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2011年8月15日月曜日

夢とつながろう。人生は本当に素晴らしい!~戦争で失われたものの復権を目指して



















みなさん、こんばんは。


今ここにある現実こそが神の恩寵です。

たとえまだイケてなくてもw


そうきくと、みなさんは、
どんなふうに心を動かすのでしょうか?



では、突然ですが、

質問です。


みなさんは、夜の星空の向こうに、

何を見ますか?















そっと目を閉じて

はるかかなた、真っ黒な夜空のむこうで瞬く星々の世界があるとしたとき、

「こころの目」には、

どのようなうごめきや存在、エネルギーを

キャッチすることができるのでしょう?


こころを静かにして、じーっと、「それ」が立ち現われてくるのを

待ってみてください。


それは「あなたの大事な夢」のひとつのはずです。


「そんなことないもん!」

と抵抗する声があったとしましょう。


そのように「抵抗する声」を起こさせている

こころや何かのエネルギーがあるとすれば、

それは今度はなんでしょうか?


たとえば、今の私でいうと・・・


夜空の星の向こうに見えるもの、感じることのできるものは・・・


「人類のうごめき」「人類の歴史と輪廻」

を感じます。


同時に、

私個人の、あたたかくほがらかな一家族の輪を大事にする、

姿も浮かんできます。


このどちらも私の大事な夢なのです。

そして、その夢に対して感じる

「自我違和感」や「抵抗感」が

小さくなればなるほど、

その夢は、いよいよ現実のものとなっておろすことが

可能となるわけです。



ただ残されているのは、

just do it!



**



「人類のうごめき」「人類の歴史と輪廻」は、

私が表現したい大事なテーマです。

このテーマそのものについては、まだ少し「抵抗感」があるのですがーーー
「壮大すぎる!」ってねーーー
それでも、「間違いなく、私の人生はそっちに向けて、流れていっている」のを
感じることができるようになってきました。

いっぽう、後者の「家族の輪」については、

「は?なにがどうなってそうなるわけ?」と

現実との隔たりが大きすぎて、皆目見当がつかないのですが、

でも「ビジョン」として浮かぶのは事実ですし、

私の深い無意識の次元が「それ」を待っているから、

映し出されているのも、間違いありません。

ですから、「自分で過度に蓋をすること」はよそうと思います。


ここでいちばんお伝えしたいのはーーー


あなたのこころが動くところは、


すべて「あなた自身」を物語るパーツである、ということです。


私たちは、この「自分自身」「それ」「夢」を、

自ら見失ってしまったとき、

「神は私を見捨てている」と感じるのかもしれません。


その「自分自身」や「それ」「夢」の復権をサポートするのが、私のお仕事になります。



このことと、「戦争で失われたもの」と、どのような関係があるのか?

私は「個人を守る器」を失ったと思っています。

それまでの日本のありかたが(ほとんど)すべて否定された瞬間が、敗戦のときでした。

宗教であれ、大家族制度であれ、

私たちは一定の構造のなかで自分を保っていましたが、

それらすべてが、雲散霧消となったとき、

すべて一から構築する必要がありました。

経済はバブル崩壊まではよかったですよね。

ですが、日本人の「個人主義」は「自分のない個人主義」

私の目にはうつります。

そのせいで、砂上楼閣のような形で、自分という軸を知ることなく、
社会の荒波にのみこまれるように、さまよっている人たちが

やまほどいるように感じられるのです。


たとえば「神の恩寵」(仏様や、宇宙や、大いなるもの、
グレート・スピリット、なんでもOKです)を
毎日、感じながら生きることのできている、
現代人は、どれだけいるでしょうか?


これは「大いなる迷走」を生じさせます。
(まあ、いつの時代も、人間というものはそういうものなのかもしれませんけど。
こんなことのくりかえしで)

自分で自分を信じられなくなるからです。


逆をいうと、この戦争で「器」が失われたおかげで、

私のように「個人の器」を作り直していくサポーターの

必要性が増大しているともいうことができますけどね。

(したがって、私は戦争には反対ですが、
終わった過去の良しあしをここで述べるつもりはありません)


本当の「個人」のありようを成熟させることができるとき、
ひとは適度な距離感と、融合感をもって、
コミュニティでの絆を育むことのできるものと思っています。


だ・か・ら! あなただけの「夢」が大変重要なのです!!

「個人」になるために不可欠です。

ユング的にいうなら「個性化」の大動脈です。



たとえ、自我レベルで、今は違和感があったとしてもです。

未来、どのタイミングで、「それ」がやってくるかはわかりませんが、

「それ」は、すでに「在る」のです!

なぜなら、私たちの魂や無意識、夢の世界は、非時間性が基本だからです。


dreams come true

夢はかなう


まあ、これは魔法でもなんでもなくて、

夢を24時間意識しつづけさえしていれば、

私たちの自我がそれを忘れることさえなければ、

勝手に、いつか時の経過とともに、
かたちになっていくものなんですねえ~☆

だって、あなたは不思議に思ったとしても、

あなたが「それ」を感じたり、思ったり、ビジョンにうつしだしたりする、ということは、

「それ」はすでに、存在するものだからなんです!!!


