ひとつひとつ細かい性格の私は たとえばよく使うボールペンやシャーペンも ペン置きを用意したいくち。 こうすると、ほっと安心する。 愛用するペン類にもわが魂が宿っているからなのでしょう。 大切なおのれの魂は微にいり細にいり 徹底して受け止め、守ってあげる! |
むき身であることと
こころがやわらかいこととは
違います。
ハートを開けというからと
なんでもさらけだすことと
間違えていた過去の私を思い出します。
オープンに人付き合いをすることと
自分のむき身さおよび見失われた想いを
相手にぶつけることとも
違います。
一方
自我を守ろうとして
傷つくことを恐れて
殻に引きこもることも
確かに違うのです。
しっかりとした自尊心
および自我意識
すなわち
自分が自分を好きだ!と思える
アイデンティティが確立されているからこそ
自己は守られ
安心を抱けるゆえ
相手の自我を立てることもでき
やわらかに人と向き合うことができる---。
これが成熟した人間の方向性なのね、
と見識と実感を深めております。
こころが柔らかくなれるのは
この安心の境地の中にあるからこそではないでしょうか。
もしも
自分が自分を好きだ!と思える
アイデンティティが確立されていない段階だと
エネルギーのもれこぼれ現象が発生して
現実界でいろんな問題を経験させられることになっていきます・・・
私自身の経験だけでなく
たくさんのクライアントの方のプロセスを目の当たりにするなかで
日に日に確信を深める
人間と人生の神秘。
私は何者か?
答えは
あなたがまさか自分は絶対にそんな素敵な世界は
許されていないだろう---
そう感じるところのものなのです。
現実はそうなっていないもん!
違います。
あなたがそれを認めて
それが欲するところに向かって
行動と努力を重ねて
現実を切り拓いていくことができれば
あなたは
「私は何者か?」の
答えを現実においても
得ることができ
さらには
比類ない充足と幸福を得ることができるわけです。
もしもそれに着手することができていないとすれば
いろいろなテーマが想像されますが
ひとつはっきりといえることは
もったいないことに
あなたのエネルギーは
累々脈々と漏れこぼれ続けているということ。
もれこぼれ続けることが悪いわけでもないし
プロセスとしては必要不可欠であったとしても
そのエネルギーを本来あるべき
懐におさめていくことができれば
膨大な貯蔵がそこには
累積するのにね、ということ。
そんな口惜しい
漏れこぼれを防ぐには
大別して3つのポイントがあります。
自分はどこにエネルギーを注ぎたい存在なのか?
そこにむかって安心してエネルギーを
注ぎ続けられる境遇を構築するとしたら、どのような?
大切なところにエネルギーを注いでいる間
あなたがけして傷つくことのない堅固なこころの護りをつくるとしたら
どのような?
このあたりを細かく吟味するのがヒケツです。
ともあれ
むき身はいけません。
全エネルギーをだだもれさせて
まるで
割れた卵のようなものです。
ご選択くださる方は
無自覚に自分がむき身であったことに気が付き
ぎょっとなられる方が少なくないのですが
精神がエネルギーが
どのようなからくりになっているかを知らなければ
無自覚にむき身なのもどうしようもありません。
そして悲しいことに
歩もうにも積み上げようにも
何も築き上げられない感覚に見舞われたとしても
無理ないのです。
ここに「生きることの苦しみ」のわけがひとつあるように
私には考察されています。
お釈迦様は「人間界は苦界だ」と
ずばり定義されましたが
この原理にそって補いを行えば
一生、苦界という定義も
うんと軽減される感を
私は得ております。
このあたりのエネルギーの知恵の輪をひもときたいときは
ぜひご愛顧くださいませ~。
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