みなさん、こんばんは。
もう週末です!早いものです。
夏もあと少しというのが見えてきていますね。
(お盆のころに猛暑になるかもしれませんけどね)
さて、きょうは「嫉妬」「羨ましい」の気持ちについてです。
というわけで、ここでルビー色の
バッグの写真をいれてみたりして。
「嫉妬」や「羨ましい」という感情に
みなさんは、どのような印象をお持ちでしょうか?
私がここでルビー色のバックの写真を加えたくなったのは、
「嫉妬」や「羨ましい」という感情には、
強い生命の力やほとばしりを感じるからです。
今の私は、すごく肯定的な生きるための活力を、そこに見出すことができるようになっています。
---ですが、2年ほど前まで、私が今の師匠のもとに通い始めて1年ぐらいのころでしょうか、
「嫉妬」のテーマについて、グループで話し合っているときです、
私には「嫉妬」がなんのことなのか、ピンとこなかったのです(笑)。
そして、そんな自分に「あれ?」と首をかしげました。
師匠も「嫉妬は、心理的にとても重要なポイント」と指導くださり。。
「嫉妬の感情とはしっかりと向き合うように」とのことでした。
もちろん言葉の意味は知っていましたが、
体験的に「私が嫉妬していることについて」まったく開かれていなかったのです。
だなもんだから、他者が自分に向けている「嫉妬」の気持ちも
受け止めて差し上げることのできない、人生前半でした。
だからよけいに他者の「嫉妬」をこうむっていたのかもしれません。たはは。
「嫉妬なんてわかないわよ」という「良い子」ばかりに同化してしまって生きていたのですねえ。
そこへきて、いまでは、ぽーんと、「嫉妬」の文明開化!
「嫉妬」大歓迎、それきた「嫉妬」、やったやった大漁!
私にも「ある、ある、やまほどある、嫉妬の感情!」(笑)。
街を歩いていて、ぐらぐらと心が動く瞬間に見つけることは多々あります。
「嫉妬」や「羨ましい」の気持ち。
「いいなぁ~。彼氏がいてぇ~~~~~」
「いいなぁ~。素敵な車にのっててぇ~~~~」
「いいなぁ~。左手の薬指のダイヤがまぶしいぜ」
「いいなぁ~。いいなぁ、大変大変といいながら、子育てしてる人が、羨ましい」
「いいなぁ~。会社の同僚たちと飲み会でたわわむれあっていて楽しそう~」
などなど。
もちろん隣の芝生は青いことはよく知っているし、
ひとはとかくないものねだりをしやすいことも1000も10000も知っています。
それでもいいんです!
なぜなら、感情に理屈はないからです。
個人的に私にはまだありますよ。
同世代のひとたちが家を買っているのをみると、
はらわたが煮えくり返るほど羨ましい!!!
ドクター職のかたは、もはやENVYの領域です。(学歴と肩書きへのコンプレックスぅぅぅ)
お金持ちそうなひとが、赤坂見附を歩いているとよくみかけるのですが、
もうそれは、理屈抜きに羨ましい!!!
あげだしたらきりがありません。
美男美女カップルをみかけた日は、
後ろからおひきずりさんのようにくっついていって、驚かしてやろうかしら?とか(笑)
いたずらごころなのか、どろどろのENVYなのか、わからないところで
いつも私のなかの蛇が舌をだして、シャーシャーととぐろを巻いています。
(わー、こんなことを書いて、おっかない心理セラピストだぁ~だなんて思わないでくださいねw
あくまでも、なまみの人としてのこころを書いてみたまでですからね)
と・・・「嫉妬」の感情がめらめらめらめらとやってきたら、
そんなぐつぐつと煮えくり返っている自分をはために楽しみながら、
うおーーーーーーーーーっと、
命のほとばしりを味わい慈しむことができるようになったのですから、
たいした成長をしたもんだと、われに拍手、加えて、導いてくださった先生をはじめ
支えてくれたお仲間に感謝のかぎりなのですが。
ですので、私はクライアントの方が
「あのひとが、羨ましい」とか
「ずるいです」とか
「嫉妬してしまいます」
などの言葉が飛び出そうものなら、
すかさず介入ぅぅ~~~~~。
「どういうこと?それって????」
興味と感心のオーラを、ぐわんとふくらませます。
なぜならば。理由もちゃんとあります!
「嫉妬」や「羨ましい」の背後には、
見失われてしまった、
あるいは
遠い昔に、何かのわけにより、葬むられた
「本当の自分の欲求」が隠されているからです。
しかもその欲求は、プリミティブ(原初的)な、
パワフルな活力の源でもあり、
それを許すことによって、かくだんに自分自身がパワーみなぎっって
自分らしさに目覚めていくことに、気が付くことでしょう。
私は大好きなキャス・キッドソンをこころから「ずるい」と思いました。
そこですかさず分析です。
私はキャスさんの何にずるいと思っているのだろう~~~~?
答え。
「あんなわかりやすいモチーフをばんばん使っちゃってさっ。
どれもこれも、女性が少女のころに夢みた、絵柄をおしみなくはずかしげもなく
これでもか、これでもか、展開してくるなんてっ!」
でした。
私ったら、おもしろいですよね。
このこころで、私は私自身にロックをかけているわけです。
そして、「生きにくいぃ~~」ともがいているのですから、なんてもったいない!!
ならば、どうすればよいか?
私もキャスさんのように、
「わかりやすいモチーフをばんばん使っ」て。
「どれもこれも、女性が少女のころに夢みた、絵柄をおしみなくはずかしげもなく
これでもか、これでもか、展開」
すればよいのです。
わおー。
それを「自分に許可をおろせばよい」のです。
みなさまはいかがですか?
「嫉妬」や「羨ましさ」ときいて、どんなことをパっと思い浮かべたでしょうか?
その「嫉妬」や「羨ましさ」を感じているのは、
あなたのなかのどんな自分がそう感じているのでしょう?
先の私の例でいうなら、「批判的な父親のような顔をした私」が、
キャスさんを「ずるい」といっていました。
さらにいうと「本当は自分もそうしたいのに、
うまくできずにむずかる少女のような顔をした私」も
「ずるい」といっしょにいじけていました。
そしてそれらの顔をもったあなたは、
本当はどのようなことを望んで「嫉妬」しているのでしょうか?
もしも「嫉妬」の対象が、あなたの手にも入ることができたら、
それらの顔をもったあなたたちは、どのような反応をすると、想像できるでしょうか???
みなさま、自分のなかの「嫉妬」や「羨ましさ」を見つけたら、
「あのひとったら、いやーね」という
言葉に変えるその前に、
どうかまいちどあらためて自分の問題としても
ふりかえってみることを、強くおすすめします。
もっと豊かな、あなただけの宝物を見つけることができるからです。
おもちゃとひとり遊びする愛犬。 おもちゃを両手ではさんで じゃれるようにして床を転がり、とてもかわいい。 わんちゃんにも、「嫉妬」なんてあるのかしら? 意思と本能は相当強いようですが。 |
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