お問い合わせ・お申込みは

お問い合わせ・ご相談・スクール・レッスンお申込みはこち
(お名前・ご連絡先・ご希望メニューをお知らせください)

2014年4月2日水曜日

「人間・自分」になるには「常識」「正論」「一般論」はあてにならない

 
算命学の原義をまなんで
何が良かったかと言いますと
 
私のおかしさぶり・不可思議さぶりの
 
わけ(つまりしくみと構造)にすこぶる納得、
 
どうにもならない自分のエネルギーの指向性が
 
「そう、その指向性は、まさに私そのものだ!」
 
 
とても
よくわかり
 
「その指向性のはっちゃけかたに
主体者も長年、苦労してきたのだよ~」
 
とも。
 
「な~んだ」
 
というよりも
 
「なんてまあ、とんでもなく、やりづらい
エネルギーのかけあわせっぷりなのか!」
 
と、ひっくりかえることしきり。
 
とほほ。
 
ですが
その指向性を受け容れて
それと上手につきあい
うまいことやりくりするための
ワザを
心理療法の原理をかけあわせることにより
 
タオセラピーを開発できたことは
非常な幸運でした。
 
自分自身のやりにくさをしのぐことができ
さらには心技体のステージアップへの
活路を見出すことができるのですから
 
自分のエネルギーの指向性に
ほとほとご苦労されている方には
 
この世に「絶対」は存在しないことは前提としつつ
その有用性を深く理解していただくことができると自負します。
 
その理由は
 
 
客観的に考えて
私の持ち物はそれなり相当の
破壊力ある指向性のかけあわせぶりであり
 
それをどうにかこうにか
九死に一生をえながら
まとめあげていくための努力を
山ほど重ねて
ようやく日の稜線が見え始めたからです。
 
 
私のもとをおたずねくださる
クライアントの方おひとりおひとりと
ていねいに向き合わせていただく機会をいただいており
 
みなさまそれぞれに「本当に大変ですねえ」と
こころからのねぎらいとその頑張りへの賞賛を
述べない日はないので
 
「ひとそれぞれに大変さを
指向性レベルから背負っているのが
人間」
 
というのはやまほど熟知しています。
 
それでも
私の個性でもあり魅力にもなるのでしょうけれども
すさまじい破壊力ぶりは
形あるものを
海辺の砂に粉々にかえてしまうほどのものであることが
算命学のエネルギーレベルで
表現されており、
非常に救われる思いがしました。
 
その木端微塵ぶりがあるからこそ
ひとつひとつジクソーパズルのピースを
拾い集める作業を生み出し
その丹念な作業の中から
真理発見への道程となったのですから
 
人生というのは非常に奥の深いものです。
 
短期的な視野と視点では
そのプロセスの価値は見出せません。
 
また
私の理性に対して
「おまえの根性がなってないからだ」
と正論をぶつけても
どうしようもありません。
 
一般的な正論をあてはめようとすれば
 
私に残される道は「死」しかありません。
 
正論ほど「個」や「人間・自分」を無視した
見地もありません。
 
さもありなん正論に耳を貸すよりも先に
 
大事に考えなければいけないのは
 
「自分を知ること」
そして
「自分にぴったりの生きざま・枠」
自らのために構築すること。
 
正論が意味を成すのはそのあとでしょう。
 
 
 
私の場合は
宿命的に
 
「現実に立脚しづらい」
「夢見とあの世をホームベースとしている」
 
といった
持ち物をたくさん
所有しすぎです。
 
(西と東の半会現象ほか、
東と中の天剋地冲、
おまけに祖母→母→私と
三代つづく天剋地冲ゆえ
代々、下たる子供を粉々にくだく傾向が相乗効果!
そして人生のはじまり、学習力の高い初年期に
天庫星という肉体と霊魂の関係エネルギーを所有
すべてはバラバラへのプロセスというわけです)
 
心理療法を通じても
道理で
「あの世」とか「死」とか
「宇宙」「墓場」「死体」とかいった
ビジョンしか当初でてこなかったものでした。
 
文字通り
死にもの狂いで
「どうすればまとまるのか?」
「いかにして、現実に立脚しづらい持ち物を
すべて肯定しそのままに
現実に根を下ろすのか」
研究と体験を重ねたのです。
 
もぐらのように
一生懸命に
目に見えない世界の土ほりをすることに
無我夢中になっていたら
気づいたら
掘り起こした土で
いつしか
大きな山ができてしまっていたような
経過心境です。
 
