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2013年1月11日金曜日

【関係のテーマ】問題は、実際の相手ではない!相手に投影しているエネルギーの問題だ!それを見つけられればより本質的な自分にあった相手を引き寄せる道が開かれる


 
みなさん、こんばんは。
 
きょうは午前中にありました
 
1月21日(月)18時55分~19時25分
生放送出演させていただく
NHK Eテレ『Rの法則』さまの
構成の打ち合わせからスタートしました。
 
いままで出演者の書いたラブレターに対して
評させていただく構成が多くありました。
それはそれでとても盛り上がるのですが
こんどのは……
もうひとひねり仕掛けがきいています!
 
生放送だけに
出演者のみなさんが
盛り上がりすぎて
内容を途中でカットしなきゃいけなくなるのではないか
という恐れもあるほど!?
 
みなさんよろしければぜひご覧くださいね。
 
***
 
そのあとは夜からのケースまでの間
日中、サイトのリニューアルに向けて
こつこつと作業をしていました。
 
同時にこの数日浮上して、私をナーバスにさせていた
エネルギーとのインナーワークも深めておりました。
 
それは昨年の終わりに
「仕事に向き合いたい、家庭と向き合いたい」
と言われたジャーナリストの彼の二次プロセスが
私のビジョンとしてちらちら飛び込んでくることについてです。
 
私のマインドは
「ならば、温かくお見送りしますよ。お好きになさってくださいな」
と非常に受け身体制です。
(関係の性質上、当然ですけど)
同時に、私にも仕事があるし、
かまっていられないね、と
自分に集中すればするほど
そのエネルギーが亡霊のように私を追いかけてきて
神経症的でした。
 
ですが。
 
結論からいいますと、
 
「誰かに好意を寄せたときに発生しているエネルギーは
あなたが切り落とした、あなたの無意識の神様(魂)そのものである」
 
ということを知ってもらうことができたらうれしいです。
 
専門用語をいれるなら
「自分が『それは自分ではないから』と判断して
さようならをしてしまった部分にこそ
自分の魂が存在するにもかかわらず
自分自身はそれを受け止める世界観を持たないため
抑圧してしまったエネルギーを
好意を寄せる異性に投影する」
のであります。
 
そして重要なポイントは
 
「その好意を寄せる相手そのものが問題ではない」
ということ。
 
「相手に無自覚に投影しているエネルギーを
本人が引き受ける勇気と柔軟性を
主体者が持つことができるようになること」
が魂にとって最重要テーマになります。
 
そこで私が取り組んだインナーワークは以下のとおり。
 
1.ちらちらと浮上してくるその男性の幻影を強く意識してみる
2.そのエネルギーをフィギュア(ぬいぐるみ)化してみると、
どのような姿かたちをしているかを、想像する
---その結果、なぜかスナフキンのイメージがでてきました
(この段階では、理由もなく、ただあるままに従う)
 
 
3.ぬいぐるみを取寄せようか迷ったけど
最近はネット上にたくさん良い画像が出回っています。
上の写真のように、ぬいぐるみショップの写真をコピペさせていただき
それをパソコンの画面に大きくうつしだして
となりにワードの新規文書画面を開いて
人形のワークをスタート。
 
「このぬいぐるみをその彼と見立てて、いいたいことを訴える」
「聞きたいことや教えてもらいたいこと、知りたいことをたくさん聞き出す」
 
以下、そのワークの記録をご紹介します。
みなさまのひとりワークの参考になれば、と思って。
非常にパーソナルな心情が出ているので
ご興味がない方は一足飛びにスクロールしていただいて
下のほうの***にジャンプしてくださいね☆
ご興味あるかたはぜひご覧ください。
 
<スナフキンからのメッセージ>
 
▲と、タイトルをワードに打ち込んで、
「この写真のスナフキンだったら
なんていうメッセージを言いたいのだろう?」
と、自問自答しながら、
浮かんでくるままにセリフを打ち込みます。
 
大崎さんへ。僕は大崎さんにとっても感謝をしているんだ。
大崎さんが大好きだよ。大崎さんの優しさに僕はしばらく甘えさせてもらうよ。
僕が求めていたものはそれだったんだ。
僕はそれがないと大人になれない。
僕には大崎さんの優しさが必要だったんだ。
大崎さんはお母さんとの間でそれができたでしょう?
僕はお母さんとの間でも、妻との間でも、ましてや今までつきあってきた女性たちの間でもそれができなかったんだ。僕がそれをしようとしはじめるとみんな「わがままだ」と悲しんだからね。僕のわがままを受け止めてくれた初めての女性、それが大崎さんなんだよ。
僕はお母さんのいい子でいたい。お母さんのいい子でいることが僕の身を保つ大事なポイントだ。
かといって僕は大崎さんが苦しんでいるのも見たくない。
だから僕は旅立つよ。本当にごめんね。僕は自分の仕事と家庭に向き合うことにした。
 
