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2014年3月12日水曜日

LET IT BE~カッコ悪い人間がカッコいい

 
世界は優しさを求めている
 
あなただけの自然を愛そう
 
たとえ他のひとが
 
とやかくいったとしても
 
あなたがその個性
 
そのエネルギーの構造をさずかったのは
 
自然たる神の叡智が働いてのことと
 
信じて
 
それを冒涜するものは
 
可哀そうな無知なひと
 
無知ほど罪深いものはない
 
憐れなひとと
 
慈悲のこころを傾けるよりない
 
 
 
きょうのケース全体を通じて
 
表現したくなったことは、こんなことだったのでした。
 
 
最初の写真は、
 
朝、サロンに出勤するまでの
 
通り道のふとした光景です。
 
 
自然は、ただそこに存在する。
 
私たちもまた、ただありのままに
 
一生懸命に生命のほとばしりを放っている。
 
自然ほど私たちのこころに安らぎを
 
与えてくれるものはないのではないでしょうか。
 
自分と異なる価値観の存在を
 
私たちはとかく不快に思い、
 
防衛本能を呼び覚まされるものでもありますが
 
距離を置いて、
 
それもまた自然の一部として
 
受け容れることができるとき
 
個人の安らぎは約束されるように
 
私は思います。
 
世界観の異なるもの同士がぶつかりあい
 
どちらか一方にくみさせようとして
 
対立しあうのではなく
 
距離をもって認め合うことで。
 
 
そんなことは頭でいやというほどわかっていても
 
なかなかそれが難しいのではないか!
 
はい、それもまた人間。
 
その難しさのわけをひもといて
 
整理しつつ、こころの変容を、世界の見え方を変容させていく
 
私のような職業が成立するわけでもありますよね。
 
とほほ。
 
本当に人間というのはなんて
 
ややこしくて
 
愛しい存在なのでしょうね。
 
自分でもどうにもすることのできない苦悩を味わいつくしているひとは
 
他者の、そのひともまたどうすることもできず、もがきの結果として
 
振る舞いに現れる、突拍子のないあきれ返るような態度もまた
 
受け容れ、受けとめ、距離をもって見守ることができるようになるわけなのですが
 
苦悩する人の姿もまた
 
美しく、輝かしく、まばゆく、魅力的だと
 
感ぜずに私はいられません。
 
だから、私は結果的に心理のカウンセラーが向いていたのだろうなあと
 
自分をいいこいいこします☆
 
 
ちなみに、私が好きな彼は
 
自分のことを
 
「俺は欠陥人間なんだ」
 
と悲しくも言ったのでした。
 
「そんなことないのに」
 
私は異を唱えたい気持ちがわいたのと
 
同時に、
 
その彼が、彼が言うところの
欠陥ぶりを
だからといって無理に修正して
 
自分じゃないものになろうとするわけでもなく
 
「おやじ譲りで優柔不断なんだよねー」
 
とか、そのたもろもろ
 
それをそのままに受け容れて
 
あるままに懸命に生きているところを
 
私は「えらいなあ」と感心し、気に入ったのでもありました。
 
人間のもがきやあえぎ、苦悩の中に
 
飛び込んでいくことのできるものを
 
私は本物の人間、本物の勇気ある戦士だと思っています。
 
ですが、誰でも夢はあるし、理想だってある。
 
自分の苦悩ぶりや、みじめさには、目を背けたいときだってある。
 
そういうときは、それもまた無理しなくってよくて
 
時が熟したら、そのときは確実にやってくるのだから、と
 
根本的なその方の内なる神の叡智に
 
全面的な信頼を私は寄せているのでありました☆
 
もちろん、自分自身についてだって!
 
LET IT BE

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