お問い合わせ・お申込みは

お問い合わせ・ご相談・スクール・レッスンお申込みはこち
(お名前・ご連絡先・ご希望メニューをお知らせください)

2013年1月16日水曜日

光と影のように、すべては相対的流動性の関係性にあるから。「自分という中身」が充実して力があふれだすのは「安心安全の外枠」があるとき!~ロシアのサバイバル戦闘武術の知恵もちょっぴり


きょうのわたしの顔写真の肌色が
いつもよりも明るいトーンにみえるのは
背景が暗く落ちているからです。
こういうのを「陰影」といいますよね。
きょうは「光と影」「安心の外枠があるから中身がみつかる」
という相対性理論的なおはなしです。
 
 
みなさん、こんばんは。
 
昨日、ユングのことばである
 
「抵抗するもの(エネルギー)は、はびこる」
 
ということばをお伝えしました。
 
エネルギーにいいも悪いもありません。
 
それは、木々や草木、自然動植物が存在するように
ただあるだけです。
 
たとえば大地は、
「石ころはだめだけど、
虫けらはOK」とは
えり好みをしません。
 
内面世界は、そのように
あるがままを受け容れることが
できるようになるときに
 
本当に楽になりますし
 
強靭な精神も養うことになります。
 
めげない私。
しなやかな私です。
 
ですが!一方で。
 
これについて
私は懸念していることがあります。
 
それは「精神の枠組みを発見することの重要性」
とかれることのないまま
 
「自分の内面を掘り下げて
新しい私を発見し
素のじぶんになればなるほど
つよくなることができる」
 
という考え方が社会で
一般化していることについてです。
 
これがあっているひともいれば
これでは「まだこのタイミングでは逆効果になる」ひともいる。
 
ということは
あまりにも知られていません。
 
「私はこういう人間だ!」
と自我をしっかりと確立されている方が
内面を掘り下げていくことは
本当に有用でしょう。
「なるほどね!そういうことだったのか!」と
すっきり感もあるはずです。
 
ところが!
 
「私はどういう人間なのかいまいち。
こんなもんかなあ~」
 
とゆれがあるひとや
ゆれがあっても
 
「たぶんこの路線でいくのが社会やまわりとの関係で
適当なんだろうな」
 
という他者との照らし合わせのなかから
自分をなんとなく形成しているような方にとっては
 
第一優先事項は
 
「安心安全を感じることのできる
精神的な枠組みとこころの器」
発見することになります。
 
なぜか?
 
自分の「内面にある真実」は、
外の枠組みが存在するから見えてくるのです。
 

光と影。陰と陽。

どちらかが存在してくれるおかげで、
もう一方の存在が成立するのに同じです。

光になれるのは、影を受け容れているからであり
陰は、陽があるなかで、陰の性質ということができるわけです。

光しかない世界というのはありません。
あるとすれば無であり、光も存在しない世界です。

それはどんな場所か?

「死」と「再生」のための場所です。

そういうわけで、

「自我の枠組みはゆるぎないぜ、自分!」という方は
いますぐ内面世界を掘り下げてもOKです。

「自分でこういう人間だもーん」という
基準がすでにあるから
そこを起点として、内面世界を掘り下げ
自分だけの真実を発掘していくことができます。

 
ですが。
 
外の枠組みがそもそも他者基準になっている場合
どんなに内面を掘り下げても
「自分にとっての真実」とはいいがたいものが
現れてくる可能性のほうが大です。
 
私で言いますと
「本当の自分はいやなんだけど」という声があるのに
それにふたをして
「親が喜ぶから、親のために結婚する」がそうでしたかねえ。
あとは
「他者が求めてくれたことには応じておかなきゃ」
とかですかね。
これは「自分に自信がない」「存在不安」のためですね。
自己主体者としての自由選択権を自分に与えていない!
 
こういうのは「自己不一致」です。
 
この状態で自分を掘り下げていくには
まず先に検討していきたいのは
「そもそも何がいちばんに大切な人間なのか?」
「そもそものどのような情動にまきつかれて
苦しくなってしまったのか?」
というテーマです。
 
さらにそれをどのような自分も
ひいては「さらけだしたり」「ブレイクスルーしたり」することがつらい
あるいは
しんどい、あるいは、苦しいことすらも
しっかりと「擁護」するエネルギー
ご自身のなかで自然と養われていくような
アプローチを私は積極的に行っていきます。
 
これこそが「愛」です。
 
またこの辺のことをしっかりと説明させていただこうとすると
フロイトとユングの見ていた世界観が
まったく違う話や、
フロイトの住んでいた世界観がどのようなもので
ユングの見ていた世界観がどのようなもので
さらにユングの世界観にまで降り立つのは
いったん本気で安心と安全の容器のなかで
自我を壊して、
自分という存在をあらたに構築していく
作業となるため、これをしっかりとリードできるトレーナーが
日本に存在しないこととなども関係して、
このものの見方が一般化するプロセスを
日本の歴史はへてきていません。
 
そこをいいだすときりがないのでここでははぶきますね。
 
ようは
どの精神の気質と構造と立場に住んでいる方なのか?
が大事な見極めポイント。
 
このポイントを見誤って
どんどん内面を掘り下げても
ますます自分がわからなくなって
苦しくなっていってしまう。
 
ここをきちんと知っている
臨床家は日本ではまだ本当に少ないのが現状です。
 
だからここにしっかりと
明記したいと思います。
 
私のカウンセリングは
 
そのかたがまだ気づいていないところで
 
じつは補われることが望まれている
エネルギーを自然な対話のなかで
ともに探っていきつつ
(たとえば夜みる夢とか、無意識的に発生している
動作や身体症状に注意を払いつつ)
 
そのエネルギーを見つけたら
それをいかにして「体験」し
からだとこころをつかって
自分のものにしてお持ち帰りいただくか、
 
というポイントにこだわっています。
 
昨晩はそのための表現形態の引出を増やすべく
体験ワークショップに参加してきました!
 