にゃはは~(満面のよゆうの笑み)


だから、人生って本当に素晴らしい!


今はただ、安穏とかまえて、今目の前に現れた
「気づき」(知覚)にしたがっていれば、いいだけなのです!



あとはベルトコンベアー感覚で、すーっと

「夢」の地まで押し流されていきましょう!


さて、ここで「神の恩寵」にまつわる、エピソードをひとつご紹介します。

**


私は、昨日もご紹介した本の著者、アーノルド・ミンデルさんの
某アメリカの政治家とのセッションのエピソードがお気に入りです。

(たぶん、この政治家とは
有名なあの大統領になったかたではないかと、推理する私W)

その政治家は
「聴衆の誰かが自分を殺そうとしているという強迫的な妄想」を抱いていました。


****以下、抜粋***

~彼は誰かが面接室の外に駐車した車の中で、
ラジオから流れる音楽を楽しんでいるにちがいないと考えた。

彼はいわゆる「不良の音楽(ギャングスター・ミュージック)」が聞こえてくるといい、

いつものようにとても恐怖感を抱いた。

彼を殺そうとしている人間が、その音楽を聞いていると思ったのだ。

・・・(中略)・・・

私は、面接室の外から聞こえるものでなくてもかまわないからと、
別のメロディ、すなわち第二の歌を考えるように彼に言った。

するとしばらくして、教会でよく歌った音楽「アメイジング・グレース」が聞こえると言った。

彼は照れながら次の歌詞を歌った。


アメイジング・グレース。なんて心地の良い音。
それは私のような哀れな人間を救ってくれた。
私は道を失ったことがあるけれども、今私は見出した。
見えなかったこともあるけれども、今私には見える……。


私は彼のために、
私は道を失ったことがあるけれども、今私は見出した。
見えなかったこともあるけれども、今私には見える
と繰り返した。

彼は、理由は説明できないが、この歌には胸に迫るものがあると言った。
彼が話題を変える前に、私は小さな物語を語り始めた。

昔むかし、殺されることを恐れている男性がいました。
ある日、この男性は神が助けてくれることを願って教会に行きました。
他には助けてくれるものがなかったからです。
この男性は、神を信じることを学んだ伝道者によって作られた
「アメイジング・グレース」を聞いたに違いありません。
伝道者は次の言葉を歌いました。
アメイジング・グレース。なんて心地の良い音。それは私のような哀れな人間を救ってくれた

このときクライアントは、もはや自分を抑えることができず、
「伝道者の言葉」を聞いて泣き始めた。
クライアントは、
「神の恩寵(グレース)など、一度も信じたことはありません。
そんなことは、一度も私に起こりませんでした。
けれど今、それは起こりました
といった。

彼はほんの少しの間だが、恐ろしい妄想的な空想から解放されたことを語った。

私は彼に物語を語り直し、もう一度「アメイジング・グレース」を歌った。
そして私たちのセッションは終わった。
数年後、私たちが予想しなかったような素晴らしい形で
彼の内的そして外的世界に、神の恩寵がもたらされた



ーーー『プロセス指向のドリームワーク~夢分析を超えて』(春秋社)P223-224より

*********


私はこれをとても美しいエピソードと思います。

いくどとなく感涙しました。


・・・ここで要チェックです。私は感涙したのです。

私は何にこころ動いたのでしょう?

答えは、私もまた「神の恩寵」のすばらしさを愛しているのです。

この政治家のような恩寵を、私の場合は、日々、
感じながら進ませていただくことができているからです。


10年前、「神はなぜかくもいじわるなのか?」

天に向かって怒りのこぶしをつきあげるようにさまよっていた

私とは天と地の差がありますW


その秘密は。。。?


優れた(自分の気に入った)心理療法家のもとで、

「個人の器」を見出し、

ろくろをまわしては、焼いては、こわし、焼いては、こわし。

自分という形をようやくつくることができてきているからです。


そのプロセスで、恐怖も金切声もなかったと言ったら、うそになります。

私のビジョンがうつしだす「夢」に、どれだけあえぎもがき、抵抗したことでしょうか。
哀れな自我が、地団太を踏んだことでしょうか。

そしてようやく今、
自己のレベルも、自我でのレベルも、

ともに、ほほえみをもって、空に浮かぶ太陽と月に

感謝のブーケをトスするにいたったのです☆

(もちろん、これはマリアージュ:結婚を示唆しています。自己と自我の)


みなさまにも、ひとりでもおくのかたに、

この歓喜に満ちた冒険の旅におでましいただくことができたら。

私は喜んでおともさせていただきます。

あなただけのドリームランドへ。

それをこの世でかたちにするために☆☆☆



love & peace














↑オマケ:私のお勉強道具たちは、いつもうっきうき☆

夢をみながら、大好きなこと、興味あること、仕事につながることを、吸収しています。





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