…とキーをうちこんで、「うげげげ。」な気分いっぱいになります。
そこで以下「---」は私のスナフキンへの応答。
ふたりのキャッチボールを展開させていきます。
――― だったらいっさいがっさい私の前から消えてほしい。私の前に2度と現れないでほしい。エッセンスもなにも現れないでほしい。私を自由にしてほしい。 
ダメだよ。それは無理だよ。僕の2次プロセス(実際の現象界のプロセスを1次プロセスというのに対して、無意識世界で展開されているプロセスを2次プロセスといいます)の母親はもう大崎さんになってしまったのだもの。大崎さん、僕がもしもあなたの息子だったら、息子が旅立つというのはどう応援するの?
――― 喜んでおくりだす。あたたかな気持ちで自分の日常と向き合う。息子とはへその緒でつながっている安心感がある。じゃあ、私にお手紙を頂戴よ。お手紙をくれるとしたら、どんなのになるの?
 
そうだなあ。
大崎さん、お元気ですか。僕は元気にやっています。体に気を付けて。
 
ちなみに実際の彼からの今のところ最後に受け取ったメールは、
こういうトーンだったことを思い出す。
つまり、ここで私が展開しているキャッチボールの精度は
実際の彼と私の間にある精神状態(関係性)と
かなり近いかあるいは等しいかということが、自分でわかる。 
――― それとふつうのお友達と何が違うのよ? 
大切に思っている、ということだよ。こんな僕でごめんね。もしもこんな僕で許してもらえるのなら。 
―――いや、私は困る。私は結婚したい。家を持ちたい。この若さでそれを奪われるのは賠償金を払ってもらいたいぐらいだ。物理的にお金を払えないから距離をとったくせに、無意識の世界ではキープしておこうなんて、あくどいよ。 
じゃあ、僕を殺してちょうだい。
 
このセリフ以下は、深層心理のセラピストとしての知識が
ベースにあるために、言いたくなった部分です。
スナフキンはその彼でありながら
私の心理セラピストのロールをとりはじめました。 
――― あなたを殺す? できないよ。どうやって殺すことができるのよ、亡霊を。殺したくても、できないから、苦しんでいるのじゃない。 
僕と一つになるんだよ。 
――― それは、ものを書いて生きる方向に進むことを意味しているわよね? だから、実際にそうやっているのよ。おかげさまで毎日、書くことと向き合う人間に変われたわよ。あなたが家庭とちゃんと向き合うことのできる人間に変われたようにね。ここでお互いのプロセスはひと段落をみているはずなのに、私のところにまだあなたのスピリットが出てくるから困っているのよ。
 
僕が大崎さんのおなかのなかに入っているところを想像するとどう? 
――― もっと軽快になるし、アクティブにもなるけど、かといってあなたのエッセンスがたちあがってこないわけじゃない。 
それは大崎さんが僕を想っている証拠だよ。 
――― そりゃ、そうだけど・・・。 
僕のことをもっといっぱい想うとどうなるの? 
――― うーん、あなたのために「書く」しか、私には残されている表現方法がないと、エンジンをかけるかな。 
いいよ、それで。僕のために書いてよ。僕がはっと喜ぶようなものを僕は読みたい。 
――― 私はあなたのために「何を」書いたらいいのだろう? あなたが喜ぶものは何だろう? 
僕のことを書いてよ。僕のかっこよさを書いてほしい。
 
ここで「かっこよさ」が出てきたのは
私が彼に以前「なんて評価されるのがうれしいひと?」
と聞いたら「かっこいい」と答えていたため
「彼が喜ぶ内容=彼がいかにかっこいいかを評価する内容」
と連結した次第です。 
――― ええええ??? あなたのかっこよさぁ? 悪いけど、私には失礼たっぷりだったのに?
だって誠実に自分にも大崎さんにも向き合った結果を僕は生きているんだ。きみに正直に打ち明け、男としての誠実さを守ったんだ。人間としての等身大を生きているんだ。それが生きるということなんだろう? 残されるのは、思いやりだろう? それは永遠なんでしょう? 形はほろびるけど、きみは永遠をとったんだろう? 
――― 嘘つき、ずるい! 形を守ったものにも、ひとの情は宿るものよ。それはたんねんに水やりをするこころからつちかわれていくもので、私が欲しいのはそれよ! 私とあなたの間に永遠の愛は確かに存在するけど、私は、日々の営みのなかで育っていく真実も手に入れたいのだもの。そのほうが重さがあるかもしれないもの。
 