こんないかついハードなサバイバル戦闘武術!
でもね。修練をつんでいらっしゃるメンバーの方たちは
おもしろいほど柔和な表情でした。
昔の武士のセリフでいうなら「おぬし、できるな?」的なw
 
そこで学んだ
「戦場では元気なやつから死んでいく!」
という真理をベースに生まれた
最強の力動論をつかっていました。
 
深呼吸をたえず意識しながら
ボディワークをがんがん行っていくのですが
 
頭でやるというより
最終的には「カン」とか「本能」とか「童心」とか「無邪気」とかの
境地に入れると
「なめらかな動き」「有用な護身と戦術」になる
といった印象でした。
 
この物理的な真実は
精神のエネルギーにもまったく同じことがいえるので
私は本当に楽しかった!
 
きょうおいでになられたクライアントさんにもさっそく
ワークを通じて、
精神エネルギーは、いかにリラックスするかによって
いかようにも素晴らしい知恵を授かっていき、
さらには「自分らしいありのままの受容態勢」を得ることができるということについて
体感してもいただきました。
 
どうして戦場で元気なやつから死んでいくかって?
 
ユングのことばをかりるなら
この世のあるままのエネルギーに
「抵抗」していることと関係しているのでしょう。
 
(私はきのうはじめて体験しただけなので
そこで理解できたエッセンスからの考察のため、推論調ですみません)
 
戦場で元気!
ということは
「死」への「抵抗」。
 
ユングのいった「抵抗しているものははびこる」から考えると
結局「死」に「抵抗」している「元気なやつ」ほど「死」に見舞われるわけですね。
おおぶるる。
 
現代社会のこの現実もいっしょですよ。
 
嫌われたくないを基準に生きていると嫌われる結果になるとか。
 
私だと、「私は一生独身かもしれない」を前提にしていると本当にそうなるから
「私は一生独身のはずがない」という前提に置き換えるとか、大事。
 
ちなみによくアフォメーションは肯定的にね、といいますが
私はあれも微妙と思っています。
いい場合とよくない場合があります。
 
強固な「否定的な前提」(仏教用語でいう執着レベル)が無意識にある場合
その無意識的「否定的前提」を「否定」してかかるほうが
パワフルな暗示になります。
「否定」の「否定」は「肯定」だからです。
「否定」が存在するのに強引に「肯定」でアフォメーションすると
「否定」が「否定」されているためw
結局その「否定」が現実化してしまうんですよぉぉぉ。
(この辺はNLPのミルトンモデルという新催眠モデルに学びました、私)
 
ご理解いただけると、うれしいな。
 
私が主張している(いや、私の先生も先生の先生も、さらにはユングも)
トリックスターのそらおそろしさでもあります。(自我やマインドにしてみればですが)
 
チェックしてみてください。
 
あなたが「抵抗」しているものはなんでしょうか?
 
それと自然でスムースに仲良く生きていく方法を
こころとからだをつかって
知りたいと思いませんか?
 
そのときはじめて
あなたの本心が望んでいる境地を
手に入れることができるようになります。
 
「抵抗」しているものと、仲良くなる~~~?
 
だれだってそんなの嫌ですよね?
 
それこそ思わず力んでしまうでしょう。
 
そんなとき有用なのが
あなたがいいなとおもう精神の専門家です。
 
私の仕事は
どこまでいっても「いかにそのかたに
安心安全を感じていただきながら」
「抵抗」しているものと仲良くなっていただくか、だからです。
 
あれれ?
知らない間に
この境地までこれちゃったじゃん!
 
それは、魔法のようなものです。
 
私の母は
 
「かけだしのころにくらべて
すっかり魔法をかける力がいたについたわね」
 
と客観的に評してくれました。
 
(身内ばなしですみません。
ただうちの母は厳しいんですよ。目が。本当に。
そのせいで人生前半、私は自信喪失だったわけですけどね。
なにやっても駄目だしだったから。苦笑)
 
 
 
あなたの本心が望んでいる境地、
どんなにあなたが「欲しい、欲しい」と
願っても、なかなかやってこない場合
その深い理由はここにあります。
 
1:そのアプローチでほっと安心できていますか?
2:そのアプローチは、あなた独自の安心ワールドを発見し、
それを現実に構築するプロセスを経ていますか?
 
このあたりは要チェックです!
 
ご興味ある方
今あるライフスタイルから離脱したい方、
より望むステージへシフトしたい方、
 
ぜひお求めください。
あなたの未来のプロセスをしっかりと
あるべき方向へ
「からだとこころ」をつかいながら
まごころからのサポートをさせていただきます。

0 件のコメント:

コメントを投稿