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2011年8月24日水曜日

トリックスターと仲良くなろう~カルマを抜け出るコツpart2


みなさん、こんばんは。

この写真で私が手にしているのは

バリのトリックスターの置物です。

先週、下の写真のかっこうをして

先生のもとに個人セッションを受けにいったときに

くださったものです。


理由は、

私のファッションの色彩が、
至極、この置物と似ているという理由からでした。





















白地に、蛍光っぽいオレンジやグリーンの小花柄に、
真鍮のイヤリングとペンダントネックレスをしていたのでした。
(もちろん、キャス キッドソン☆)


先生のルームに入った瞬間、
話をしている間じゅう、私自身も妙に
その置物にフラートされているのが不思議に感じていたのですが、
先生に「あげるよ」と言われて、合点がいきました。

な~るほど~。

私のなかに、こういう「トリックスター」いるわ!

この1~2年ほど、私のなかの「トリックスター」は頻繁に現れていました。

ただつい、その部分はなかなか「自覚」することが難しく、

ーーーなぜなら、あまりにも普段ベースの自分のありようになじみすぎているからw---

そのトリックスターなスピリットがごく当たり前に慣れ親しみすぎてしまっているため、

この頂き物はありがたかった!

視覚化して外在化することができると

以前からお伝えしている

「自己反射」活動が、促進されるからです。

その置物をみるたびに、

自分の内なる「トリックスター」と対話がしやすくなるからです。

おまけに、私がキャス・キッドソンに激しく惹きつけられている、もうひとつの要素が、

キャス・キッドソンの内奥にひそむ「トリックスター」だったか!!!

と妙に納得がいってしまったからでした。

「トリックスター」。

その性質について、

ここで山口昌男さんの『道化の民俗学』p233からご紹介します。

1:小にして大、幼にして成熟という相反するものの合一。
2:盗み、詐術による秩序のゆう乱。
3:いたるところに姿を現す迅速性。
4:新しい組み合わせによる未知のものの演出。
5:旅行者、伝令、先達として異なる世界のつなぎをすること。
6:交換という行為によって異質のものの間に伝達(コミュニケーション)を成立させる。
7:常に動くこと、新しい局面を拓くこと、失敗を恐れぬこと、それを笑いに転化させること。

これは、皆様のなかにも必ずや存在するであろうパートです。

いかがでしょうか?

自分のなかのこういう側面に覚えはありませんか?

もしも、こういった要素を見つけ出すことができたら、
そのパートの言い分を大事にしてください。
内なる「トリックスター」と一緒に人生を旅することができるように
「トリックスター」と人生のすすみ方をともに話し合ってください。

ちなみにシェークスピアの『真夏の夜の夢』に登場する妖精パックも、この類です。

そして、こういったなことをひも解いたのは、
カール・グスタフ・ユングの『元型論』でした。

永遠の少女、女性性、男性性、芸術家、シャーマンなどなどあるものと並んで、

トリックスターは、私たちの深い部分に存在します。

ですが、これはあまりにも深いところにありすぎて、
私たちはなかなか気づくことはありません。

ところが、もしもあなたがこのスピリットに

気づくことができないままですと、

あなたの人生は悪戯されてしまいます、このトリックスターによって☆


私なんか、その最たる例かもしれません。

トリックスターなんて、当然、知るよしもありませんでしたから。

トリックスターにふりまわされて、人生の進路を翻弄され、

あれよあれよとアラフォーまでやってきてしまいました☆

もちろんいい面もありますよ。

「恋文屋.com」が思い立った瞬間なんかは、

完全にトリックスターが舞い降りたときだったと思い返されます。

ただ、それが「トリックスター」のおかげであることに気づくことができないと

私たちの自我はときに、そのトリックスターの道に抗おうとするかもしれません。

するとトリックスターは反撃してきます。

それで、日常を生きる私たちは、わけわからず、あれれれ、と

なんとなく人生にふりまわされているような気がしてしまったりするわけです。

そこで秘訣は、これ。

自分の某行動に対して
「ああ、今トリックスターががんばろうとしている」
と認識、自覚することです。

それによって、その行動に深い意味がでてきますし、
自分の行動を慈しむように味わうことができるようになることでしょう。
「トリックスター」と仲良くなれるのです。

次に選択する行動も変わってきます。
精神的な安定感も変わってくるはずです。


おまけに・・・

大変面白いことに、このトリックスターが、
あなたのカルマの輪を
回し続けている可能性も大だったりします。

もしもあなたがいつまでもカルマの輪にはまって
同じことでいつもくよくよしているのに
ほとほと疲れていたら。。。

自分のなかの「トリックスター」と
向き合う準備はもう整っているかもしれません。


もし、このトリックスターと仲良くすることができるようになると、
カルマの輪の存在までもが、別の意味に転化していくようになりますヨ。

ではトリックスターとどのように仲良くしたらよいか?

それについては残念ながら、
言葉でお伝えすることはとても難しいところです。
(いつか、私も成長して、そうはいってもできるようになっているかもしれませんが)



なぜなら、

この深淵な領域に存在し、私たちをつかさどっているひとつのパートである

この「トリックスター元型」を

エネルギーとしてつかまえる必要があるからです。


そのつかまえかたは、熟練した深層心理の専門家とともに見つけるのがおすすめです。

そして、そのエネルギーをつかまえたあと、

専門家のガイドによって、トリックスターと仲良くする道をともに見だしていくのがよいでしょう。

(もちろん、このほかにも、たくさんチャンネルはあると思いますが。
今ここでざっくりとご説明できるのは、こんなかんじ)


ご興味のあるかたは、ぜひお気に入りの専門家のもとを
おたずねください。

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