そう考えると
 
木端微塵エネルギーも
なかなか大した才能よねえと
誇らしく思えてきます。
 
自然は非常に奥が深い世界です。
人間という自然物も。
 
 
 
 
きょうは勉強デーでして
 
国会図書館に足を運び
ふたたび原典算命学大系をひもとき
感銘を受けました。
 
すると・・・
 
恐ろしいことに
 
私の「天剋地冲」が働いたのか
 
昨日買ったばかりの
 
ルイ・ヴィトンのアーティストショールを
 
裁断機でスパーンと傷つけてしまったのでした。
 
ひゃーーーーー。でたーーーー。
 
はらはらとくずれおちる
シルクのしなやかな色糸・・・。
 
非常にショックだったのですが
 
不思議なことに
 
大切なものを傷つけて
 
やっと自分のものになったような
 
変な感触がありました。
 
私はこうやって自分をたくさん傷つけないと
 
外の関係をつくることのできない
 
宿命のもちぬしなのです。
 
さもないと
 
まわりを無意識に傷つけてしまい
 
さらに立ち悪いことに
 
それは因果応報の法則から
 
わけわからないところから
 
ブーメランでかえってくるわけです。
 
「え?どうして?」
というタイミングで
思わぬところで
 
他者からの傷つけを
受け取らさせられる運命になるのですね。
 
 
意図的に自分を傷つけているうちは
 
まったくコントロールの範囲ですから
 
かわいいものです。
 
だから
 
すばらしいショールを手にして嬉しかったばかりでなく
 
さらにそのショールが傷ついてくれたことは
 
非常に自分らしいなあと
 
その傷あとを眺めるにつけ
 
愛しく思えるのです。
 
マゾではありませんよ。
 
マゾは無自覚に何かに動かされているわけで
 
その無自覚性を発動させているエネルギーをつかまえることが
 
心理療法の魅力です。
 
私は自分の持ち前のエネルギーを
 
自分の範囲内でコントロールしようと努力している存在なのです。
 
これが自分を生かすための
最大の努力の方向性ともいえるでしょう。
 
夏がきたら
御直しに持っていこうとは思っていますが
 
そのときは
テキスタイルはリフレッシュしますが
私のお財布は傷つきます。
 
でもそれで私は自らの因縁を解消しており
 
自分をいじくっている限りは
 
良心的ではないかと
 
自分の持ち味を
 
慈愛の目で楽しんでいます。
 
 
こちらはレペットのバレエシューズ。
最近、すっかりフランステイストに傾きました。
去年まではイギリスガールだったのにね。
 
 
自分が受け止めていない
無意識エネルギーが現象を運んでくるわけですが
 
私の「陰世界」には
同じ土の心が2つあります。
 
そんなことは
学びでもしなければまったく知らないし
 
まさか自分が
2つのことを同時に大事にしないと
 
自分の目の前に2つのものを欲する存在が
歩いてくるとは
全く知りませんでしたから
 
なぜ私の目の前には
妻帯者か
彼女もちばかりが
 
近寄ってくるのか
 
いつも不思議に思っていました。
 
これはあちらの問題もありますが
 
私の「2つの心を大事にしたい」という
私の未知なるエネルギーのもれこぼれ現象なわけです
 
恐ろしい。
 
私が
「心理療法をはじめとする精神世界をベースにしたお仕事」
「表現するという、小説世界のためのベース作り」
 
 
2つのものを
大事にし始めたころから
 
近づいてくる異性は
 
1つの存在に集中できるひととなりました。
 
私はこの構造を意図的に楽しんでいまして
 
それゆえ
 
サロンとプライベートルームという
2つの場所を管理していますし
 
社会に対する入口として
現在は
 
カウンセリングサロンfiore
恋文屋.com
 
という
ふたつの間口をあえて保っています。
 
ファッションアイテムを考えるときは
一種類にはしぼりません。
 
必ず2つ以上、たとえば
同じものを2色以上
ずつそろえるとか
 
かなり工夫しています。
 
よく「ペットを飼うとパートナーができなくなるよ」と聞くかもしれませんが
 
私には逆です。
 
ペットを飼わないと、パートナーはできません。
ふたつの心で相手に求めてしまうからですね。
相手がバランスをくずして
私のもとから逃げたくなる構造ですよ、これは。
 
恐ろしい。
 
こころはエネルギーの総和・総体です。
 
いろいろ吟味・調整しながら
こだわりをもって
自分のエネルギーの総和にぴったりサイズの
ライフスタイルを見つけ出し・考え直すのは
 
非常に楽しいものです。
 
一種のセルフアートです。

0 件のコメント:

コメントを投稿