ここでまで書き上げたら
ぴたりと言葉がうかばなくなりました。
出し切ることができたのでしょう。
そこでブレイクして
ほかの仕事にかかることにしました。
 
 
それから5時間後。
ふとまた言葉が浮かび上がってきたので
あわててワードを開いて
うちこみました。

それはまったく別の心境でした。

 
---スナフキン、あなたはそれでいいのよ。そもそも、あなたは自由の旅人だものね。
私、わかったわ。

スナフキンを、肯定すればいいんだわ。彼の二次プロセスである、自由の旅人を。彼の二次プロセスが「自由」だから、彼は私と「自由な関係」を経験したいのよね。
 
ここで、実際に私が彼に
「あなたには私がどのように見えるの?」
とたずねたとき
「いい意味で、自由!」
と言ったことを思い出す。
 
以前のブログでもご紹介しましたが
「他者の評価表現」は、その方の2次プロセスおよび、
投影をあらわします。しょせんは、その方の
大事なテーマをあらわしているにすぎません。
同時にもちろん、「評価された側」もその要素と
「世界のできごとが教えてくれる自分の真の姿の一部」として
謙虚に向き合ってみることも非常に重要です。
---そして「自由の旅人」とは、私の2次プロセスでもあるというわけね。
私も自由の旅人になればいいのね。
 
いままでは確かに「私は自由に生きている」とは自覚していたけど、
「自由の旅人」という概念はすっぱり度外視していたわ。
 
だから、あなたがスピリットとして私にちらちらと浮上してとまらなかったのね。
私に「私は自由の旅人である」とアイデンティファイしてもらうために。
私はもっと「自由の旅人」っぽく、生きなくちゃいけないのね。
 
(スナフキン、うなずく)
 
---そうねえ、「自由の旅人」だったら、どのように生きるのだろう?
 
ひとつの概念がでてきたら
そのプロセスを具体化させていく作業が
次のポイントです。
 
---誰かひとりのひとにこだわるのではなく、自由の旅をこれから10年は楽しむって感じかしら?
どのような自由の旅にしたいのか、考えなくちゃね。
そうね……うーん……わかった! 
誰もが羨むいい男を打ち落としに行く旅だわ!!!!!(にたにた、えへらえへら)

よくぞ、素直にいった!(セラピストロールの私)
 

---それはどのようなストーリーなのでしょう。
とにかく、サイトをさっさと完成化させて、自分の曼荼羅図をまとめあげて
エネルギーのもれを防止し、そのうえで、臨床のかたわら書いて、書いて、書きまくる!
そして、いっぱいいっぱいお金を生み出して、お弟子さんもたくさん育てて、組織運営をまかせられるまでになって、ハイソサエティなネットワークにもぐりこんで、海外諸国を旅する。その旅のプロセスで、また刺激を受け取って、それについて書いて、発信して、そのスタイルに共鳴する器の大きな男性とパートナーシップをくむ。年齢が43歳をまわっていたら、子供は養子をもらう。さらに巨額の富を得て、その大半をNGO団体への寄付に回す。

こんな風に考えていたら、確かにこれは「スナフキン」らしいやね。
これを私に気付いてもらいたくて、いままでちらちらと私をナーバスにさせるビジョンとして現れてくれていたのね。
これをいまのところの希望的目標ライフスタイルとして頑張ることにするよ。

スナフキン、ありがとう。
スナフキンも、スナフキンらしく、自分の道を追いかけてね。遠い空からあなただけのプロセスを見守ってるよ☆

(スナフキン、笑顔)

ここまできて、ほっと落ち着く。
ちらちらと浮かび上がってくるものもない。
さらに、何を動機付けとして書いたらいいのかが
シャープになったのでハッピー。
 
 
****
 
要はとにかく
自分の内面に抱え込んでいるものを
洗いざらいアウトプットすることは
非常に重要です。
 
そのために対象となるエネルギーを
外在化させて
そこを起点として自己を反射させるわけです。
 
関係の問題にせよ
身体症状の問題にせよ
嗜癖の問題にせよ
精神的な障害の問題にせよ
経済的な問題にせよ
 
 
それは
「隠された自分を発見して
自己をバージョンアップさせる
絶好のチャンス」
です。
 
とりわけ
関係のテーマの場合は
 
実際の「受け止め手」は不可欠です。
 
自分の世界観の外のエネルギーとの問題だからです。
 
自分の世界観の外に位置する
こころある専門家に
ガイドしてもらうことにつきます。
 
 
深層の心理セラピー、
それは深みのある自分を発見するこころの旅。
 
 
もっとたくさんのひとに親しんでもらうことができたら
世界はもっと愛と平和に満ち溢れるものと希望をもっております。
 
自分で自分を受け止めることができているボリュームだけ
隣の誰かのことも受け止めることができるようになるからです。
 
 
世界がもっと優しさと愛でいっぱいになりますように。
 
 
 

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