすかにのどから
漏れこぼれでようとしている。
本当はもっと大きな声で叫びたいのに
砂時計の細いくびれを
通り抜けるかのように
ちょっとずつしか
こぼれださせることができないのもまた
苦しいのだけど。
いっぺんにすべてを放り投げたら
【私】ののどは焼きもちをつまらせて
かえって破滅的となることだろう。
理屈なんてものは
どこにもない。
私はただそこに花が咲いているように
寂しい想いとして存在しているのだ。
どうやら「肉体レベル」の
私の「根源」をつかまえたかもしれません。
(おめでとう、私)
昨年の夏ごろに
「精神レベル」の私の「内なる神」
「両性具有体」の方向性はつかんでいましたが。
(三つ目ちゃん、クリスタルコブラあたり)
生身の肉体を通じて
いったい何を表現したいのか?
漠然とした「精神レベル」の命題が「愛」であることは
小学校低学年のときから自覚されていましたが
自己一致したところ、
つまり霊魂と肉体の交差点たる「人間」として
その腹からの叫びとして
何を本気で表現したいのか
つかめているようで
今ひとつつかみとれず
綿々と繰り返し重ねてきたわけです。
アイディアマンの私の精神ばかりが
次々に面白いテーマを生み出してはくれていましたが
どれもこれも
いまひとつ。
「肉体レベル」に落とし込むことに
苦労を重ねておりました。
気がつけば、1年近くが経とうとしています。
半蔵門駅近くのレストランでランチしました。 さっぱり味でも充実したお惣菜たち。 |
きっかけは
際限のない私のお洋服へのフラート現象の分析。
正直いって、もうなんでもいい、の状態なのです。
いるか、いらないか、が問題ではなくて
絵の具を買いそろえたい画家のような心で
デパート並みに種類をそろえたいという指向に
いい加減参っていました。
だいぶ「やりたおした感」大。
ですが、止まりません。
根っこをつかまえなば!
「どの心で絵の具をそろえないといられないか?」
———寂しいからだ。おもちゃが欲しい。
自分がどのような姿をしているのかの道具があれば、
私は寂しさから解放される。
うううん。
このあたりは、自己愛性人格障害気質が入っていましょう。
とほほ。
病名をつけるなら簡単だけれども
それじゃあどうしたらいいか?
どのように受け容れたらいいか?
自尊心を高める方向で!
といったところで、
それもまたどのように?
こころは千差万別であることを
私は算命学思想の細かな類型ぶりを通じて
あらためて理解した次第です。
実際、私の「愛とお金」のテーマは
「禄存星(ろくぞんせい)」のなせるわざですが
私の場合、そのこころの器は「癸(きすい)」です。
生成もとです。
それは
暗い雨露の心です。
くらーくさびしーい心から
愛を叫んでいるのですよ。
私って人間は。
それを主体者がしっかりと受け止めていないとね!
実は、そんなに寂しい心から発露したものとしては
自覚が低いことを認めます。
まだ向き合っていない。
そのせいで、付け焼き刃的に補いを求めて
物質や異性との間で答えを生み出そうと動いてしまう
過去がたくさんあったのですね。
それでうまく回れば
こんなに分析オタクにならずにすんだかもしれません。
逆をいえば、それでうまく回らない
人間の不可思議さを経験せざるをえない
宿命と運命にはまったため
おかげさまで
私と同じようにユニークな型をお抱えの
クライアントの方々からご愛顧いただいているのですから
今となっては
それはそれでぜんぶOK。
さらに目下、課題となりますのは
「寂しい私」
根源的な始源の存在
ユングの言葉でいうなら「神自身」を
補い、賞賛し、喜んでいただくための
「物語」を紡いでいくという事でしょうか。
今日もインナーワークのレッスンで浮上したキーワードですが
「選定」は大事。
そのために。
何が自己一致か?
ここを究めることは
快適な晩年に向かう身において
とても有意義な探検テーマではないでしょうか。
たとえどんなに時間がかかっても。
急がば回れ。
かつて
最短最速で敵を倒して逃げるという
マーシャルアーツを指向していた私がいうのだから
やっぱりこれが
時間がかかっているようで
実は最短ルートなのだと
自ら信じているのです。
自分だけのエネルギーの組成のされかた
そして
自分らしさが光るエネルギーの回し方、受け止め方を
知ることができると
自信もグンと出てきます。
私はこれでいいのだ!
なんといったって
自然界がそういっているんだ!
胸をはって
自分らしさを愛せるようになったのは
私はつくづく算命学思想をベースに
転じさせることのできた
タオセラピーのおかげと
感謝しています。
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